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第10回(4) 2006/01/17
中東問題とは何か
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<3ページ目からの続き>
世界はユダヤ人に同情した
……第二次世界大戦が終わると、ユダヤ人の悲劇が明らかになります。生き残ったユダヤ人たちは、「国を持たないから、こんな目にあう。自分たちの国を建設しよう」と考えるようになりました。どこに国を建設するのか。そうです。神から与えられた「約束の地」にです。ユダヤ人たちは、続々とパレスチナに移住を始めます。
世界も、ユダヤ人の悲劇に同情し、ユダヤ人がパレスチナに国家を建設することを認めるようになります。国連が、パレスチナを「ユダヤ人の国」と「アラブ人の国」に分割する案を採択したのです。
ユダヤ人たちは、この国連案を受け入れて、1948年、イスラエルを建国しました。
新たな悲劇が始まった
しかし、周囲のアラブ諸国は納得しません。ユダヤ人の王国がなくなり、ユダヤ人たちが去ったパレスチナには、その後、イスラム教を信じるアラブ人たちが住み着いていたからです。ここに突然、異教徒の国家が誕生したことに怒ったアラブ諸国は、イスラエル建国の翌日、イスラエルに攻め込みます。これが「第一次中東戦争」です。
戦争の結果は、イスラエルの圧勝でした。建国すれば戦争になると覚悟していたユダヤ人たちは、大量の武器を買い込んで戦争に備えていました。第二次世界大戦中にヨーロッパで兵士として戦争経験を積んだ者も多く、戦車まで持っていたイスラエル軍の前では、馬にまたがって剣を振りかざすアラブ人部隊は勝負にならなかったのです。
戦争の結果、イスラエルは、国連が「ユダヤ人の国」と定めた地域をはるかに超える領土を占領しました。「アラブ人の土地」まで占領したのです。 こうして、新たな悲劇が生まれました。パレスチナに住んでいたアラブ人が、流浪の民となったのです。「パレスチナ難民」の誕生です。
これが「土地争い」の始まりです。話がすっかり長くなりましたね。続きは、次週にいたしましょう。なんだか『千夜一夜物語』みたいですかね。
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