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今週のテーマ
会議番号:1883
あなたは企業で安全を重視して働いていますか?
投票結果
61
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497票
324票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年05月08日より
2006年05月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
大槻裕志 経営コンサルタント
みなさま、こんにちは。いよいよ最終日です。シロさん、「安全=信頼」というずばり明快なとらえ方は本質を�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
顧客を大切に (シロ・神奈川パートナー無・)
私は事務職なので気をつけていることは、ミスを防ぐ、仕事の納期は守る、情報を漏らさない、ということでしょうか。仕事はひとりで完了できるものではないので、上司の方や同僚とのチームワークを大切に連絡をとりあい、確認しながら正確に業務を進めていくことが、私の会社の安全(=信頼)につながると思います。
指差呼称とシステムと (blueberry53・大阪・パートナー有・49歳)
安全には自ら考えてはならないレベルと、自ら、そしてマネジメントとして考えなくてはならないものがあります。安全に関わった者として感じるのは、考えてはならないレベルをどのように守らせるか。また、それだけでは十分でないものをどのように発見するかがポイントだと思います。ただ注意すべきは、発見した不安全には、その道のプロとしての経験を経ないと、新たな不安全を生む可能性もあることだと思います。
想像力が大切では (libro・東京・パートナー無・24歳)
どんな仕事もいろいろな人に影響を与えている、ということを意識することが必要なのではないでしょうか。かつては、社会的意義などを感じる人が多かったと思いますが、今では、社会的意味にもいろいろな人が意見を持っています。そのなかで、それでも自分のやることに心をこめて、安全面を注意するには、自分の身近な人もどこかで影響するかもしれないという発想・想像が不可欠ではないかと思います。
認識の違い? (vp1222)
私は安全を重視しておりますが、他の社員ではそのようなことを意識しているかどうか、疑問を感じます。しかしながら、自分でも完璧かと言われると、それも疑問です。誰もが少しでも意識するべきテーマだと思います。
会社としてできることは何か (ハルミン・東京・30歳)
勤務先はメディアなので、日ごろ「安全」を重視して働くということはありませんでした。とはいえ、放送局なので、災害情報などの迅速なフォローなどは常日頃行っています。マスメディアとしては、ただ企業の不祥事を他人事のように責める報道ではなく、社会の安全への意識を高めるメッセージを送ることも重要な使命だなと思いました。
5日目の円卓会議の議論は...
安全は相互信頼を基盤にした終わりなき挑戦
みなさま、こんにちは。いよいよ最終日です。
シロさん、「安全=信頼」というずばり明快なとらえ方は本質を突いていて気持ちいいですね。Blueberry53さん、プロフェッショナルな投稿ありがとうございます。「発見した不安全には、その道にプロとしての経験を経ないと、新たな不安全を生む可能性がある」という点、私自身ももう一度肝に銘じたいと思います。
libroさんの言われる「今では、社会的意味にはいろいろな人が意見を持っています。そのなかで、それでも自分のやることに心を込めて、安全面を注意するには、自分の身近な人もどこかで影響するかもしれないという発想・想像が不可欠」というご洞察は、きわめて今の時代の核心を突いており、これからの日本社会が大切にしなければならない心の持ち方ではないかと思います。そういう懐の深い社会をつくりたいものですね。
Vp1222さん、少しずつ周囲を巻き込んでいけるといいですね。ハルミンさん、「社会への安全への意識を高めるメッセージ」を送り続けてくださることを期待しています。メディアの方のそういう使命感はとても心強いです。
少なからぬ会社で安全文化が危機に瀕しています。日本企業の安全文化の根底にあり、私たちの日々の生活や仕事を支えてきたのは相互信頼です。乱気流の中にいる企業社会に、それを壊す方向で力が働くことがありました。
過去10年、強烈なリストラを経験した組織では会社と社員の関係は傷んでいます。さらに、とても安易な成果主義を導入した企業も少なくありません。成果主義そのものに問題があるとは思いません。やり方次第です。しかし、「成果とは何か」を社員が納得するかたちで明示できないような制度をつくった会社が結構あり、そういう会社では現場のモラールダウンは深刻です(逆に成果主義をきちんと定義し、活力を高めることに成功した会社もたくさんあります)。
安全の成果評価はとても難しいものです。事故は起きなくて当たり前。無事故を続けるのが当たり前。しかし、事故を予防するためには、事故に先立つ事故の要因を発見して潰す、という改善をやり続けなければならない。潜在的なものを含めると事故要因は多岐にわたり、かつ、環境変化や新しい仕事への切り替わりに伴ってどんどん出現してくる……そのなかで緊急度・重要度が高いものを目標化して、その解決に挑戦する。安全レベルがかなり高い現場であっても挑戦に終わりはありません。
そこで問題になるのは会社や職場や私やあなたが本当にそういう挑戦に眼を凝らし、耳を傾けるか、です。無事故こそが企業活動の基盤である、とどんな会社でも言います。が、本気でそう言っているかどうかは、定量化できないような潜在要因に手を打ち続ける人たちの地道な役割が真剣に評価されて敬意を払われているかで分かると思います。
そういう役割に取り組んでいる人たちほど周囲からの温かい眼差しを嬉しく受けとめて励みにします。企業文化の質を示すバロメーターかもしれませんね。この面での企業間格差は凄いものがあります。高い方の会社は問題ありません。私が見るところ、どんどん向上する軌道に乗っています。低い会社では社員相互の無関心が拡がり続けています。必ずしも悪意があるわけではないのです。絶対的に余裕をなくしているのです。他者への心のこもった眼差しが職場から消え始めるとそれは深刻な危険信号です。心配で仕方ありません。この1週間、みなさまと語り合ったことが、そのような環境下でも踏ん張っている方々にとって、何らかのヒントになればと願っております。
安全は罰則による統制で守れるものではありません。そういう体制下では自分が規則を破らなければいいだけですから、規則がカバーしていない新しい危険の兆候には関心を示さなくなります。一方、「利用者を、お客様を、職場を、仲間たちを、地域社会を守りたい」という内面的な価値が育っている場合はどうでしょう。自分から積極的に危険の要因を取り除こうとするでしょう。そういう価値観は会社と社員、社員と社員同士の相互信頼の土壌の中で育まれていくのです。
ご投稿いただいたみなさまは、Yesの方も、Noの方もそういう気概をお持ちの方々ばかりでした。毎日、投稿を熟読させていただきながら、私たちの企業社会にはこの危機を乗り越えるだけのパワーが充分にあるということを実感し、意を強くいたしました。このサーベイを通じて多くの方々とこうしてこの問題を分かち、語り合えましたことに感謝いたします。1週間ありがとうございました。
大槻裕志
経営コンサルタント
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