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今週のテーマ
会議番号:1709
訪ねてみたい名作の舞台はありますか?
投票結果
82
18
601票
133票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年09月12日より
2005年09月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
松本侑子 作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
夢いっぱいの投稿、どうもありがとうございます。 ダイアン・レイン主演の映画『トスカーナの休日』、離婚……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
目を閉じると景色が浮かび (春水・東京・パートナー有・39歳)
カナダの「プリンスエドワード島」です。赤毛のアンを子どもの頃に読み、創造力豊かなアン、今日の失敗を恐れずに前向きに生きていくアンの姿に感動したのを覚えています。「今日、失敗しても明日は真っ白な一日が始まる」と名言するアンの言葉は私にずっとついてきています。それから何年も経った高校1年の時に小説「赤毛のアン」を読み尽くしました。そして成長した私は成長したアンも好きになりました。小説の中の景色の描写もとても素晴らしいです。目を閉じると行った事もない場所なのに、私のまぶたに「輝く湖水」や「桜の並木道」が浮かんできます。アンがギルバードと結婚して子どもを持つ前は子どもに「赤ちゃん言葉を使うなんて信じられない」と言っていたのにリラが産まれたときには、すっかり赤ちゃん言葉で「ママでちゅよ」になっていたのには笑ってしまいました。しかし、今度は私も子どもを持って子どもに話しかける時に、アンと同じになっていました。その時はアンとすごく近い友人の様な気持ちになりました。3年前から高校の時の友人といつかカナダに行こうとコツコツとお金を貯めています。私はその友人とはアンとダイアナの様に、ずっとお付き合いしています。今年、彼女は初めてママになります。きっと彼女も「ママでちゅよ」になるでしょう。そしてアンの所に行く日は延びてしまいましたが、2人で行く日を楽しみに夢みています。
まるで主人公になったよう (みいや・香川・パートナー有・42歳)
この夏、小豆島に行ってきました。『二十四の瞳』の舞台です。本を読んだりテレビで見たりそれは感動しましたが、実際現地に行ってみると、まるで自分が主人公になったかのような感動をおぼえました。いずれはハイジのスイスに行ってみたいです。
自分の青春時代と重なり (kutsuko・青森・パートナー無・38歳)
尾道です。大林監督の『転校生』の舞台となったところで、その他尾道三部作や新尾道三部作などもあり、ずっと行ってみたいと思っていました。『転校生』は自分の青春とちょうど同じ時期だったので、きっとあの頃の気持ちになれるかな……などと思います。
あの場所に立ち (lovesnow・山口)
ヨークシャー州の一寒村(イギリス北部)のヒースの丘を舞台にした『嵐が丘』。その主人公のヒースクリフに憧れました。その不毛の地に立って、自分の過去を振り返ってみたいです。そして、アメリカ南部アトランタの『タラ』へ。そこで、あの有名なセリフを暗唱しながら、明日からの仕事や人生のリフレッシュができれば最高です。
親友と一緒に (ryuchan・神奈川・パートナー有・38歳)
中学のときに『赤毛のアン』を読んでからずーっとプリンスエドワード島に行きたいと思っていました。それから20年あまり、まだ実現できてはいませんが、絶対に一度は行きたいと願っています。時々テレビで映像としてプリンスエドワード島をみますが、やはりその地に立ち、風の匂い、大地の感触を感じたいと思い焦がれます。少女のようにおさげなどしてみたりして、その場所に立っていたいですね。できれば中学のとき一緒にアンで盛り上がっていた、四半世紀続いている親友と一緒に。
あの映画に出ていた場所へ (grow up・大阪・32歳)
『トスカーナの休日』に出てきたトスカーナでのんびりしたり、『ビフォア・サンセット』『ビフォア・サンライズ』で出てきたウィーンやパリの町並みを小粋に歩いてみたいと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
物語の舞台をたずねる喜び
夢いっぱいの投稿、どうもありがとうございます。
ダイアン・レイン主演の映画『トスカーナの休日』、離婚した女性の新しい恋のときめきもさることながら、やはりトスカーナ地方の緑いっぱいの田園風景、優しくて明るい土地の人たちが、とても印象的でしたね!
『嵐が丘』の荒野は、行ったことがあります(興味のある方は『イギリス物語紀行』幻冬舎文庫をごらんください)。見わたす限りの荒野は、びゅうびゅうと風が吹いていましたが、ヒースの赤紫色の小さな花が一面に咲いていて、荒涼とした中に、深いロマンを感じながら、ヒースクリフの孤独な魂を、そして夭折の作者エミリ・ブロンテの30年の生涯を思いました。
映画にしても、小説にしても、その物語を知らなかったら、ただ通りすぎてしまう何気ない風景に、心を揺さぶるようなロマンや、美しい叙情、ドラマチックなときめきが漂うようになる……。それが、物語の舞台をたずねる喜びの一つではないかと思います。
『赤毛のアン』の舞台に憧れる方が多くて、嬉しいです(プリンスエドワード島に行きたい! という投稿をたくさんいただました)。私は3度行きましたが、そのたびに新鮮な発見があり、物語の背景をより深く理解できます。
たとえば小説の中では、6月に桜が咲いて春が訪れるのですが、その理由も、よくわかりしまた。なぜなら8月の真夏に行ったところ、それでも夜は凍えるように寒くて、宿の暖炉には、ちろちろと炎が燃えているのです。高緯度にあって寒い気候なので、春の訪れがとても遅く、夏も短いのです。
またアンが初めてグリーン・ゲイブルズに来た晩、マリラは野生リンゴの砂糖煮を食卓に出します。9月の島で、その野生リンゴが道ばたになっているのを見て、「ああ、これだったのか!」と感動しました。赤くてきれいな実ですが、小さくて酸っぱくて、砂糖で煮なければとても食べられません。倹約家で賢い主婦のマリラは、元手をかけずに、献立を工夫していることがよくわかったのです。
日本の物語にも、『転校生』『二十四の瞳』、そして『伊豆の踊子』など、旅情をさそう作品がたくさんありますね!
ひきつづき、訪れてみたい名作の舞台を、どしどし投稿してください。
もし、どこかへ行かれたことがある人は、観光地をめぐる旅と、どのように感動が違ったのか、あるいは行ってみてがっかりした、作品の印象が変わったなど、いろいろなご感想も、ぜひお聞かせください。お待ちしています。
松本侑子
作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
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