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今週のテーマ
会議番号:2357
賃貸より持ち家が欲しい?
投票結果
76
24
525票
168票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年01月28日より
2008年02月01日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
マイホーム、わが家、ついの棲家……、これらの言葉を聞くとき、私たちの胸にはさまざまな想いがよぎります……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
地域密着が好き (ゆらりん・東京・パートナー有・41歳)
結婚を機にマイホームを購入しました。家族を持つと共に、自分の場所を見つけたかったためです。現在は、子どもとの3人暮らしとなります。マンションでありながら、周辺は住宅街のためか、地域の方々と仲良くさせて頂いています。ここでずっと暮らしていくのだから、この場所を大切にしていきたいといつも思っています。できるなら、同じ地域で買い替えをしたいと思っています。
生涯の住居は断然持ち家! (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
期限付転勤や長期出張等で居住期間が限定されている場合なら、賃貸の方が手続きも楽ですし身動きが取りやすいと、自分の経験からも言えます。しかし、生涯の住居とするならば、断然持ち家が良いと思います。実際、実家は30数年前に購入した土地付き一戸建てですが、現在の推定時価は購入時の5〜6倍にはなっているそうです。そういう意味で、土地付きであれば「資産」としての価値も期待できます。これに対し、賃貸住居はあくまで「コスト」の位置付けを超えず、長い目で見ると割高感を拭えないと思います。
できれば持ち家 (ニューヨーク・海外・パートナー有・34歳)
腰が重いというか、落ち着きたい願望が強いので、「ここはずっといていい自分の家」がほしいです。一つの家にお気に入りのものを一つひとつ揃えて、暮らしやすいように工夫や修繕を重ねて、自分の歴史と思い入れがつまっていくような家に住みたいです。
賃貸物件には限度が (クロア・神奈川・パートナー有・35歳)
結婚後6年間賃貸マンションで暮らしてきましたが、夫婦共に転勤がないこと、子ども3人となり賃貸では希望の物件が見つからず(広さ、設備、周辺環境など)などの理由から、この春、マンション購入に踏み切りました。これが吉とでるかは住んでからでないとわかりませんね。
賃貸派でしたが…… (terry251064・兵庫・パートナー有・43歳)
いつでも引越しできる気楽さ、便利な立地では賃貸しか無理、などの理由で持ち家には興味がありませんでしたが、今年、両親が郊外の戸建てを売却し、都心のマンションを購入しました。当面は別居するものの、いずれ引き継ぐことも想定して、一部資金を負担します。家賃とローン返済とで負担額は増えますが、自分が住むとしても納得できる持ち家を確保できたためか、思いのほか満足感がありました。やはり、「自分の家」があるというのは安心できるんだと思います。
震災を体験して (toko・兵庫・パートナー無・42歳)
阪神淡路大震災を体験し持ち家よりも公営住宅で良かったと実感しました。住んでいた住宅は半壊認定で、建物の保修は市が対応してくれました。マンション等に住んでいた方は、どのように保修するか意見が纏まらないと着手できず、13年を過ぎた今でも解決していない所もあるとか……。所得に応じて家賃が変わり、将来年金生活になった場合今よりも安い家賃で暮らせるので購入予定はありません。
持ち家は大きなリスク (いまいくん・埼玉・44歳)
リタイヤするまでは賃貸派です。ライフスタイルは変化するものであり、その器である家もその変化に対応できた方が良いと考えているからです。子どもの成長に合わせ、より面積が広い家にしたい、子どもが通う学校によっては学校の近くに転居したい、子どもが独立したらもっと狭い家でじゅうぶん、パートナーの健康状態によっては大きな病院の近くが良い。そうなったときに持ち家だと足かせになるのでは? なのでライフスタイルの変化が少ないリタイヤ後に、安い中古マンションをキャッシュで買う予定です。
移動したいから賃貸 (citrosa・東京・23歳)
一所に住むよりも年齢と環境に合わせて住む場所を変えたいですが、あちこちにマイホームが持てるわけではないので、賃貸に住み続けたいと思います。また、住宅ローンという形での借金をせずにマイホームを持つことは難しそうですが、借金はしたくない。おまけにローンの金利は高い。住居に執着がないせいか、今のところマイホームに魅力を感じません。
2日目の円卓会議の議論は...
「日本のマイホームのあり方、このままで良いですか?」
マイホーム、わが家、ついの棲家……、これらの言葉を聞くとき、私たちの胸にはさまざまな想いがよぎります。家族との団欒、快適な居間や使いやすいキッチン、子どもの笑い声、美味しい食事の香り、静かに流れる音楽、庭やベランダに咲き乱れる花などなど、人によって想起されるイメージは異なりますが、共通しているのは居住空間としての「場」ではないでしょうか。
人が暮らし生活していくためには必ず場が必要です。仕事の場、通勤などの移動の場、遊びや趣味の場、交流の場などさまざまな場があります。そして、自分および家族だけが「固有する場」がマイホームでありわが家であり、固有の場だからこそ、そこをより快適なものにしたいと願います。
持ち家がいいのか、賃貸がいいのかといった論議も、そこから発生すべきものだと思います。自分や家族はどんな場を望み、どんな場を快適と感じるのか、現在だけでなく将来にわたって考え、話し合ってみるのです。バブルの時代には場よりも資産として、持ち家がトクか賃貸がトクかといった論議が盛んでしたが、ソントクに振り回されると、本来の意味を見失ってしまうような気がします。
ここ数年、不動産価格や金利が上昇傾向にあり、賃貸に住む人たちの中には「早く購入しなければチャンスを逸してしまう」という焦りもあるようです。たしかに時代の流れからみると、すでにマイホーム購入を決めていて、頭金やローンの返済準備が整っている人なら、できるだけ早く購入したほうがよいでしょう。しかし、まだ迷いがあり、準備も整っていない人は、焦って購入しないほうがよいと思います。
なぜなら、持ち家にも賃貸にも、それぞれメリットとデメリットがあるからです。持ち家の最大のメリットは、高額なローン返済と引き換えに、老後の住まいも含めた生涯にわたる場が確保できること。一方で、転職や失業、病気などによるローン破綻、天災による資産価値の下落といったリスクもあります。
賃貸の最大のメリットは移動の自由があること。天災に遭ったときも修理費用や債務は発生しません。デメリットとしては「家賃が消えてしまう」こと。長い年月にわたって家賃を払い続けたのに、老後になったときに住む家がないといった悲哀を味わうことも。公的な高齢者住宅や老人ホームは不備だらけだし、老人に家を貸してくれる家主は少ないし、有料老人ホームは入居時だけでなく入居後も高額な費用がかかります。一生賃貸と決めた場合は、老後住宅について検討しておかなくてはなりません。
今日のご投稿を読みますと、皆さんそれぞれに、ご自分の考えをしっかりもっていらっしゃいますね。
持ち家派は、「地域の方々と仲良くしながら、この場所を大切にしていきたい」という(ゆらりん)さん、土地付きという条件でコスト面も考え「生涯の住居とするならば断然持ち家」という(Perla)さん、「自分の歴史と思い入れがつまっていくような家に住みたい」というニューヨークさん、「賃貸では希望の物件が見つからない」というクロアさん、「自分の家があるのは安心」という(terry251064)さんたち。
賃貸派は、震災を体験なさった(toko)さん、移動の自由を重視なさる(citrosa)さん、持ち家のリスクを考慮していらっしゃるいまいくんさんたち。「いいなぁ」とうらやましく思ったのは公営住宅にお住まいの(toko)さんです。老後も安心して住める公的な賃貸住宅がもっとたくさんあれば、日本人のマイホームに対する考え方も変わってくるかもしれませんね。
(いまいくん)さんのご投稿には、思わずクスっと笑ってしまいました。いまいくんさんがおっしゃっていることは、まさに私がやってきたことだからです。「リタイヤ後に、安い中古マンションをキャッシュで買う」というのも同じ。まだ私はリタイヤしていませんが、加齢や病気のために仕事の状況は以前よりかなり変化しました。今後は自宅での原稿執筆を中心に仕事をしたいと思っていますので、もう家賃の高い都心に住む必要はないため、物件価格が安く自然環境もいい地方都市での購入を検討しています。
たくさんの素晴らしいご投稿をいただきましたが、引き続き明日も、持ち家がいいか賃貸がいいか、皆さんの率直なご意見をお聞かせいただきたいと思います。
また、こんな条件が整っているなら持ち家(あるいは賃貸)にしたいといった住宅行政、金融行政、税制などへのご希望があればお寄せください。お待ちしています。
小野瑛子
家計の見直し相談センター
「賃貸より持ち家がほしい?」
「狩猟型の人生は、本来、賃貸暮らしが向いている」
「ワールドマネーリポート>第9回 フランス」
パリの住宅事情は東京に引けを取らず、決して恵まれているとはいえません……
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