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今週のテーマ
会議番号:2142
医療の将来に不安はありますか?
投票結果
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年04月09日より
2007年04月13日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
junnoさんが言われるように、株式会社化が病院のなくてもいい無駄を省くことにつながるかどうかがポイント�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
合理化が必要 (junno・神奈川・パートナー有・37歳)
以前病院に勤務していましたが、医療のシステムにはまだまだ無駄が多いような気がしていました。利潤追求のみを目的とした合理化は論外ですが、システムをもっと改善していければ、医療従事者の負担も減るのではないでしょうか。そしてそれは当事者である医療従事者ではなく、医療システムを客観的に見られる人材によるべきと思います。
フランス料理フルコース (rio2・北海道・パートナー有・37歳)
現状の医療費はラーメン1杯の値段で、フランス料理のフルコースを要求されています。1日40〜50人診察しないと、外来の元はとれません。当然説明は短くなります。株式会社化すれば資金の調達が容易になり、スタッフを雇うことができますので医療の質は上がると思います。日本人がラーメン、つまり安価で誰でも受けられる簡単な医療か、贅沢なフランス料理、つまり高価だが医療事故も少なく質の高い医療を求めているのかが分かりません。
顧客志向を向上してほしい (くろねこやまねこ・大阪・パートナー無・37歳)
まだまだ医療現場には顧客志向が欠けていると思います。医師にとっては日常の出来事でも、患者にとっては非日常の連続です。患者は医師の一言一言で不安になったり、傷ついたりしています。儲け主義に走ることを懸念してでしょうが、株式会社による経営認可の是非が論ぜられています。医療以外の一般企業に目を向けると、株式会社でも世間を騒がせるような企業もあれば、社会に貢献している企業といろいろです。つまり経営形態よりも経営風土として、顧客志向風土の浸透が課題だと考えています。
信頼と安心のある治療 (やっちゃん24・大阪・38歳)
私は名医と言われる先生方のいる総合病院に30年以上通っていましたが、変えようと思っています。数年前、病院が建替えられてから検査が多くなり、多くの先生が替わり、閉鎖された診療科もあるなど、医療の質の低下を感じています。半年間に数回受診し、原因が判り治療してもらったのは1回です。家族が行っても同じでした。結局、その都度別の病院で治療を受けました。医療現場で損益が重視され過ぎると、同じことが起こるのではないかと思います。医療には信頼と安心のある治療を望みます。
5日目の円卓会議の議論は...
「医療の在り方を根本から議論することが必要」
junnoさんが言われるように、
株式会社化が病院のなくてもいい無駄を省くことにつながるかどうか
がポイントですね。ただこれは病院に民間会社のノウハウを持ち込むという話ではないのです。民間企業が営利法人として病院を経営するという話ですから、医師の負担が減ったり、顧客志向になったりというのはあまり期待できないような気がします。
僕は医療には無駄は必要だと思っています。
患者は決められたときにやってくるわけではありません。世の中のスケジュールに合わせて病気になるわけではないからです。とすれば、ある程度の無駄を抱えていないとたちまちパンクしてしまうことになります。無駄を省くという考え方をすると、いちばん高いのは人件費ですから、スタッフを減らしたり、常勤医や常勤看護師を減らしてパートにするなどということが起こるのを恐れます。
もちろん優秀な医師を集めて豪華な病室をつくり差額ベッドで稼ぐという病院があってもいいとは思いますが、
自治体病院や公的な病院は誰にでも開かれた病院
であるべきではないでしょうか。
rio2さんの言われる「ラーメンの値段で豪華フランス料理を求める」という日本の医療、患者の現状は言い得て妙ですが、実は患者は保険料、自己負担分を合わせると、豪華イタリア料理ぐらいの値段を支払っています。つまり保険制度が違うアメリカは別にして、
ヨーロッパ諸国で盲腸を手術したときなどに比べると、実際に負担する金額は大きい
のです。「患者は世界一高い医療費を払い、病院は世界一安い医療費を受け取る」と済生会栗橋病院の本田副院長が語ったことがあります。
それらの国はその差額を公的資金で負担しています。日本の場合は、
医療費32兆円のうち公的負担は11兆円
ですが、これが多いか少ないか。そしてもっと増やそうとすれば、国民の税負担をどう上げていくか、保険料をどう引き上げるかを考えなければなりません。つまりわれわれは、
これからの医療の在り方を根本的に考え直す時期
に来ているのだと思います。
小手先で医療費を抑制しようとすれば、
結局、医療そのものをだめにしていきます。その兆候は産科医や小児科医の不足、自治体病院の診療科の削減などに表れています。これらのことはもはや偶発的な出来事ではなく、構造的な出来事だと思います。医療がもし壊滅的な打撃を受けて、イギリスのように実質的に破綻すると、それを立て直すのにコストも時間もかかります。
1週間どうもありがとうございました。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「病院やドクターの情報を集めて病院を選んでいますか?」
ダメな病院をどう避けるか
「医療保障、自分で確保する必要がある?」
「貯蓄は三角、保険は四角」
「医療事故、医師を罰するのは当然ですか?」
納得の「死」を迎えるために
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