ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第93回 増田 明美さん

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増田 明美さん
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学校訪問もしています
- 佐々木
増田さんのホームページを拝見していたら、学校訪問をされていて、面白いなと。見たら、私の母校にも行ってくださっていて。
- 増田
そうですか? どちらですか?
- 佐々木
横浜国大附属横浜小学校なんですけど。今は名称が変わっていますね。
- 増田
伺いました。2002年10月です。1年生、2年生にも、学校に全くクラスの垣根がなくて、オープンスペースでとても開放感がありました。大らかさがあってよかったです。子ども達のレベルが高いっていうんでしょうかね。とてもスマートな子どもが多かったのが印象的です。
- 佐々木
学校訪問をしようと思われたのは、何がきっかけだったんですか? 長く続けていらっしゃいますものね。
- 増田
そうですね。子ども達の体力が低下しているというようなデータが審議会で挙がったんですね。それは、スポーツ・青少年分科会の方なんですけど。それで現場の声を聞きますと、子ども達の体力が昭和60年をピークにずっと下がっていて、中でも、投げる力と走る力が衰えている、と。
その数値が極端に低いんですね。現場の声のなかには、例えば、体の敏捷性がないので、転ぶ時に幼児が手をつけなくて、顔から転んでしまうとか。あと、ソフトボールを投げようと思っても、筋力がないので手首からポロリと下に落ちてしまう、というのが挙がったんですね。それで実際どうなのかな、と思ったところがきっかけです。
それと私は、大学の方では、今、学生と接しているんですけれども、佐々木さんのように小さな子どもがいるわけではないので、小学校のことが分かりませんから、ちょっと足を運んで校長先生や先生方に様子を伺いたいなと思って。去年は3校に伺いました。
- 佐々木
レポートを拝見すると、訪問といっても、授業を参観するだけでなく、実際に子ども達といろいろ運動をされているんですね。
- 増田
走ったり、サーキットを行ったり。
- 佐々木
サーキット?
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