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リポート: 中村真愛さん
(クアラルンプール在住)
お買い物は“KEMBARA”で
妻の専用車として購入したばかりのわが家のクルマ“KEMBARA(クンバラ)”です。“KEMBARA”とはマレー語で「冒険」という意味。7年ぶりの運転再開のため運転のしやすさから、車高の高いこの車種に決めました。街で出会う“KEMBARA”のドライバーのほとんどが女性です。当地ではいわゆるお買い物用のクルマのようです。
自由に移動するために
マレーシアでは、公共交通機関でどこへでも容易に行けるというわけではないので、クルマがないととても不便です。
クアラルンプールではタクシーの台数が非常に多く、料金も格安(初乗り料金2リンギット=約64円)ですが、時間帯や行き先によっては乗車拒否をされたり、高い料金をとられることもあり、自分の都合に合わせて自由に動くためには、やはりマイカーが必要です。
減価償却率約10%、車検制度がない
輸入車に高い輸入税が課せられいるため、自家用車のほとんど(80%)が国産車メーカー(プロトン社とペルドゥア社)のクルマですが、なにせ車種が少ないため、信じられないくらいに、街中同じクルマだらけです。
クルマの売却の際に価格があまり下がらないため(年に約10%の減価償却率)、中古車の売買が盛んで、クルマの購入は簡単ですが、日本のような車検の制度がないため、中古車購入時には状態をよくチェックする必要があります。
また、「カーナビ」がないので、とても複雑なマレーシアの道路(特に高速)をスムーズに走るためにはかなりの経験が必要です。
わが家のクルマについて
夫のクルマ……カンパニーカーなので、購入費・ガソリン代・維持費などすべて会社持ち
妻のクルマ……個人で購入
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