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- 中井
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でも、ビタミンCだって、お店に行くとC100とかC1500とかいっぱい種類があるじゃないですか。どれを選べばいいですかと聞いても、お好みやご予算に合わせてお選びくださいとか言われますよね。じゃあ、毎日どれだけビタミンCを取ればいいのと思ってしまう。
- 石川
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それも実は人によって違うんです。たとえば、煙草を吸っている人と吸わない人でも違いますし、ストレスのかかり具合によっても違う。
- 中井
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それはどこに行けば診断してもらえるんですか?
- 石川
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残念ながらないんですね。だから、自分に合ったものを自分で見つけるために、何がどのぐらい自分には足りないのかを一回はじき出す必要があります。季節によっても違うので、四季ごとにそれぞれ割り出す。一度パターンを割り出してしまえば、かなり効果的に無駄なくサプリメントを買えるし、食事も無駄が出てきません。好きなものを食べて、サプリメントでこの部分を補えばいいという使い方ができる。それをやるかやらないかで、大きな差が出るんですよ。
- 中井
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年を重ねると差が出るんでしょうね。
- 石川
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それもありますが、一番わかりやすいのはお子さんです。栄養学に基づいた食事をきちん食べているお子さんは成長に大きく関与するし、アトピーなどにもなりにくい。よく、「うちの子をスポーツ選手にしたいので、牛乳をたくさん飲ませてます。骨を丈夫にして背も高くしたいんで」と、カルシウムばっかり取らせているお母さんがいます。これだと実は大変なことが起きてしまう。カルシウムばかりを取ると、カラダの中のマグネシウムが減るんです。
- 中井
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カルマグという、両方が入ってる牛乳をうちでは飲んでますけど。
- 石川
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それはOKなんです。でも、今まで日本ではカルシウムのことばかりが言われ、マグネシウムに注意を向けたのは最近のこと。じゃあこの2つを取れば背が伸びるかというと、実は全然伸びないんです。骨は丈夫になりますが、背を伸ばすには、ビタミンB6、亜鉛、ビタミンB12が必要です。
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