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第12回国際女性ビジネス会議リポート:分科会

成長機会の創出 〜リーダーシップをとる〜
(篠原欣子 / 小林いずみ / 伊藤麻美 / 佐々木かをり)
この分科会では、2つのリーダーシップを考えていきました。一つは、「自分自身の人生のリーダーシップ」をどうとるのか、目の前の成長機会をどうとらえるのか、という視点。もう一つは、組織で部下を成長させるためにどのようなリーダーシップをどうとっているのか、です。講師は、メリルリンチ日本証券社長の小林いずみ氏、テンプスタッフ社長の篠原欣子氏、日本電鍍工業社長の伊藤麻美氏、そしてファシリテータとしてイー・ウーマン社長の佐々木かをり氏という4名。会場に集まった 経験豊かな4人の会話に引き込まれていきました。

小林いずみ氏
メリルリンチ日本証券
代表取締役社長
最初に、「自分にとって、どんな成長機会があったのか」を述べながらの自己紹介で始まりました。小林いずみ社長は、学生時代のヨット部での体験から話されました。20歳のときに南太平洋に3ヶ月行ったクルージングからの体験が、自信や挑戦につながったこと。また、メリルリンチ日本証券での海外経験から学んだ自立の力も大きな成長機会であったこと。
篠原欣子氏は、結婚、離婚、恋に破れたなどの体験から「このままでいいだろうか」と迷いながら、無鉄砲にも、まだ海外に出る人が少ない中でヨーロッパに出て生活したことが、思考の幅が広がったと、話されました。

篠原欣子氏
テンプスタッフ
代表取締役社長

伊藤麻美氏
日本電鍍工業
代表取締役
伊藤麻美氏は、一人っ子の自分が、母を20歳、父を23歳で亡くし、そこから成長したこと。悲劇のヒロインになることを選択せず、親の死を感謝さえして、それを自分を成長させるトレーニングと捕らえて日々を送ったことを、分かち会ってくださいました。
ディスカッションの中では、自分自身で生きていくのか、パートナーの収入で食べていくという選択肢を持つ女性が多い中、「自分が、自分の生命を維持すること」に向き合ったことから、成長が始まったという小林氏のエピソードや、「チャンスかどうか、その瞬間はわからないが、与えられた環境をすべてプラスと捕らえてすすめる」こと、「そのときは不満でも、与えられた環境に感謝して、前に進めるかどうか」という伊藤氏の発言など前向き思考がリーダーシップの原点と思われる発言がたくさんありました。そして何より、篠原氏の楽しい会話に会場が引き込まれていきました。
400人近くの参加者の熱気溢れる会場との、対話の時間も充実していました。ファシリテータの佐々木氏が質問を取り始めると、会場から一斉に多くの手が上がります。「自分がリーダーだと思った瞬間はいつか。その当時の自分に今言ってあげるとしたら」「リーダーの自分の得意なこと」「部下を成長させていくために、心がけていること」「自分を成長させるために、今意識的にしていることは何か」「リーダーとして意思決定のときに一番重要視していることは」「経営者は孤独だとおもうが、メンターはいるか。どんなふうにメンターに関わってもらっているか」などなど。

佐々木かをり氏
イー・ウーマン/ユニカルインターナショナル
代表取締役
「リーダーはタフでなくては、いけないか?」という質問には、「社長はダメ人間だけど、助けてあげようと思われているのではないか」と篠原氏が答えると、「肉体はタフである必要がある」と小林さん。「アメリカのリーダーシップ研修で、完璧なリーダーだと、部下は支配されていると感じてしまうから、弱さを見せることが大切と習った」と続けます。ファシリテータの佐々木氏、「タフとは、やわらかいこと。硬くなっていると、ストレスに弱く、壊れやすいが、やわらかければ、形を変えながら対応できるから。つまり、フレキシビリティ」と加え、みなうなずいていました。
とにかく、講師全員、共通項がいっぱいありました。常に前向きである、楽天的であるということ。どんな状態でも、解決策を見つけることに、パワー全快。「部下が面白く感じる手伝いをする」のがリーダー、と小林氏が最後にメッセージを述べると、篠原氏は「まず自分が一生懸命やる」。そして伊藤氏は「相手の立場になって考えること」と、それぞれ、会場いっぱいのリーダーたちに分かち合いをして、あっという間の充実した90分が幕を閉じました。

本分科会に参加して 〜イー・ウーマンリーダーズ体験リポート〜

「この分科会で一番印象に残ったのは、とにかくスピーカーの方々が、チャーミングだったことです。特に篠原さんは経験や想いが詰まった、でも微妙に質問をかわしているような独特なコメントをたくさん披露され会場を和ませていました。『自分が素敵と思える人間になりたいという意識をもっていく』という小林さんの発言がありましたが、そうやって人間的な魅力、柔らかな包容力を磨かれてきた結果なのだろうと感じました。
共通していたことは、いかに人とのつながりを持つかが一番重要だという発言でした。一方で『弱いところを見せるからみんなが助けてくれる。完璧なリーダーは要らない。』『一生懸命やったので、社員が助けてくれただけ』という発言からは、謙虚さだけでなく、リーダーとしてのひたむきさ、真剣さ、前向きでへこたれない強さがひしひしと伝わってきました。一生懸命になる意志の力、そして自分の弱さをさらけ出せるほど仲間とコミュニケーションを深めることの重要性。特別なことではないけれど、これを理解して実践しているからこそ彼女達は魅力的なのだし、またリーダーたりえるのだと感じました。
フロアにいたダイエーの林文子さんも『最後は人。コミュニケーションを取ること。むきあうこと、むきあうこと』とコメントされていました。強い意志を持ち、また人間対人間として相手の立場になって考え喜びを分かち合うことは、リーダーでなくても身につけたいことですが、自分にはまだまだ上手に実践できていないと感じます。
彼女たちの姿をビジョンに描きつつ、とにかく一生懸命に物事に取り組みながら、人とのつながりを意識して対話を重ねていきたいと思っています。」(リーピチープさん)


「一番印象に残ったことは、篠原さん、小林さん、伊藤さん及び佐々木さんの全員が、特別な才能(性格も含めて)や幸運に恵まれたということのみで、社会のリーダーとして成功されたというのではないのだということです。 厳しい局面を迎えたときに、「絶対に負けない、今にみていろ」と胸に秘め、背水の陣で弛まず前進し続けてきて、現在の皆様がいらっしゃる。又、皆様に共通しているのが、明るく前向きに人生をとらえるということ、多くの人と関わっていこうと努力されていることです。
そして印象に残ったもう一つのことは、会社が苦境に立たされたとき、自分のことより社員の皆さんのことが心配でならない時に、ご自分がリーダーであると自覚されたということです。 私は女性が殆どいない男性中心の会社で、不当な処遇、理解者のいない孤独な環境で仕事を続けるうちに、諦めの気持で毎日を過ごしていました。でも、今回の分科会に参加して、私でも変われるのではと思えました。先ずはどんどんと人に会っていき、社外でも志を同じくする友人をふやすこと、何があっても前向きに、嫌な顔をされても言うべきことは主張することを決意しました。」(fuguさん)


「パネラーの篠原さん、小林さん、伊藤さんのお三方に共通していたのが、芯の強さ、女性らしいしなやかさ、人間としての真っ直ぐな部分だったように思います。このお三方は、業界もご経験も、全く違うキャリアをお持ちですが、佐々木さんから投げかけられる質問に対する返答が共通していたのには驚き、また基本的に大事な部分は一緒なのだと確信しました。印象深いところで例を挙げると、成長のきっかけは、全員が、自分自身への不安、逆境に立たされた、悩みを抱えた、という、いわゆる「ピンチ」であった事。そして、リーダーの素質に関しての質問では、ご自身を飾らず、色々な人に聞いたり、弱さを見せたりしながら一生懸命やっていたら、社員の方がついてこられた、との事。
内容ももちろんの事、本音で熱く語ってくださるお姿から、通常の業務内でも仕事に対して、部下の方に対して、真正面から向き合っておられるであろう事が伺われ、私自身もこうでありたいと思いました。
私の胸に一番響いたのは、夢やビジョンを持ち、常に前向きでいること、そして、そのためにはまず、自分のあらゆる面を自分自身が真正面から受け止めるということです。何か難しい局面にぶつかった時、色々な人に意見具申をしても、最後の決断の時に後ろから後押ししてくれるのは自分自身の信念だと、お三方のお話の中から感じました。そして、見ず知らずの私たちオーディエンスに対し、真摯にご返答くださるお姿を見て、自分もいつか経験を積んだ時には、悩んで方向性を見失った女性に何か解決の糸口を見つけるためのヒントを差し上げられるような、そんな余裕のある女性になっていきたいと思います。」(愛、感謝、夢、笑いさん)


「大変内容の濃いセッションであり、刺激的な時間となりました。与えられた状況をどうプラスに生かしていくのか、ということは言葉で表現すると大変綺麗ではありますが、実はかなり困難なワークを伴う現実であり、そこを這い上がってこそ自身の成長の機会であるということを、それぞれの講演者のお話から学べたと思っています。
今現在、困難な状況にいる(?)私には大変に参考になり、講師の体験談は心に響きました。それにしても皆様全員がパワフルであり、異口同音に「くよくよしない」「前向き」「楽天的」という言葉がでてくるところはさすが! です。ものの考え方や性格はすぐには真似ることはできませんが「ピンチはチャンス」「成長の機会」とおまじないのように自身に言い聞かせていこうと思いました。」(ANJさん)


「一番印象に残ったことは、成長機会は「ともかくやってみること」で創出され、自信のなさ、経験のなさ、お金のなさは状況を避ける言い訳にはならず、逆にそれをさらけ出しながら、やり遂げることをコミットメントすることが、リーダーの強さでもあると知りました。 また、状況を選ぶときには「将来の選択肢が増える方」を選ぶという基準は新鮮でした。効果が高く実行できるものから着手していくことが何よりだと考えていた自分は、短期決戦型で長期の視点に欠けていたことに気づけました。今後に活かしたいと思ったことは、これまでに欠けていたのは、周囲と未来への2つの視点でした。まずこの視点から状況をみることを自分に課したいと思います。そして仲間に打ち明けいろいろ共有できるよう働きかけること。 全力で取組み成果も出してきたという自負はありながら、これという核が自覚できない自分にずっと苛立っていました。私は常に自己完結で自信や経験不足を自覚しながらも自分のリソースだけでやり遂げようとしていました。ある経験は次のきっかけを連れてきてくれるけれど、着手するときは一からやり直し、と思っていたので蓄積されるものも乏しかった。「自分で今」ではなく「皆でこれから」を考えて行動できるリーダーになりたいと思います。」(amingさん)


「この分科会に参加してまず感じたことは、佐々木さん、篠原さん、小林さん、伊藤さん、4名の方々が颯爽としていて笑顔がとても魅力的なことでした。皆さんそれぞれに、倒産の危機やリストラする側といった厳しい・苦しい環境に置かれながらも、「ピンチはチャンス!」と逆境を前向きに捉え、乗り越えられてきた精神的な強さに感動するとともに、皆さんに共通していたのは、「ポジティブであること」・「フレキシブルなこと」でした。そこに人は惹きつけられるのだと確信しました。
分科会は、「自分自身の成長のため」と「部下の成長のため」の2つの視点におけるリーダーシップについて考えるというものでしたが、「自分の成長」にも、「部下の成長」にも共通していえることは、「環境が成長させてくれる」。だが、成長できるかどうかは、“与えられた環境をいかに自分がチャンスに変えていかれるか、フルに活用していかれるか”、部下に対しては“チャンスを与えられるか、任せて育ててあげられるか”ということだと思います。
「誰にでもチャンスはある。その時はチャンスかどうかはわからない。だが、特に、危機に直面した時、与えられた環境をいかに前向きにとらえ、プラス思考の考えにもっていかれるか。そこに成長がある。」ということです。
“任せられることで人は成長し輝くことができる。” これは、任せられることで自分自身が成長し輝くことと、部下に任せることで部下の成長を通してまた自分自身が輝くことができるということがいえると思います。
私もこれから先、いろんな課題や困難にぶつかることもあると思います。でもそんな時には、「自分を成長させる良い機会だ」と前向きに考え乗り切っていきたい。そして、皆さんのような輝きをもった魅力的な女性になれるように、これからも今まで以上に、1日1日を前向きに楽しく過ごしていきたいと思います。貴重な講演をどうもありがとうございました。」(柴田 定子さん)


「4名の講師の方々は業種や背景がかなり違いますが、共通していると感じたのは「事ではなく人を重視している」「内から元気である」ということです。当然のことですが、この二つはリーダーには不可欠であると改めて感じました。何事も柔軟に臨機応変な対応(佐々木さん)、笑顔で元気なあいさつ(伊藤さん)、ピンチはチャンス!(篠原さん)、日々を楽しいと思えるか(小林さん)、このようなことをリーダーである講師の方々が実践されていると聞いて、さっそく私も取り入れます! 日々を楽しいと思えて、ピンチはチャンスと切り替えることは実践している気がしますので、ふにゃふにゃな柔軟さと笑顔で元気なあいさつがを心がけます。
会場の後方にいらしたダイエーの林さんが「最後は人です」とおっしゃっていたのが印象的でした。ロビーでお会いしたとき「あなた今年も来たのね」と声をかけていただき覚えていて下さったことに「人を重視」されているのを実感しました。
この会議は毎回、半端じゃない数のポジティブウーマンに出会えるので私もポジティブを共有したいと思っていましたが、このセッションに参加して私も他の参加者も、さらにポジティブがパワーアップしたと感じます。」(清水貴子さん)
【関連リンク】
「小林いずみさんとのwin-win対談」
「伊藤麻美さんとのwin-win対談」
「篠原欣子さんとのwin-win対談」
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