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曲を書いているときには、「忘我の状態」ということがあります。それくらい集中して初めていい曲ができるんです。こうすれば受けるだろうかとか、邪念があるうちはまだまだ。ギリギリまで集中しているとそういうことも忘れちゃうし、苦しいときは自然の助けもあるし。でも、よほど切羽詰まらないと自分をそこまで追い込めません。締め切りがないといつまでたってもやらないんです(笑)。
アルバムのミックスが終わった次の日などは、「あー終わった!」ってすごく解放された気分になるけど、1週間ぐらいでまた次の何かが始まります。365日、ずっと宿題を抱えているようなもんですよね。でも、好きでやっていることだから、程よい緊張はあってもストレスは感じません。
変な話、ギャランティーの高い仕事ほど、それがいい意味でのプレッシャーになります。お金がすべてじゃないけれど、お金は一つの指針になっていると思う。ギャランティーの高い仕事ほどプレッシャーも大きく、ものすごく集中します。でも、そういうプレッシャーがないと、跳ね返すパワーも出ないんじゃないかな。
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ハーモニーインタビュー:大貫妙子
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