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人生のパートナー
本当に自分が信じるパートナーである、「人生のパートナー」がいる人といない人。人生のパートナーの有無が、セックス・フレンドの有無に関係あるのだろうか?
さっき、一夫一妻制が崩れかかっているって言ったけど、それでも誰か一人と恋愛して、その延長線上に結婚があって、末永く結ばれたいと思ってる人は多いと思う。僕自身もそう思ってます。(ビシっと)
幸せなことに、僕は年齢がいってから、本当に自分が信じるパートナーとめぐり会って。籍は入れてないけど事実上結婚してるのと同じ状態です。そのことを、まわりも両方の両親も親戚一同も認めてくれています。幸せな状態にいると思ってます。だから今、誰かほかの人と恋愛をするとか、酔っ払ってセックスをしてみたいとか、って思うことはとくにないですね。昔はいろいろあったんですけども(笑)。
過去にいろんなことがあったから言えるのかもしれないけれど、人はどこか本当のパートナーを求めていると思います。そういう意味では僕は、家に帰って「おーい、メシ」というタイプではなくて、人生のパートナーが欲しいと思っていました。
たとえば、僕がイー・ウーマンで書いていることは、自分のパートナーに全部読んでほしいし、もちろん舞台は全部観てほしい。彼女の仕事についても、一番よく知っている人間のひとりとして、僕がサジェスチョンしたりコメントしたりすることができると思ってるし。どんな場合でも僕は自分のパートナーにそれを求めてきたつもりです。
でも、家に帰って奥さんがごはんを作って待っているだけの状態だと、それ以外のものがほしくなるかもしれないな、とは思います。また、違う意味では、性的な肉体関係でなくても、仕事上のパートナーと密度の濃い時間を過ごした時は、性的な関係に近いような幸福感を得られることもあるし。かっこいいこと言ってますが、ちょっと大人になったので、昔と違ってそこから先に踏み込まないようにしようと思ってるだけかもしれないですけどね(笑)。
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