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池上 彰さん
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イー・ウーマンで、毎週ニュース解説! 池上彰の「解決! ニュースのギモン」
- 佐々木
そうですよ(笑)。今回、イー・ウーマンの5周年記念で、「イー・ウーマンと知り合ってどんなプラスの変化がありましたか?」と聞いてみたら、「さまざまなニュースに関心を持つようになった」というようなコメントもあったんです。ですから、私たちはニュースに力を入れたいと。それが、解説をお願いした理由でもあるんです。
- 池上
毎日、夕方になると5本のニュースのランキングが出るでしょ。思わずご説明したくなっちゃって。
- 佐々木
そうですか、ぜひ! 「イー・ウーマン編集デスク」という企画で、毎朝11時に発表する今日のニュースから、投票でイー・ウーマンのみんなが「今日のトップニュース」を決めるんです。
あの企画は私の強い思いがあるんです。今までのニュース番組、まあ現在もそうですが、新聞もテレビもどうしても40代、50代の男性が編集デスクにいて、彼らの目で、業界人の視点でトップニュースを決めてますよね。数あるニュースの中から。
- 池上
なってますね。
- 佐々木
これをなんとか、イー・ウーマンという双方向性のある、リアルタイムの媒体を使って私たちにとってのトップニュースが何かを見てみたいと思って。
- 池上
わかります。そうですよね。働く女性にとってはこれがトップニュースというものがあってもいいわけですよね。働く女性が、選んでいれば、扱いが違うニュースもあるでしょう。
- 佐々木
そうなんです。以前、ポリオの副反応で一時接種が中断したとき、報道機関があまりに小さく扱うので疑問を持ったことがありました。
私たちの視点で毎日ニュースを選び、考える。それも大切なことだろう、と。そこにこれからは、毎週、池上さんが解説をしてくださる。本当に楽しみにしています。どうぞよろしくお願い申し上げます。……本日はありがとうございました。
対談を終えて
フジテレビ「とくダネ!」で、ご一緒するのが池上さんと聞き「え! NHKの人がフジに出るの?」などと驚いたのですが、2005年4月からフリーランスになっていらしたのです。以前NHKで少子化の番組を組まれたときにゲストで出演させていただいていて面識がありました。なにしろ、柔らかい口調で、ニュースを解説してくださる。記者であり、「伝える」プロとして、深く尊敬している方だったので嬉しくて仕方ありません。さっそく対談をお願いし、実現したのです。私にとって対談は難しいものでした。一つひとつのニュースについてお尋ねするのは違うし、う〜ん。しかし、何をお尋ねしても、そのあたりをくんで答えてくださる。心から感謝です。フリーになってさらにお忙しいのです。対談前後も携帯でいくつもの打ち合わせをされていました。ありがとうございました。そして! 嬉しいことに、2005年11月1日から、池上さんがイー・ウーマンで常設コーナーを担当してくださることになったのです!
池上彰の「解決! ニュースのギモン」
〜イー・ウーマンリーダーズの「?」に答えます〜
毎週、旬なニュースの解説が、イー・ウーマンで読めます!
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