ESL(English
as a second language)資格を保持し、講師として15年のキャリアを持つベテラン、ケリー・キング先生による、英語で「考え」、「討論」する力を磨く4回連続講座<ケリー・キングのThink
& Discuss in English>が盛況のうちに終了しました。
■第4回〜最後にふさわしく白熱した議論の応酬に!
講座の最後となる今回は、英文記事を用いたディスカッションがメイン。 最初のテーマは、How do you
feel men and women compare ?。「日本の男性は受け身だけど、女性はとても積極的!」という意見に対し、「それらの違いは、パーソナリティーの問題であって、男女の性差に関係ないのでは?」という意見が出ると、いつものとおりの白熱した展開に。
またParasite singleというテーマでは、経済環境・家族のあり方・社会制度などの観点から核心にアプローチ。ケリー先生の「親と一緒に住んでいるからパラサイトシングル? なら、私もそうよ」という一言で議論に拍車をかけます。
講座の最後には、ケリー先生から一言。「普段教えている学生と違って、みんな自分の考えを確立しているから、ディスカッションがとても刺激的だった」。
4回連続のこの講座、今回で最後となるのが名残惜しくなるほど、満足いただけたようです。
■第3回〜ライティング、プリゼン、ディスカッション。密度の濃い2時間に!
まずは、国際結婚や企業風土などのテーマについて、自分の考えをまとめるライティング。講座開始前のなごやかなムードが一転、みなさんが真剣に取り組まれ、場はシンと静まりかえります。しかし、まとめのプリゼンでは、いつもの賑やかな雰囲気に。国内と国外の企業を比較するというテーマでは、就業時間・机のレイアウト・上司と部下の関係など、参加者の方が勤務される会社の企業風土があまりに違うので、お互い驚かれる場面も!
最後に、Japanese American & American Japaneseをテーマに議論を展開。ケリー先生の経験も踏まえ、人種差別に対する世代間、日米間の違いについて、またまた熱いディスカッションに。さまざまなテーマを扱った密度の濃い2時間でした。
■第2回〜自然と英語で考え、議論する展開に!
第2回の講座は、How do you know that you are Japanese ?とWhat is that make you Japanese ?のテーマで、自分の考えをまとめ、発表することからスタート。普段、日本語でも考えないことを英語で考えるため、とてもいい訓練となったようです。続いて、参加者が2人1組となりExplain what do you do in a typical dayをテーマに、お互いへインタビュー。パートナーのどちらが料理を作るのか? 皿洗いはどちらがするのか? など、お互いのパートナー事情で盛り上がり、ついつい話が横道にそれる場面も。そんな盛り上がりが、英語で考え、議論する自然な展開を導いているようでした。
講座の後には「テーマ設定がすごくいい」との声が。「英語を話すことに集中するのではなく、自分が伝えたいことに集中できる」という感想は、Think
&Discussという講座の目標を語っています。
■第1回〜実際のビジネスシーンを想定したThink & Discuss
第1回目は簡単な自己紹介と、Homogenious vs Multicultual、What is
Japan ?をテーマにしたプリゼン&ディスカッション、Who can be Japanese ?をテーマにビデオを利用した討論など、すべて英語による実践的な内容。みなさん、最初はやや緊張されていたものの、徐々にリラックスされてきて積極的にディスカッションに参加されていました。とくに、What
is Japan ?のテーマでは、「日本の男性とは?」で大いに盛り上がりました。会社の同僚や上司、パートナーとの体験談など、英語だから話せる(?)、本音の話ができたようです。
■参加された方々
外資系企業への転職を機に英語力のUPが必要な方や、マーケティングの分野で国際的に活躍する将来を見据えておられる方、働きながら土曜日に学校へ通われてMBAを取得された方など、今の英語力に磨きをかけて自分の世界を拡げようとされている方たちでした。