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ネットに生きる純愛たち 大平健さんインタビュー

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難しくなってしまった、現代の恋愛

愛に憧れつつも、愛に絶望している。そんな若者が増えている理由を求めつづけていたという大平先生。先生の著書『純愛時代』(岩波新書)によると、その矛盾した状況が生まれた背景には、「二つの自分」の存在が影響を及ぼしているという。

大平健現代の僕らは「自分」というものの考え方が独特で、純愛を受け容れやすい構造があると思っています。以前オリンピックで、女子マラソンの有森裕子さんが2位に入りましたよね。金メダルではなかったので、彼女はがっくりしてるのかなと思ったら、にこやかに、「自分で自分を褒めてあげたい」と言った。みんなあの言葉に衝撃を受けて、あの年の流行語大賞にもなったし、教科書にも載りましたよね。

あの言葉には感動しました。何で感動したかというと、僕らは普段「自分で自分を褒める」ことがほとんどないでしょう? 大抵自分のことを嫌に思ったり、嫌いだったり、もう少しよくても自分を叱咤激励するくらい。「よくやった」と褒めることはなかなかないわけですよね。だから胸に染みるところがあったのでしょう。

「自分で自分を褒める」「自分で自分を嫌になる」というのは、日本語としてはおかしいかもしれません。というのは、あの言葉の中において、「褒めている自分」と「褒められてる自分」が両方いるわけですから。有森さんの場合、実際走ったのはどっちなのかというと、「褒められたほうの自分」が走っていて、「褒めたほうの自分」は監督のような立場に立っており、現実には走ってないわけですよね。

ほかに例を挙げてみると、僕らが仕事に失敗して嫌になって「ダメだなお前は」って自分で自分に言い聞かせる時も、実際に失敗したのは「ダメと言われているほう」であって、「ダメ出しをしているほう」はその仕事をしていません。

つまり僕らには自分というものが二人いますが、そのうちの走ったり、仕事をしたり、恋愛したり、セックスしたりしている現実の自分は意外と発言していない。発言しているのは、そういうことに従事していない自分。で、どっちが本当の自分なのかっていうと、どっちだと思います? そう、「褒めている自分」「ダメ出ししている自分」が「本当の自分」なわけですよ。

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