自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第2回 松本大さん

win-win

2
マネックス証券株式会社 代表取締役社長
松本大さん

to be or not to be

佐々木

わたしは、何もないところからユニカルという会社を創りました。でも松本さんはゴールドマン・サックスで違いますよね。史上最年少のゼネラルパートナー(共同経営者)に就任され、会社に残ればストックオプションの権利を行使できたと聞いているんですが、そのようなタイミングで、あえて起業という道を選ばれた。というところからお聞きしたいんです。「起業」という決断をされた時、どういう思いでいらしたんでしょう。あちらこちらでお話されているとは思うのですが、ゴールドマンサックスを辞められる時の思いはどんなものだったんでしょうか。

松本

辞める時の思い? あれはですね、きわめてつらい決断でした(笑)。パートナーで、そのポジションは、世界的大企業の中でもかなりのものでした。パートナーというのは所有者でもあり、普通の会社の役員とかに比べても、ちょっと違っていて、ジョブセキュリティみたいなものは高いんです。力もあるし。あとは、「日本人」で「若い」という、稀少価値もあって、ゴールドマンでは、順風満帆とは言わないまでも、かなりいい位置にいたんですね。インテレクシュアル(intellectual

佐々木

あと数カ月いれば、数十億円手にされていたんですよね?そのことは当時知っていたんですか(笑)。

松本

「それも取り損ねますよ」という言われ方でした。事実そのものも知っていました。だから辞めない理由はもう2億個くらい(笑)、数えられないぐらいあったんですよ。一方で、社会環境とか、自分のやってきた金融という仕事とかを考えると、自分はキャピタルマーケットの中で育ってきた。そこで力もついて、認められて成長したと感じていたんですね。一金融人として今やらなければならない、と思ったことがあるわけですよ。

今さら機関投資家でも、債券でもないし、オフラインでもない。そう思っていたんです。そこで、オンラインで、個人向けに、株式関係の仕事をすると決めたんです。もっと言えば、自分を育ててくれたキャピタルマーケットはいいものだと思っていた。マーケットというのはすごく民主的なものなんです。デモクラシーとキャピタルマーケットとは、実は相通じるものがあって、民主的なプロセスでいろんなものが変わっていくものだから。そういう、マーケットって悪いものではないんですよね。

「金融」というのは決して、悪いものではない。そのことをちゃんとみんなにわかってもらいたい。さらに、一日本市民として自分に何がわかるか、自分に何ができるか、ということと、自分は日本の市民であるということを考えると、自分なりに貢献したい気持ちもありました。マーケットの実情というのがみんなに伝われば、それによっていろんなプロセスがもっと民主化してゆくかもしれない。「マーケットっていうのはいいものなんだよ」という考えから、今のこの仕事をやりたいっていう思いが強くなったわけです。ゴールドマンサックスに残るほうにも、起業をするほうにも、両方いい面があって、全然決められなかったんです。(笑)。

1/10

次のページへ

講演依頼

第15回国際女性ビジネス会議 表参道カレッジ e-shopで購入できます
アクションプランナー メロンリペア
e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english