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篠原 欣子さん
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今度はアジアの方に
- 佐々木
今、70代になられたとのことですが、お会いしていると、全然そんな風に見えなくてお若いわけなんですけど、しかし今上場するということは、そろそろ経営のあり方を進化させようとか、次のジェネレーションに移していこうとか、今後の長期的な会社のあり方をお考えになったのかと。
- 篠原
ビジョンとしては今、言っているのが、アジアなんです。
私がちょうどオーストラリアに行って、日本に来て始めた頃の状態が、今のアジアの状態なんですね。私どもの会社は、今、日本と、それからアメリカはケリーという、全米2位の派遣会社と提携して欧米はカバーしています。今度はアジア。アジアはこれからですが国によって法律も異なりますので、時間をかけて進出して徐々に広げていきなとは思いますよね。
それと、あと、人と企業ですから、この仕事って絶えることがない。もちろんその時々に姿は変えていきますし、法律も変わりますが、常に市場や世の中の動きを見据えながら進めていきます。
特にこれから力を入れるのは、「子育てをしながら仕事をしたい」といった女性の就業支援ですね。職住接近や短時間の仕事の紹介や、保育園などの育児支援。また、団塊世代への就業支援にも力を注ぎたいですよね。また一方では、スペシャリスト、メディカルやIT、金融など、スペシャリストの育成や派遣も伸ばしていこうと思っています。
- 佐々木
次から次へと、やりたい事がやっぱり出てくるのが、元気の秘密なんですね。
- 篠原
それで、もし私の次の人に続いていって、世界企業として次々とシフトしていったら、と。
19/22
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