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会議番号:1695

小泉首相が勝てば日本の政治は良くなる？

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【開催期間】
2005年08月29日より
2005年09月02日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

藤田正美　『ニューズウィーク日本版』元編集主幹

小泉政権が成立したのは、4年前の2001年4月でした。その年の9月11日に世界が震撼した同時多発テロが発生し�……

議長コメントを全文読む

1日目の円卓会議の議論は...

小泉政権が成立したのは、4年前の2001年4月でした。その年の9月11日に世界が震撼した同時多発テロが発生しました。そして4年後の9月11日。日本の政治が大きく転換することになるかもしれない総選挙が行われます。この選挙は、小泉首相は「郵政改革に賛成か反対かを問う選挙」と呼んでいます。そしてもし自公連立で過半数が取れなければ退陣すると明言しました。

民主党の岡田代表が言うように、日本の課題は郵政だけではありません。しかしこの選挙は、1つの改革のテーマを主戦場にしているのは事実だし、民主党がそこに対案を出さなかったばかりに選挙に出遅れたのも事実です。そして民主党は劣勢を挽回するために、公開討論会を小泉首相に呼びかけています。もし公開討論会が実現すれば、この公開討論会はきっとテレビで中継されるでしょうから、何かアメリカの大統領選挙を思わせます。

小泉首相が日本の政治スタイルを変えようとしているのは確かなことだと思います。派閥力学の上で選ばれる自民党総裁。そして総裁になったとたんに、有力派閥からコントロールされるというのが今までの形でした。小泉首相は、国民の圧倒的支持を取り付け、それを武器に派閥政治を退けてきたのです。

ただ、その方向性で本当に正しいのかどうかは議論がわかれます。単なる劇場政治だという人もいるし、いちおう改革は進んでいると評価する人もいます。さて、皆さんは今回の総選挙でもし小泉首相が勝った場合は、日本の政治はさらによくなると思いますか？　ご投稿をお待ちしています。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹


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