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今週のテーマ会議番号:2401
それでもクジラを食べたいですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2008年03月17日より
2008年03月21日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
反対派の方の論拠としては、「絶滅危惧種」であるクジラを捕獲すべきではない議論が最も共通すると言えそう……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 海洋資源を守ることも重要では? (nico-happy・石川・パートナー有・32歳)
「鯨の竜田揚げ」給食で一番好きなメニューでした。でも、ここ20年くらい食べていないかも。なので、食べたいです。それに、クジラの保護が行き過ぎた結果、イワシやイカなどの漁獲量が激減しているとの話も聞いたことがあります。クジラの過剰保護によりイワシなどの魚が激減する、そしてクジラが食べる魚がいなくなる…… ちょっと話が飛躍しているかもしれませんが、長いスパンでみると鯨を保護することが、かえってクジラの絶滅を招くような気がします。だとしたら、怖い話ですよね。

yes 特に食べたくはないが捕鯨は必要 (美咲・北海道・パートナー有・34歳)
私の親族は水産業を営んでいます。捕鯨が厳しく管理されるようになって以降、サンマ等をクジラ食べ、漁獲量が大幅に減ったとこぼしています。クジラの頭数増加と、サンマ漁獲量の相関関係については、諸説あり、皆が納得するようなデータはないようです。しかし、長年漁場で働いてきた乗組員達の観察を私は信頼しています。捕鯨論議の際には、単に「食べたいか?」や「捕鯨に直接関わる産業」への影響だけでなく、より広範囲に目を向けていただきたいと、関係者の一員として願っています。

yes 文化を背景とすると (tarshu・東京・パートナー有・38歳)
日本人にとってキリンは資源ではありません。キリンの毛皮を服飾としてきた歴史はないので。同じくサイやかばも資源ではないでしょう。しかし象牙やべっ甲はいつの時代からかは資源だったと思います。印は日本人の生活に不可欠ですから。しかしこれらを資源として活用する事を日本は諦めたと思います。資源として扱う事でその種が絶滅する可能性が消せないためです。しかしクジラは現時点で資源としての捕獲と種・環境の保全が維持できる対象と思います。この段階で文化を捨てる必要はないと思います

yes 非常に迷いましたが (白い炎・石川・パートナー有・32歳)
確かに、「あえて」食べたいか、と問われると、食べなくても平気かも、とも思います。ですが、私の母が鯨のベーコンが好物だったこともあり、幼い頃母につれられて、魚屋で鯨を買っていた思い出がある私としては、暴力的な運動に屈してまで食べるのをやめなくてはいけないのか、と思ってしまうのです。調査捕鯨の範囲であるのなら、伝統的な捕鯨を無理にやめる必要はないのでしょうか。それよりも、もっと乱獲を問題視する必要のある魚介類が山ほどあると思うのですが。

yes 食文化の一つです (フレーニ・福岡・パートナー無・44歳)
私は、北部九州の人間です。郷土食のひとつとして、クジラを使った料理を子どものころから食べてきました。松浦漬という鯨の軟骨の粕漬けという食品もあるくらい、クジラは皮から骨まで、捨てるところなく使われていました。沿海で取れないので、遠洋まで出かけてとることは、他の魚でも同じことを日本人はしているのではないですか。なぜ、捕鯨だけを目のかたきにするのか、私には理解できません。納豆と同じくらい私の中では、大切な日本の食文化だと思っているので、ずっと食べていきたいです。

yes 好きなので (minpanda・千葉・パートナー有・43歳)
私は学校給食で「鯨カツ」を食べて育った世代なので、食べたいです(最近は高くて、手の届きにくい存在になったので、食べていませんが)。それに、鯨を食べてきたのは、日本の文化だと思っているので、絶滅しない数を管理しながらなら、食べていいのではと、思っています。また、他の食材も今はありますが、環境破壊が進んでいる今、それがいつまで食べられるかもわかりません。なので、鯨を食材にする技術がなくなってしまうのは、あぶないとも考えています。

no 捕鯨は日本近海で! (tampopo・オーストラリア・パートナー有・43歳)
私は豪州在住ですが、ここで捕鯨に反対している人は皆、「なぜ地球の裏側に来てまで、絶滅の危機に瀕している動物を狩るのか」という疑問を口にします。日本近海での捕鯨なら、海外からこれだけ批判を浴びることはないでしょう。日本近海で捕鯨できないのは、とりすぎてクジラがいなくなったから。他の海域のクジラまで、絶滅させないでください。世界の多くの国々が日本の捕鯨に反対している今、国際社会の中の日本の立場を考える必要があると思います。

no なぜくじらはダメなんでしょうか (cba17541・東京・パートナー無・36歳)
クジラの問題について深く知らないので今の知識の印象だけになってしまいますが、捕鯨だけがダメなのでしょうか? クジラは今も絶滅の危機にあるのでしょうか。私はクジラをあまり食べた事がなく美味しいと思わないので食べませんが、捕鯨禁止の理由が表向きの理由のような気がして、自分の中にしっくりきません、そこまでして守らないといけないのでしょうか? と思ってしまいます。

no クジラはとらずに生活できるのでは (ダッフィー・千葉・パートナー有・40歳)
貴重なタンパク源として日本人がクジラを捕獲してきた歴史は理解します。が、食の欧米化も進んだ今日では、卵や肉といった別のタンパク源も非常に豊富にあり、誰でも食べられるようになっています。生存状況を(反対団体に妨害される)危険を冒してまで調査をしないといけないような動物をわざわざ捕獲して食用にしなければいけない必要を全く感じません。

no 暴力による威嚇は反対 (Lancer・東京・パートナー有・34歳)
普段、クジラを食べ慣れていないので、クジラを食べたいとは思いません。しかし、「調査捕鯨しかしていないのにもかかわらず、他国が暴力で威嚇してくる」のであればこれは断固として対抗するべきだと思います。「日本人はクジラを食べたいのか」ということと「過激な妨害活動に反対すること」は分けて考えた方がいいと思います。需要があるのかという問題と侵害行為に立ち向かうことは別だからです。

no どうせなら (スパイラル・新潟・パートナー有・37歳)
クジラ自体を特に食べたいとは思いません。昔は余るところなく活用したようですが、現在はいろんな資源も活用できるのでそんなにクジラが必要ではないはず。調査ってどんな調査? という疑問も残ります。どうせなら堂々と商業捕鯨と言って活動してもいいのではと思います。

no 食欲より海洋環境の保護を (いんこいんこ・大阪・パートナー有・45歳)
幼少時の淡い記憶に登場するクジラの肉。随分ご無沙汰なんですが、禁を犯してまで捕獲する必要はないし、魚肉で充分工夫して代用できると思います。海洋環境を守りつつ、資源を有効活用しながらの食糧確保をする方法は必ずあるかと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
管理された「資源」なら
反対派の方の論拠としては、「絶滅危惧種」であるクジラを捕獲すべきではない議論が最も共通すると言えそうですね。クジラを資源として利用することそのものには反対ではないが、「絶滅しかかっているから」利用すべきではないということでしょうか。クジラと一口に言っても、いろいろな種類がいて、たとえばシロナガスクジラはなかなか個体数が増えないが、ミンククジラは増えており、全世界で100万頭生息しているとされています。それならばミンククジラを捕獲して資源として利用するのは構わないということになるでしょうか(これは日本の水産庁の論理でもあります)。グリーンピースなどはこの数字は科学的な根拠がないと反論しています。

クジラでも何でも、野生のものは資源として認めないというかなり極端な議論もあります。つまり人間が食用として飼育あるいは栽培できるものならいいという議論です。この場合のひとつの問題は、実際にわれわれが食べている水産資源の多くは、養殖していないものだということです。たとえば世界で広く食用になっているサケだって養殖しているわけではありません。そうするとサケやマグロなど養殖できない魚介類は資源として利用してはいけないというところまで行くのでしょうか。

水産物を食べてきた日本人は、長い間の経験に基づいて水産資源を枯渇させないように気をつけてきました。クジラも同じようにすればいいのではないかという議論はそれなりに説得力があります。

一方、賛成派の議論でよく理解できないのは、クジラを「間引かないと生態系がゆがむ」というものです。食物連鎖の頂点にいるクジラが増えすぎると、その餌となっている小魚が激減するというのです。ただこれを「生態系」の問題にするのはやや無理があります。人間が捕鯨を始める前はクジラはそれなりにたくさんいたわけで、その当時にはそれで生態系が維持されていました。人間に都合のいい生態系を維持するという考え方にはちょっと違和感があります(人間が作り出したプラスチックなど自然界にないものが生態系を壊すというのはよく理解できるのですが)。

さて皆さんはシー・シェパードの「妨害行為」についてはどう思いますか。ワトソン船長は「クジラを殺すの止めさせるためには何をやってもいい」と言います。
実力行使は絶対に許せませんか、それとも日本が調査捕鯨を強行するからシー・シェパードの行為も許されると考えますか。そしてその理由を書いてください。たくさんの投稿をお待ちします。


藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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■ 「「池内彰の解決! ニュースのギモン」」
日頃耳にしているニュース。でも、ふと考えるとわからないことも多いですよね。
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