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今週のテーマ会議番号:2425
リストカットする心、想像できますか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年04月14日より
2008年04月18日まで
円卓会議とは

志村季世恵
プロフィール
このテーマの議長
志村季世恵 バースセラピスト、「こども環境会議」代表
円卓会議議長一覧
たくさんのご投稿をありがとうございます。皆さんのご意見にうなずくばかりです。こうして一緒に考えていた……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 母親と会話ができず…… (yoshie815・千葉・パートナー無・22歳)
自分の辛さ、悲しみ、苦しみを誰かに伝えたい、わかってほしい。でも言葉にして伝えることがうまくできない。それをリストカットという手段で伝えようとしているのではないでしょうか? 家族の関係が悪く、会話ができていないのでは? と思います。私自身、以前は母親とうまく話ができず、それでも自分の苦しみをなんとか伝えようと、リストカットではありませんが「死にたい」「もう死ぬ」などと言った(脅した?)経験があります。

yes なにか熱中できるものを (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
中村中さんという歌手の方がいます。知っている方も多いと思いますが。彼女は性同一性障害です。彼女は自分が背負っている「少数派」の苦労を、大好きな歌に熱中することで乗り越えて来ました。私も10代は壁にぶつかったとき大好きなアニメに熱中してその苦労を忘れることができました。なにか熱中できるものを一つ持つことで、10代のエネルギーは正の方向へ向かって行くことができると思います。悩んでいる若い人がいたら、一緒に熱中できるものを探してあげるのもいいのでは。

yes 爆発しそうな感情のはけ口 (美穂STARSEED・千葉・パートナー有・32歳)
過去の私の経験ですが、「怒り」の感情を上手に表現できなかったことも一つの原因だった気がします。何か言われたりされたりしたときに、自分を守るために相手に「怒る」ということができませんでした。その怒りの感情が心の中で煮えたぎり大きく膨らみながら自分に向かってしまい自傷行為となったようです。いつも良い子でいるためには喜怒哀楽の怒を表に出してはいけないような気がしていました。どんな気持ちでも表現していいという安心できる場・人間関係とスキルがほしかったです。

yes 自己認識 (YURIKA・兵庫・パートナー無・30歳)
私は、リストカットを経験してことはありません。ただ10代のころ、自分自身を抑圧していたあまり、ずっと自分の身体を自分のものとして感じることができませんでした。目の前にある手足を動かしても、それが自分の肉体とは感じられず、たとえば痛い、という感覚もあまりありませんでした。リストカットをする子どもたちは、自分自身の存在を確かめるために、自分の身体を傷つけざるを得ず、そして、周りからみれば痛々しい行為でしか、痛いという感覚を感じられないのではないでしょうか。

yes 自分の存在価値ってなんだろう (てるえ・熊本・パートナー無・32歳)
私は以前過食嘔吐を繰り返していた時期があります。今考えれば、食べることで満たしたかったものは自分の心でした。他人の評価で自分自身の存在価値を計っていたような。今でもどこかそういうところがあります。世の中はモノや情報は十二分に与えられている。でも心はどこか満たされない。それをどうしたらいいのかわからない。自分を傷つけるとどこか安心する。「自分」を感じたいのかな。

yes 自分を確認する行為 (erigeneia・東京・パートナー有・29歳)
私は、抱きしめられたり、マッサージなど他人に触れられることで、自分の体の存在を確認することが多くあります。皮膚感覚を通して得られる安心感は、視覚や言葉では得ることができません。リストカットは自分でできる確認行為です。痛みでしか自分を確認できないのは悲しいことですが、それでも自傷行為という手段を得てようやく生きて行く人がいるのも現実で、否定することができません。流行については、自殺の連鎖と同様、ネットの浸透やマスメディアの報道姿勢も関係していると思います。

yes したことはないけれど (もいもい・東京・35歳)
高校生の頃から20代始めくらいまで、自分はなぜ生きているのか、なぜ産まれたのかずっと考え続けていました。なぜかが分からない間は、自分を大切にすることができず、自暴自棄な時期も結構ありました。リストカットは、自分が生きていることを確認する行為だと聞いたことがあります。私が悩んでいた時代とは格段に生きにくく、希望の見えない今、リストカッターの増加は、主体的に人生に向き合えず、希望も持てない若い人の増加なのだと、憂慮すべきと思います。

no 話をきいてあげて! (フキノトウ・神奈川・パートナー有・51歳)
本人の心までは辿り着けないので、敢てNOにします。私は10年間パニック障害でした。当時死にたいというよりこの世から消えてなくなりたいと思いました。職場のいじめで自身喪失になったのです。最終的に精神科の素晴らしいお医者さんにめぐり逢え、語ることの大切さ理解してもらえる喜びを得たのです。もしそのとき私が少女で親にも言えなかったら“リスカ”したかもしれない。幸いにも少女時代どの家も、一人部屋はなかったし、いつも兄弟と一緒だったから……。時代性って大きいですね。

no 正直に言って、想像できない (fenghua・海外・パートナー無・28歳)
リストカットは死に至らないのでしょうか? 耳にするたびに恐ろしくなります。自身も悩んだり、行き詰まったりした経験がありますが、リストカットしようとは思いませんでした。一つ想像できることは、あまりに何かを思い詰めている子どもが多いのでは、ということです。また、流行のようにリストカットをする、というのはどんな感覚なのか想像できません。どういった心境なのかぜひ知りたいです。

no とても苦しいのでしょう (たてたてよこよこ・静岡・パートナー有・39歳)
私の知り合いの中では自分の存在を否定された方がそのような事態に追い込まれてました。でも、自分がしたことがないので本当に想像しきれているのか自信がありません。他人に叱られる経験のないまま育つ人が増えており、さらに、他人に優しくされることが少なくなっている人も増えています。逃げ場がないのでしょうか? とても悲しいです。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「主体的な生き方のでじきる子を育てるには、何が必要なのでしょう」
たくさんのご投稿をありがとうございます。皆さんのご意見にうなずくばかりです。こうして一緒に考えていただくことで何らかの解決策も見つかるかもしれません。何より大切なことは身近な人がこの苦しみに向き合っているときに「全く知らない出来事」ではなくなることです。

私が中学〜高校生だった頃(かなり昔のことですが)クラスには数人荒れた子がいて、暴走族に入ったりシンナーや煙草を吸い、親や教師とバトルしているような状態も少なくありませんでした。大人に対して怒りや憤りに溢れ、今考えてみるとその反発は相当なエネルギーだったように思います。そう怒りや反発を外に出す力があったのです。

言葉にならない思いを何らかの形にするのは、もしかするとリスカと共通点があるのかもしれません。ただリスカの場合は外に出さない分だけ周りから見ればわかりづらく、発見が遅れてしまうケースもあるのではないでしょうか。

わが子の現実を知り取り乱す親御さんもいらっしゃいます。確かにこの事実を受け入れるのは大変辛いことに思います。けれど本人ひとりが抱えていた状態から脱したのです。それは解決の第一歩を踏み出したのと同じ。

もいもいさんの投稿に「主体的に人生に向き合えない若い人」とありました。まさにリスカをする人たちはその状況に陥っています。熱中できるものを見つけられれば幸いですが、それを見つける力すら失っている子も多く「生まれてからたった15年くらいの間に一体何があったのだろう」と考え込んでしまう私です。これは親だけの問題ではなく、社会にも問題があるのではないでしょうか。
「主体的な生き方のできる子を育てるには、何が必要なのでしょう」
皆さんのご意見をお待ちしています。

志村季世恵
バースセラピスト、「こども環境会議」代表
志村季世恵


関連参考情報
■ 「佐々木かをり対談 win-win > 第17回 志村 季世恵 さん」
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