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今週のテーマ
会議番号:2274
分散投資していますか?
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【開催期間】
2007年10月01日より
2007年10月05日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
米国の子ども向けのパーソナル・ファイナンスのテキストでは、小学校5年の段階で投資を教えます。その基本�……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
投資は護身のために (ハルミン・東京・パートナー有・31歳)
中国株に33%は、一時的にそのくらいになるのは、私ならOKです。北京オリンピックの後に上海万博も控えていて、また、サービス産業の発展はこれからとも聞きます。よほどの事変がなければ安心かと。そういう私は、ベトナムファンドに15%、残りの85%は普通預金で、非常にバランスが悪いです。当面使わないお金は定期預金と、一部を外貨MMFにしようと考えています。ゴールドにも興味があります。投信にしても、市場規模の小さいベトナムより今さらでも中国の方が良いのか悩みどころです。
一応 (みいや・東京・パートナー有・43歳)
海外ものはリスクが大きいので少しで、あとは国内のもの。国内でもリスクの多い投資型はあまり多くならぬよう注意しています。いざとなった時に自由にお金が出せるような安定型と、しばらくは使わないものの投資型で。
自分の感覚を信じる (Lancer・東京・パートナー有・33歳)
アメリカ株、アメリカ社債、中国株、日本株に投資しています。アメリカ・日本ものは当分は売買はしないと思います。中国株は2倍以上になったので、解約時期を見計らってます。「金融機関が薦めるものには手を出さない」が教訓です。いい商品は薦めてきません。
判断基準とは? (samdarling)
質問の「中国株33%」が適切なのか、分散投資をしていない私には判断できません。確かに中国は有望なのだろうと思いますが、資産の3割を投資するというのはそれだけハイリスクでもありますし……。何を基準に判断すれば良いのかわかれば、私も海外への投資に興味が持てるような気がします。
3日目の円卓会議の議論は...
中国株三分の一は極めてハイリクス・ハイリターン
米国の子ども向けのパーソナル・ファイナンスのテキストでは、小学校5年の段階で投資を教えます。その基本は
「貯蓄は短期、投資は長期」
です。そして
長期で投資する部分は分散が基本
です。
日本では今までは逆に、「投資は短期、貯蓄は長期」という考え方の方が多かった
と思います。そして短期の投資は、ハイリスク・ハイリターンで短期売買していたのです。その意味でハルミンさんの中国株+預貯金は、その今日における典型的なパターンではないでしょうか。
長期で投資を行う場合
、目標リターンの目安を決め、分散します。昨日説明したように一般的には国内株・国内債券・外国株・外国債券に4分の1ずつ分散します。この場合、「外国株」については、MSCIコクサイといわれているインデックスに投資します。個別の外国株は買いにくく分散が難しいので、インデックスへの投資が普通です。
このインデックスは米国・ヨーロッパなどの先進国マイナス日本の分散で、中国などの新興国株式は含まれていません。外国株式のインデックスは、世界の株式の時価総額に対する割合を基準に米国やユーロ諸国などの順に組み込まれています。
中国などの新興国は、GDPの伸びはすごいのですが、世界の株式の時価総額に占める割合は、10%にも達していません。ですから、こうした基準で考えると、新興国全体で、多くてもポートフォリオの1割まで、というのが1つの判断です。
従って全体の3割強を中国株に投資しているのは、samdarlingさんが感じられているように相当のハイリスク・ハイリターンだということになります。もちろん、ご本人のリスク許容度がそこまであれば、それも1つの判断です。
新興国全体の株式に投資するインデックスもあるので、その方がリスク分散にはなります。
私が提案するのは、
コア・サテライト戦略
というものです。短期の貯蓄部分を除いて、金融資産全体の8割から9割をコアとし、国際分散投資で安定的なリターンを求めます。あとの1割から2割をサテライト(衛星)部分として、そこでハイリスク・ハイリターンの新興国投資や個別株投資を行うという考え方で、企業年金では広く採用されている戦略です。そしてコア部分はLancerさんのように当分売買しないで長期保有します。
ところでみなさんは、
個別株式中心に分散していますか、それとも投資信託で分散していますか。その際、インデックス運用中心ですか、それともアクティブ運用中心ですか
。明日はこの点について、ご意見をお寄せいただければと思います。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
「佐々木かをり対談 win-win > 第86回 高橋伸子さん」
「投資信託や変額年金を買う方は、株と債券の基礎知識が必要」
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