エネルギーの無駄遣いをやめても、エネルギーを創る際に大量の化石燃料を使用し続ける限りCO2削減は難しい。そこで今、非化石燃料の新エネルギーへの注目が高まっています。新エネルギーには、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、雪氷熱利用、天然ガスコージェネレーション、燃料電池など、さまざまな形態があります。
松下電器グループでも、地球温暖化防止に寄与する省エネルギー・新エネルギー事業の一貫として、太陽光発電や風力発電システム、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの開発に取り組んでいます。たとえば、風力・太陽光利用システム、ハイブリッドタワー「風かもめ」。風向きに関係なく低風速の風で起動し、かつ低騒音で高い安全性のサボニウス風車に、太陽光発電モジュールを取り付けた街灯は、2001年に製品化され、パナソニックセンターでも稼動しています。
※この記事は2003年掲載時の内容です