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今週のテーマ会議番号:2141
子どもを産むなら若いときに、と思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2007年04月09日より
2007年04月13日まで
円卓会議とは

古荘純一
プロフィール
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
円卓会議議長一覧
少子化の現在、子どもたちは生まれる前から貴重な子どもとして、両親のみならず祖父母の願望や葛藤の対象と……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes プラスメッセージの発信 (りの*2・36歳)
古荘さんのおっしゃるとおり、競争原理の企業と子育てはなじみません。しかし、競争原理の職場で働く楽しさを知ったら、やすやすと手放すことは難しいです。生活のために働く場合も、簡単には辞められません。子育てをしながら働くのが当然の風土となるよう、基盤の整備も大切ですが、今、子どもを持つ私たちが、「子どもと暮らす楽しさ」を発信することも必要だと考えます。子育ては大変・辛い、ばかりでは、出産に希望が持てません。これから子どもをもうけようとする若い人たちに、子育ての楽しさを伝えたいです。

yes 26歳で第一子、30歳で第二子 (フリフリオレンジ・茨城・パートナー有・44歳)
現在44歳。2人とも元気な男の子でした。乳幼児期の子育てには体力が必要でした。10カ月で歩き始め、外遊びや買物などの外出はいつも安全確保のため、走って追いかけていました。パートナーの帰りは夜10時で早い方。孤軍奮闘の日々。あの体力は今の自分にはないです。子どもが小さい時期は社会復帰への焦りやパートナーの転勤もあり、3人目は考えられませんでした。社会復帰に不安を持たなくてすむ社会や職場環境であれば、若いお母さんももっと子育てを楽しめ、もう1人欲しいと思う人も増えると思います。

yes もし子どもを若くして産んでいたら (rio2・北海道・パートナー有・37歳)
もっと楽しかったのにと思うことあります。でも、今の仕事上のキャリアはなかったでしょう。私は子宝に恵まれませんでしたが、同期の男性は3人も子どもを持ち、同じように仕事を続けられているのを見ると、うらやましく思います。子どもを育てながら、大学に進学したり、仕事が続けられたら少子化は改善するような気がします。

no 子育ては楽しい、は危険 (ショーン・東京)
子育てや出産に"母親の喜び"を感じる女性もいれば、そうでない女性もいるはずです。「子育ては楽しい。だから女性は出産しましょう、子育てしましょう」というのは詭弁で、しかも危険だと私は思います。男が、「だったら女が育児すればいい。僕は子育てを楽しいと思わない」と言ったらどう反論するのでしょうか。出産は生物学的に"女"しかできませんが、子育ては"女"でも"男"でもできます。女性に子育てを任せようとする社会的発言・政治家の思惑・企業内慣習が少子化の原因だと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
自己肯定感を持って育児が出来る家庭・社会を
少子化の現在、子どもたちは生まれる前から貴重な子どもとして、両親のみならず祖父母の願望や葛藤の対象となりやすく、親を慰める役割を生まれながらに持っています。きょうだいや近所の子どもとのつきあいが少ないほど、子どもは親の影響を受けやすくなります。子ども達は傷つきやすく、それゆえ子育ては難しくなっているように思います。

一方で、「少子化=悪いこと」、「子どもが少ない=きちんと育てられる」という論理は、子育てを閉塞感の強い状況に陥れているとも言えます。

あまりよい例えではありませんが、不登校の子どもに下手に登校刺激を行うと事態が悪化することがあります。同様に、少子化対策として、「女性一人あたりが産む子どもの数を増やす」「報奨金的意味合いのある育児支援金」などという発想は、子どもを産み育てる女性の喜びを一層衰退させてしまうのではないでしょうか。

少子化対策、育児支援というかけ声の基で、子どもに関わる種々の職種の人々(保育士・保健士・小児科医・教師・児童相談所職員さらに産婦人科医、助産師等)は、些細ことでも失敗をおそれるがあまり強迫的な業務となり、抑うつが増えているのが現状です。

この現状を改善するひとつのコンセプトは自己肯定感であると思います。あるがままの子どもを受け入れること。子育ては仕事よりも大変なことです。安易に育児は楽しいということ言えませんが、悲観的に考えるよりは肯定的に考えるようにすることです。それにはパートナーの協力が必要です。パートナーに肯定的に見られることで気持ちはずいぶん変わると思います。社会全体が育児をしている人たちを肯定的に受け入れることが必要です。特に若い年代の親には必要なことです。

我が国では夫婦や親子で内面的な悩みを語り合うことがタブー視され、多くの精神的葛藤を家族がそれぞれで整理できないまま抱えこんでいます。また「謙遜し他人を敬う」「出る杭は打たれる」など自信を表現することに否定的な側面があります。内面的な悩みを話し合いオープンにできる家庭環境、親が自己肯定感を持てるような社会になればと願っています。

1月に「子どもはほめて育てたいですか」というサーベイを行いましたが、Yesが大多数でした。子どもをほめて育てるには、育児を行っている人々もほめて自信をもてるようにすること、些細なことで責任転嫁をしないことが重要だと思います。1週間ありがとうございました。

古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
古荘純一


関連参考情報
■ 「古荘純一さんとのwin-win対談」
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■ 「できちゃった結婚は定着した結婚のスタイル?」
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■ 「仕事をしながら子どもを産むのは難しい?」
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