ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第100回 篠原 欣子さん

100 |
篠原 欣子さん
|
|
|
何年か前に、お会いしましたよね
- 篠原
何年か前に、お会いしましたよね。
- 佐々木
はい。2000年に、イー・ウーマン設立まもなく、私どものオフィスにいらしてくださいました。
営業の男性の方々といらっしゃって。当時のイー・ウーマンは、花火を打ち上げたけれど中がめちゃくちゃという時期で、恥ずかしながら、スタッフから、「テンプスタッフの来客は、社長がいらしている」とその場で聞き、「えっ? 社長がいらっしゃっているなら、私も出席します」って、私、失礼がないようにと同席したんです。でも、篠原さんは、何もお話されないで、たしか男性の方がずっとお話になっていたので、「すごいなあ、社長は何もお話にならないで、全部、部下に」って。印象深いです。
- 篠原
違う、違う。あの時は、女性向けのwebサイトを深く理解してなかったの(笑)。何か変なことを言ったらいけない、と思って(笑)。
- 佐々木
そうだったんですか。私は私で、会社があまりにもひどい状態だったので、社長にせっかくいらしていただいたのに何もビジネスにも実らずに、具体的に進まず、お返しできずにいたことがずっと気になってました。
- 篠原
営業が、「佐々木さんっていう素晴らしい女性の方が、イー・ウーマンっていうのを始めて、それは女性のサイトだから」って説明してくれたんだけど、それくらいしか頭にいれてなかったものだから。行ったのは行ったんですけど、あまり変なこともしゃべれないので、黙って聞いていたんですよ。ごめんなさい。でも、あの当時から始められてたなんて、女性サイトの「走り」ですよね。パイオニアですよね。
- 佐々木
実は、ユニカルインターナショナルという会社が私の1社目で、今年2007年で、設立20周年なんですけど、そちらの会社では、既に96年に、日本で最初の日英2カ国語での女性向けのウェブを立ち上げていたんです。ですから私からすると、イー・ウーマンが、サイト立ち上げの2つ目だったんです。
ただ、その後、篠原社長自らが営業に同行されるというのは、いろんなテレビ番組などでも目にしていたので、余計にあの時の記憶が鮮明に。とても驚いたんです、わざわざいらしたので。今でも続けていらっしゃるんですよね。
2/22
|
 |
|
|