ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第29回 假屋崎 省吾さん

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假屋崎 省吾さん
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それぞれの個性。いいところを引き上げて
- 假屋崎
花と同じで人間にもそれぞれ個性があるわけですよね。いいところもあって、悪いところもあって。悪いところは、なるだけ引き出さないようにして、いいところだけ引き上げようとしなくていけないんだな、と思いながら日夜生活をしているんです。
佐々木さんは、哲学をもって、あれだけの会社を起こされて。どんどん発展させて、周りの方を教育してね。
- 佐々木
教育できないんですよ。教育については、先生にお尋ねしたいと。
- 假屋崎
何をおっしゃるんですか。教育されて、そこからまたプラスを生むようにと、青山の一等地にダーンと事務所を構えて。世界中の人たちを相手に活動をしていらっしゃるから、私にとっては本当に尊敬に値するすばらしい方だと思ってね。こうやってきちんとお話をさせていただけるなんて夢のようですよ。
- 佐々木
それは違います。でもいつもお忙しいのに、ユニカルやイー・ウーマンにご協力いただいて。これは荒垣(担当スタッフ)パワーだと思っているんですよ。
- 假屋崎
ありますね、それは(笑)。
- 佐々木
彼女、すばらしいですから。
- 假屋崎
どうやってそういうすばらしい方々を見抜くの? たとえば、面接をして、この人はいいと思ったときに。
- 佐々木
私なんか、みんないいと思ってしまうわけですよ。採用する時には「この人に命を賭けよう」と思っちゃうんですよ。
- 假屋崎
そこまで思っちゃうんですか?
- 佐々木
ええ、それで失敗することも多々あるんですが。
- 假屋崎
新しい方には、トンチンカンな方もいらっしゃるでしょう? そういう方は、親が駄目なんですよ。親の教育をしなくちゃ駄目だと思います。
- 佐々木
そうですよね。「お母さんに習わなかったかな?」なんて聞いてしまうこともあります。
- 假屋崎
自分だったら気付いたらさっさとやるけど。カッカしてしまってしょうがないから猫のところに行きます。猫を抱きしめて、「プリ、リラ」って言って「バカヤローバカヤロー」って。猫が「そうか、そうか、うん」ってね。やってくれるわけ。それで生き返る。「しょうがない。またやろう」とか思って、やるんですよ。
- 佐々木
私は子どもの顔を見て、気分転換です(笑)。
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