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今週のテーマ
会議番号:2008
まずは株より投資信託?
投票結果
55
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404票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年10月16日より
2006年10月20日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
実は昨日、講演で金沢に行ってきました。そこで、新光投信が設定・運用している「北陸3県ファンド」という�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
最近始めました (ぶひ。・愛媛・パートナー有・31歳)
やはり1万円から購入できるのが一番の理由であり、またプロが運用(安心)ってことで気軽に始められました。長期でやっていこうと思ってるので、社会勉強のためと思いました。始めたことで以前よりも社会に目を向けるようになったし、いろいろな事に対して関心も高まりました。もっと自国に目を向けるべきだと。そういう意味では株も同じだとは思いますが、初心者には易しいのかと思います。
投資ビギナーには (maru1230・東京・パートナー無・36歳)
私は株を少々と、さまざまな種類の投資信託を買っています。日本株の長期運用で有名な某独立系投資信託はとても勉強になります。2週間毎に送られてくる運用レポートには、組み込まれているすべての銘柄(約300社)の保有状況が公開されており、利益の増減だけでなく、どの銘柄を何株買い増したのか確認できます。面倒な作業ですが、時間がある時は、値下げ傾向の中、買い増している銘柄をピックアップし、なぜプロがその銘柄を買っているのか、四季報を見て考えたりしています。
お金以外のリターン……? (summerstar・沖縄・パートナー無・36歳)
株主優待はもらえばうれしいですけど、結局お金以外のことは投資には期待していません。社会の動きに敏感になるとか、経済の勉強になるとか、そういう期待を込めたこともありますが、個々の銘柄の価格がそれらと連動しているとも思えず(それは私の見識不足が大きいと思いますが)、会社の業績と連動しているともわからず、結局今はお金以外の期待はしていません。
投資って……? (薔薇の宮)
私は、好きな会社、社会貢献している会社にお金を出して応援するのが投資だと思っています。単に自分のお金を増やすことを目的とした投資は、投機のような気がして違和感があります。私は今まで投資をしたことはありませんが、するとすれば、他の人にまかせるのではなく自分でいろいろな会社を調べて行うと思います。
自分がファンドマネージャー (Lancer・東京・パートナー有・32歳)
顔も見えず、能力もわからないファンドマネージャーに、自分のお金の運用は任せられないです。手数料も高いですし。私は自分で株を売買して成功してきているので投資信託はいまいちやる気が起きません。「自分で判断して動かしてる感覚」がないからです。専門家が成功しているとも思えませんし。「自分がファンドマネージャー」の意識です。
5日目の円卓会議の議論は...
「企業とともに栄える、豊かになる……。」
実は昨日、講演で金沢に行ってきました。そこで、新光投信が設定・運用している「北陸3県ファンド」という投資信託の話をしたのです。これは、いわゆる
“ご当地ファンド”と言われる投資信託の一種
で、石川・富山・福井の3県に本拠を置いたり、この3県に主要な販売拠点や生産拠点を置いていたりして、何かとご当地に縁の深い上場企業の株式を組み入れて運用するという趣旨の商品です。
この「北陸3県ファンド」の純資産残高は、9月末時点で僅かに5億1100万円。「これはあまりに残念、いや、あまりに情けないことではないか」と、私は聴衆の皆様に問い掛けました。こうした商品を購入するのは、やはり地元の方々が主となります。3県の住民の方々が寄り集まって僅か5億……。地元で頑張る企業を応援する気持ちがないのかと……。この手の商品にロクに資金が集まらないような地域に、果たして明日の経済発展など期待できるものかと……。
企業活動にとって極めて重要な「資本」さえ十分に集まらない地域に立地する企業にできることは限られます。
ヘタをすると、その事実に悲観した企業が他の地へ移って行ってしまうかもしれません。どのみち、このような状態では中長期的に地元の人々が不幸せになってしまいかねません。
申し上げたいことがおわかりいただけるでしょうか。
もちろん、地元の人々が(投資信託の形ではなく)地元企業の株式を皆で保有することで応援し、結果的に“ともに栄える”という構図が、その地にあればそれはそれで良いのです。しかし、なかなかそうも行かない……。実際にそうなっていないので「せめて投資信託の形にすれば購入してもらいやすいのではないか」という思いも、ご当地ファンドの背後にはあることでしょう。
少なくとも地元(あるいはこの国)に上場企業というものが存在する限り、
その株式を地域住民(あるいは国民)が購入・保有するということを通じて応援しなければ、結果的に地域の人々(あるいは国民)は豊かになれません。
ぶひ。さんが「もっと自国に目を向けるべきだ」と感じたというのは、おそらくそういうことだと思いますし、「初心者には(株式投資は)易しい」というのであれば投資信託を購入することでも十分ではないかと思います。薔薇の宮さんがおっしゃる「好きな会社、社会貢献している会社」が地元地域にあればなお良いでしょうし、そうでなくとも全国を見渡せば、そういう会社は数あることでしょう。
週を通じて申し上げてきたことですが、「株よりも投資信託」なのか「投資信託よりも株」なのかは、個々のライフスタイルや過去の投資経験、保有資産の状況やリスク許容度などによってそれぞれでいいと思います。
何より重要なことは、目の前の経済・社会からソッポを向かないこと、貴重な関わりを絶とうとしないこと
なのだろうと思います。
もちろん、投資するに値しない企業、投信の組み入れにふさわしくない企業には、断じて「NO!」をつきつけることがあってもいいでしょう。そうしたことを通じて互いが成長し、結果的に栄えればいいではありませんか。
田嶋智太郎
経済アナリスト
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