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今週のテーマ
会議番号:1720
NHKを民放化すべきだと思いますか?
投票結果
56
44
759票
594票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年10月03日より
2005年10月07日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
存続か民放化か、NHK問題は頭の体操として、とても興味深い題材ですが、政府の規制改革・民間開放推進会議�……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
他の民放と一線を画して (YOKKO・福岡・パートナー有・28歳)
他の民放局とは一線を置いた形で、民放化すべきだと思います。NHKだけでなく、郵政民営化等の問題を考えると、透けて見えてくるのが「官尊民卑」の考え方です。官から民へと考えたときに、アメリカのような効率重視に目がいきそうですが、それだけではなく、効率化するところは効率化し、中立的立場を常にキープしつつ、BBCのような政権監視的役割を発揮するといったTV局にNHKが変わって欲しいと願っています。
真の公共放送とは (tulip・福岡・パートナー有・33歳)
「真の公共放送」とは、政治的・経済的・宗教的・イデオロギー的利害関係から独立し、常に権力を牽制し、国民の知る権利に資する放送だと思っています。これは、民主主義の基盤になるものです。その点、BBCは長年の歴史と実績からこのような地位を確立しています。彼らの「使命感」と「プロ意識」が各番組(ニュースにも文化・教育番組にも)に流れているのを感じます。確かにNHKは、良質の教育番組・文化啓蒙番組を作っているかもしれません。しかし、ジャーナリズムの点からいくと、真の公共放送とは言えないと思います。まずは、国会で予算審議を行うというシステムの改善が必要です。しかし、インターネットも普及し、情報源が多岐に渡る現在において、「真の公共放送」としての地位を確立して行くのは至難の業だと思います。
CMがないだけ? (マリア)
NHKと民放、何が違うかと言えばCMがないだけじゃないかと感じますので民放化すべきだと思います。どの番組にしろ「やっぱりNHK! すばらしい!」と多くの方が思える番組を作ってこその放送局ではないですか? しかしながら現在では魅力を感じることが少ない分、視聴者は民放に流れていますよね。私自身もあまりNHKを見ません。一人暮らしをしていた学生の時代はまったくと言っていいほど見てませんでした。それなのに徴収員はやってきて「払え」と催促。しかも常識を疑う人が多く、ノックもせずに玄関ドアを開けようとし、しかも無理やりにこじるものだから、壊れたこともあるんです。怖くていつも居留守を使い、払ったことはありません。この経験から、見ていない人からも徴収するのはどうかと思いますし、日割りの課金制にしてみてはどうでしょう? もしくは地上波デジタルも普及することですから、NHKの受信部品を取り付けたら払わなくちゃいけない制度なんていうのもどうでしょうか?
今後も今の立場で (happygarden・神奈川・パートナー有・32歳)
スポンサーに振り回されない番組作りが(本来ならば)できる環境にある放送局です。歌合戦の1人の歌手が僻地で歌うためにケーブルをわざわざ引くような話題づくり、一部有力者になびくような番組作りを改め、中立公平かつ、斬新な切り口で国民の信頼を回復し、今後も今の立場での存続を希望しています。
公共放送に専念するために (こぽち・東京・パートナー有・31歳)
いっそ逆説的に、国営化してしまうのも方法だと思います。特殊法人として存在し、受信料の不払いに代表されるような曖昧な経営基盤でなく、予算を計上し国の一機関として「公共放送」に専念する。そのため、政府のプロパガンダのための存在にならないためにも、独立委員会のようなチェック機構を持ち、公権力の恣意的な横槍を排除するような仕組みを作ればよいのではと思います。正確、中立、公正を念頭においた情報や、質の高い番組の提供は多くの人が認め、望んでいるものだと思います。一方で「これもNHKですべき仕事(番組)なの?」と思うようなものも見受けられます。もし国営化するならば、そうした無駄をすべてそぎ落としてからにすべきと思います。民放化だけが答えではないと感じていますが……。
民放の番組制作に関わったときに (ウエチン・神奈川・パートナー無・29歳)
絶対に反対です。私は番組制作に関わったことがありますが、あんなに視聴率やスポンサーに左右されるものだとは思いませんでした。民法では、たとえば報道番組などでは、スポンサーとなっている企業の不祥事は放送しないか、扱ってもごく僅かの時間触れる程度にしか放送しないと聞きます。また、少人数をターゲットにしぼった囲碁、園芸、教育番組など、視聴率が期待できない番組はほとんど存続不可能なのではないでしょうか? 公平な報道や、少ない視聴者のニーズに確実に答える番組作りを、公共放送という形で継続した方が良いと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
本当の公共放送へ
存続か民放化か、NHK問題は頭の体操として、とても興味深い題材ですが、政府の規制改革・民間開放推進会議は、年末にも出される報告書のなかで、NHK問題についても提言を出すものとみられています。
当初は、民放化を含めた大胆な提案と言われていましたが、9月末に出された「小さくて効率的な政府の実現について」という提言のなかに、NHK問題が盛り込まれなかったことで、トーンダウンしたのではという推測も流れています。とはいえ、NHK問題が単なる頭の体操ではなく、政府内でも、現実の改革に結びつくものとして議論されていくのは確かだと思います。
今日までの掲載された意見を読んでいると、どちらの意見にも、納得してしまいます。しかし、あえて、○か×か、どちらかにしろと言われたら、私個人としては、いまのままなら民放化のほうがましだと思いながらも、「本当の公共放送」への最後の機会を与えてはどうかと考えています。たとえば、経営委員などを契約者の投票で選ぶとか、国民の声がもっと反映する仕組みにすると同時に、規模をもっと小さくして、受信料を引き下げることで、契約者数を回復させる、というものです。
公共放送をめざすのなら、紅白歌合戦くらいは残してもいいかもしれませんが、大河ドラマのように娯楽性の濃いものは、民放にまかせてはと思います。ニュースのほか、NHKスペシャルのような綿密な取材に基づいたドキュメンタリー番組をふやすことができれば、NHKの存在価値は高まるはずです。
政府との緊張関係をどう保つのか、難しい問題ですが、政権交代がよく行われるようにうなれば、「政府寄り」という問題は、ずいぶんと解決できるかもしれません。与党の自民党にすり寄っていれば、野党の民主党が政権をとったときに、NHKに冷たくあたるでしょうから、政権交代のリスクを考えれば、政権党にべったり、という姿勢をとり続けることはできないと思うからです。
公共放送としての改革は、これが「最後の機会」だと言いました。みなさんの意見をみていても、視聴率やスポンサーにあまり左右されない放送局として、NHKを評価する声はたくさんあります。しかし、政府との緊張感をなくし、視聴率を気にした娯楽番組をふやしていくなら、国民の求める改革の方向は民放化だけに行くのは明らかです。
民放でも、公共放送でも、よいのですが、それぞれ、どんな放送局になってほしいか、最後に考えてみましょう。
高成田享
朝日新聞石巻支局長
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