イー・ウーマン久住博子さん自宅のキッチン、使い勝手に満足ですか？

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今週のテーマ

会議番号:2154

自宅のキッチン、使い勝手に満足ですか？

投票結果

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【開催期間】
2007年04月23日より
2007年04月27日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

久住博子　インテリアデザイナー

1週間、たくさんの投票、ご意見、ありがとうございました。私にとっても興味深く、また楽しいサーベイとな�……

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4日目までに届いている投稿から...

キッチンで今の家を決めました。 (crossfaceofjado525・神奈川・パートナー有・31歳)

3畳ほどのシステムキッチン。結婚を機に今のマンションに引っ越した時、キッチンで決めました。ひとり暮らしの時のミニキッチンとは違い、収納たっぷり、作業スペースたっぷりでとても気に入ってます。ただ敢えてひとつ難を上げるとすれば……窓がないんです。大型の換気扇があるので問題はないといえばないのですが、朝は太陽の光が差し込むようなキッチンがいいなぁ……

使い勝手は自分でつくるもの (risen・東京・パートナー無・36歳)

1Ｒｏｏｍのキッチンなので、1口コンロですし、スペースもあまりありませんが、こんな状況にしては、工夫して使いやすくなったのではないかと思っています。賃貸でも狭くても家具の置き方や考え方で十分使いやすくできます。本来人間は工夫する能力が備わっていると思うので、環境のせいにはしたくありません。

壁、天井などにも注目して (奥沢すずめ)

どこの家にも、住んでいる人には気づかないその家独特の臭いってあると思います。私はそれはキッチンの湯気や油が空気に混じって飛んで、壁や天井に付いているせいじゃないかなと、思っていました。よく掃除できない吹き抜けの天井と壁の間とかに埃がついていたりしますよね。なので、何年か前、リフォームしたとき、リビングやキッチン、その他の壁紙を、トイレや浴室に使う防汚加工のものにしました。使い勝手だけでなく、そういう長い目で見た視点も必要かもしれません。

学校の家庭科室 (りの＊２・東京)

理想のキッチンは、ズバリ学校の家庭科室です。整理下手な私が悪いのですが、今のキッチンは、多少ゆとりのあるスペースにも関わらず、いろんなところにいろんなものをごちゃごちゃ置いているので、私以外の人には非常にわかりづらい。これを学校の家庭科室のように、あるべき場所にきちんと、全てのものを収納してしまいたい。誰がいつ来ても、どこに何があるかわかりやすく、気軽に立てる、そんなキッチンが理想です。

あらかじめ収納の確保を…… (イヅミン・パートナー有・29歳)

キッチンの収納について。例えば、フライパンや鍋をしまう場所はもちろん、それらのふたを調理中ちょい置きする所まで、始めから設けられていたら……。どんな収納ベタさんも、しまう場所がたくさん仕分けして設定されていれば、自然に気持ちよく使えると思います。キッチンを使うのは収納が得意な主婦ばかりとは限りませんから。

自分流をみつけよう！ (いつもパワフルな萌黄ちゃん・愛知・パートナー有・48歳)

最近ではどのキッチンメーカーさんも品揃えや、製品のグレードを上げてきましたよね。製造する側が切磋琢磨、してるからかな。以前は、使うのは女性なのに営業は男性でした。実際に使ってない人に勧められると、素材、配置など後悔ばかり。、商品知識はカタログ上だけでなく実際に使わせてくれるメーカーショールームもあるから上手く利用しましょ。自分が使うんなら自分がキッチンを理解し、面倒だからと工務店にまかせっきりにすると後悔＆痛い目にあいます。これ、私の失敗です。

整理が大切 (美千穂・東京・23歳)

収納が狭く不便です。特に調味料が小さなビンがいくつも並んでいてわかりづらく、不便だったのですが、見直しをして分類したらずいぶん使いやすくなりました。整理が大切だと思います。あと、水周りですのですぐふけるよう小さなタオルを常備しておくスペースがあると便利です。私が将来キッチンを設計できるとしたら、料理の作りやすさだけでなく、掃除の便利さも考慮して作りたいです。あとは生活動線もかな。

それなりに…… (ほのぼの・東京・パートナー有・34歳)

主婦業10年・ママ業3年、子どもを持つまでは、ベターなキッチンでした。子どもが育ち、仕事もしながらというキッチンとしては、満足の行く形ではありません。現在は、クローズドスタイル。家事に集中したい私には最適でしたし、料理中の臭い等が居間に漏れずに、食事を楽しむことができました。でも……子どもを持ってからは、とても不便です。お客様と同様な悩みを持つ事で、仕事にも生かせる自分の職業（インテリアコーディネーター）に満足しつつも、キッチン環境には、不満に1票を投じます！

5日目の円卓会議の議論は...

「使い勝手をよくする工夫」

1週間、たくさんの投票、ご意見、ありがとうございました。私にとっても興味深く、また楽しいサーベイとなりました。最終日の今日は、キッチンの使い勝手をよくする工夫をご紹介します。

キッチンは限られたスペースであるにもかかわらず、買ってきたものをストック（冷やすものと常温で保存するものを区別）し、シンクで洗浄し、調理台で調理し、コンロで加熱し、調理台で盛り付けて配膳、そして後片付けとごみの分別を行います。

さらに鍋など調理するための道具、電子レンジなどの家電、食器や調味料……と収納するものもたくさん。キッチンがコミュニケーションの場に変わってきているとはいえ、調理するための作業場であることにかわりありません。

知人の女性シェフに、ご自宅とレストランのキッチンの使い勝手を聞いたところ、調理台が狭くて、自宅のキッチンは使いづらいとのこと。調理台を確保するため、上の台には調理したものが並べられ、下がゴミ箱になっているワゴンを利用しているそうです。「コミュニケーションをとりやすく」が理由で選ばれているオープンキッチンは、カウンターに調理したものも並べられて便利です。

キッチンの入れ替えやリフォームには費用がかかりますから、食器棚など収納で工夫されるのも一案です。写真左、引出し式カウンターのある食器棚は、盛り付けの際など、引き出せて便利です。マンションの梁にそってつくった食器棚も、調理台につかえる広いカウンターのおかげで使い勝手がよくなりました。

写真右のゴミ箱置き場は、お客様の工夫でつっぱり棒が加えられ、引き出しとの間に保管スペースができました。効率のよい収納がスペースを生み、使い勝手をよくすることは多いようです。

ご自身と家族の健康と幸せのために、朝・昼・夜と、一日数時間を過ごされる大切なキッチン。使い勝手がよくなることで、調理も楽しくなっていきますように…… 。

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久住博子
インテリアデザイナー


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