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- 石川
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わたしが一番言いたいのは、みなさんにどうやって栄養学を自分なりに考えてもらえるかということですね。自分にとって何がいいのかを早く見つける方法、栄養チェックでもいいですし、いろんな本を読んで当たっていくのもいいでしょう。
少なくとも、隣の人と一緒ではないということは、はっきりと知っておいていただきたい。自分はカラダのどこが弱くて、どの部分が食事で足りないか。それを早めに知ると知らないでは、大きな差が出てしまう。それだけ伝えられれば、わたしは何の悔いもありません。
- 中井
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話が大きいですね(笑)。でも、ほんと、大きいことなんですよね。カラダは食物でできているし、習慣でカラダは変わるし。飲んだらやせるなんてものはないんですよと。
- 石川
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ダイエットなんて簡単なはずです。使うエネルギーと取るエネルギーのバランスですから。
- 中井
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頭ではわかるんですよ。でも、食べたいものをあきらめる、何かを我慢するということに我慢ならないんですね。それは精神の問題ですかね?
- 石川
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ええ。それはねえ、根性というか(笑)。でも、それがまさに生活習慣の問題です。
- 中井
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古田と結婚した時に、長島茂雄監督を知っているという人から監督が書いた色紙をプレゼントしてもらったんですけど、そこには「人生は習慣の織物である」と書いてあった。「なんじゃ?」と思って、その時は気に止めていなかったんですけど、最近ちょっとわかってきました。習慣というものが人の生き方をつくるし、性格もカラダもつくるから、気を付けなさいというメッセージだったんですね。人生は習慣の織物、そして、カラダは栄養の織物だと。よくわかりました。
さて、時間が来ました。この辺で会場から質問をどうぞ。
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