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85
『FORTUNE』東京編集局アジア・エディター
Clay Chandlerさん

日中関係を見てみると

チャンドラー

あんなにお金かけてね、グッドウィルを集めようとしているのにね、靖国神社の訪問をすることによって、影響がゼロということになってしまうんですね。

もちろん、マクロとミクロの違いもあるんですが、中国の地方をまわってみると、建前として日本は嫌いだ、ということを言っている人もいて、で、個人的なレベルでは日本の友達がいる人はたくさんいて、私も奨学金で日本に行ったことがある、とか、大学で日本語を勉強した人とか、随分いますけれども、そういった中国人たちでさえ、現在の中日関係の中では、なかなか日本に対する、本当の温かい気持ちを言えなくなってしまっているわけなんですよね。

佐々木

それは、日本が中国の国民に対してアピールが足りない、ということでもあるわけですか?

チャンドラー

両サイドに問題があるとは思うのですが、ひとつの問題は当然、中国は歴史をあまり正しく教えていない、というのがけしからんですよね。教科書の中に出てくるいろいろな表現の使い方を見ても、絶対おかしいですよね。その、ブレインウォッシュ(洗脳)に近いプロパガンダですよ。

そして、それは、北京の中央政府の人たちにとって、ある種のメリットがあるのですが、この頃誰も、共産主義のことを信じないので、信じなければ、なぜ現役の指導者を支持する必要があるのか、という問題になってくるんですよね。

ですから、指導者が逆に、一辺倒な愛国心を作り上げるのに、そういうそのプロパガンダを使ってね、他の国に対する、何というか……。

佐々木

敵を外に作って、国民の目が他国に向いていれば自分たちが責められないだろう、つまり少しは今のままでいられる、という中国政府の考え方。

チャンドラー

そうそう。だから自信がないからこそ、こういう変な教科書などの、教育の制度を導入しているわけで、非常に両方の関係が歪められているという気がするのです。でも逆に日本も、非常に、あらゆるばかばかしいことをやっている、という気もしますよね。

佐々木

ばかばかしいことって?

チャンドラー

靖国神社の問題にしても、例えば、日本の企業の中国国内での宣伝の仕方もそんなに上手じゃないし。なんだか当たり前のマナーとか中国人の意識とかを無視してやっているという。まるで、アメリカ人が日本にやってきて、靴をはいたままで、誰かの家に入っちゃうっていうような感じと同じで、見ていて、「知らないの?」っていう感じがしますよね。

佐々木

日本は中国に対しても、国連に対しても、その他さまざまな国にお金は出しているのに、発言権も、存在感も、尊敬も受けない。なんらかのアピールをすればいいのにって、見ていて歯がゆい感じもするのですよね。信頼されていない感じがするんですよね。

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