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今週のテーマ
会議番号:2069
犯罪手口の詳細、報道する必要性を感じますか?
投票結果
32
68
220票
457票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年01月15日より
2007年01月19日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
いま、とても疑問に思っているのは、NHKが夫婦間のばらばら事件をほぼ毎日のように取り上げていることです�……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
知って捨てる (sai1019・広島・パートナー有・28歳)
報道する必要があると思います。ただ、誰が見るか分からないという公共性を考えて見せることが重要だと思います。そのなかで、受け取る側の問題もあるのではないでしょうか。報道を受け取った側が模倣するのがおかしいし、自分ならもっとうまく……なんて発想することが悪いのではなく、「実行することが悪い」のではないでしょうか。それを考えると、知って使わない、知って捨てるということが大切だと考えます。
必要だと思うけれど、怖さもある (petitlady・東京・パートナー無・27歳)
いち視聴者、いち読者として、犯罪の手口についての報道は、つい見てしまいます。私も気をつけなくちゃと改めて心に留めること、家族への忠告(離れて暮らす母などに、こういう手口が流行っているから気をつけて)などを行うこともあります。しかし、その一方で、こんな報道の仕方をすると、誰かが真似をしてしまうのではないかという怖さも常日頃感じていました。報道する必要性はあると思いますが、その事件から学ぶべきものという視点が忘れ去られている報道は、危険だと思います。
限度はあると思いますが (kojirei・東京・33歳)
犯罪の手口を知ることにより被害者を減らすことが可能になると思います。もちろん、模倣犯の心配がないわけではありませんが、これだけインターネット等が発達している現代において、テレビ等で報道しなくても、模倣するための詳細な情報は手に入ると思います。テレビやその他のメディアは、“防止のため”にぜひ、節度ある役立つ情報の提供をしてほしいと思います。
考えさせられます (yukinana・香港・パートナー有・25歳)
報道は真実を伝える必要があるので、犯罪手口の詳細を報道する必要があると考えます。しかしながら、警察による未発表の事実があるためか、憶測が入ってしまっているせいか、面白おかしく報道はされるものの、結局よく分からないということも多いです。日本では読者や視聴者が徳を高め、悪い影響を受けないような教育が必要であると思います。
手口の報道だけではなく (福井ななこ・パートナー無・31歳)
すべての受け手が報道を「こんなことをしてはいけないんだ」と捉えてくれるなら、詳細を伝えてもいいのだと思いますが、残念ながらそういう世の中ではないみたいですね。でも、一方で何も知らされないのも恐いと思います。手口を伝える一方、「それがどんなにいけないことなのか、罰を受けるべきことなのか」まで報道してほしいと感じます。
過去を公開する必要があるのでしょうか (みちこ・茨城・27歳)
過去の写真、文集など、加害者や被害者のすべてを公開していて、自分がもし事件に巻き込まれたら全国に公開されてしまうのか、そこまでする必要があるのか、と思います。週刊誌は、本人のことを知らないのにおもしろおかしく書いているようで不愉快です。近所の人や元同級生は、そう証言したのかもしれませんが、本当のことは一部の人にしか分からないだろうに、と思います。マスコミには自分が事件に巻き込まれたときのことを考えて報道してほしいです。
情報の垂れ流しは困ります (Michael・新潟・38歳)
受け手のニーズに応えているか、という点でNoにしました。数年前から、猟奇的な犯罪が一つ起きた後は、似たような手口の犯罪が何件か続くという事が多いのは、確かに気になります。事件の背景を知ることは大切ですが、単に野次馬的な興味を満たすだけの情報を垂れ流しにされても、それは報道ではないと感じます。一つの話題に集中し、他の大事なニュースが軽く扱われることも気になります。
2日目の円卓会議の議論は...
「ばらばら事件」報道への疑問
いま、とても疑問に思っているのは、
NHKが夫婦間のばらばら事件をほぼ毎日のように取り上げていることです。夫婦間の殺人(今回の事件の逮捕容疑は死体遺棄で殺人ではない)がそれほど珍しいとは思えないし、ばらばらにしたのも、遺体の処理に困ったからでしょう。民放のワイドショーが取り上げるのは、わからないでもありません。「外資系」のエリートサラリーマンの悲劇をのぞき見たいという大衆の欲望があると思うからです。
しかし、なぜ公共放送であるNHKが大衆の欲望にくみするのか、
理解できないのです。紅白歌合戦の出場者が決まったことを大げさなニュースに仕立てるのと同じような発想なのでしょうか。兄妹間の殺人事件だって、もっと動機などの全貌がわかった段階で、報じればいいように思います。「夫婦」とか「家族」の問題を普遍化して考えるには、情報が少なすぎて、猟奇的な興味ばかりが先走っているように思えます。
ということで、メディアにいる側の人間でありながら、あえて、詳細な報道の必要性を問うてみました。
振り込め詐欺も論じたいのですが、まず「ばらばら事件」から言うと、過剰な報道という気がしてなりません。
そういうおまえのところはどうなんだ、と言われそうなので、データベースを調べると、夫殺しのほうは、11日の朝刊から15日の朝刊まで9件。少なくとも朝日新聞は、この事件に熱心とは言えそうにありません。
メディアの「集中豪雨的取材」とか「メディアスクラム」
といった現象が問題となったことで、このところ、メディアの過熱取材についての状況はだいぶ改善されたと思っていましたが、今回の二つの「ばらばら事件」では、加害者だけでなく、被害者の過去も、憶測をまじえ、不必要に詳しく報じられているように思えます。今回のサーベイの数字も、「あそこまで報じる必要があるのだろうか」という思いが反映しているのだと思います。
最初に、民放ならともかくNHKがなぜ、と書きましたが、
メディアの棲み分けという考えは古いのでしょうか。
つまり、猟奇的な話は週刊誌が書き、テレビや大新聞は、細かくは書かない、という領域の設定は、ネット時代には通用しないのでしょうか。どうせネットに書かれるのなら、新聞やテレビが先に報じてもいいようにも思えます。かつてテレビが普及したころに「1億総白痴化」という言葉がありましたが、いまや「1億総2ちゃんねる化」みたいですね。
「棲み分け」の崩れが事態をいっそう深刻にしているように思えるのですが、いかがでしょうか。
高成田享
朝日新聞石巻支局長
「犯罪加害者の情報、広く公開して欲しいですか?」
人権と人権との衝突を招く難しい問題
「犯罪被害者の気持ち、考えたことありますか?」
「明日はわが身」
「メディア規制法ってやっぱり必要なの?」
メディアの目を隠すということは……
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