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今週のテーマ
会議番号:2470
サブプライムローン問題から、何か学びましたか?
投票結果
63
37
413票
241票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年06月16日より
2008年06月20日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
皆さんから、とても真剣な内容の投稿をたくさんいただき、少々驚くとともに感動しています。議論の中心は、……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
なぜ公的な資金か (雪の小町・米国・パートナー有・39歳)
在米ですので本当に頭にきます。「与党から公的な資金を投入してサブプライムの被害者の住宅ローンを肩代わりしては?」という案が出たときには主人も怒っておりました。真面目に働いてローンも返済している我々がこうした悪質なシステムのつけを負うはめになるのか納得がいきません。ただ米国ではすべてのリタイヤメントプランが投資信託や株に入っているため、全体の株価が下がればほぼすべての人が被害を被るのも事実です。だから大手の金融機関は責任があるのに。全く理解不能です。
お金は量ではなく使い方 (yokokage・東京・パートナー有・40歳)
サブプライムローンの破たんを通して、故意的な悪意を感じました。お金は量ではなく、使い方だと思います。銀行は社会にとってお金が適切に回るように調整してほしいと思います。1人一人の使い方も大事ですが、社会全体としてのお金の使い方がうまくいていないと思います。お金を増やすためにお金を使うのではなく、何かの目的を果たすためにお金を使ってほしいと思うし、私自身もそうしたいと思っています。
誠実がポイントだった (フキノトウ・神奈川パートナー有・)
私は10年ほど前家を購入しましたが、住宅ローンを組むことは大変な労力で、厳しいものでした。ちょうどバブル後で、立て続けに一流企業の幹部までが返済能力が断たれ、もう肩書だけでは信用できない時代にありました。私の夫は無職(主婦)、勤務先が外資系とリスクは大きかったのですが、結局私には他に借金がない、提出書類を期限までに完璧な形で出した…… 「誠実」だけが好を奏した珍しい例です。しかし相手の顔(対面)が見えないビジネスが多い昨今、何を信じたらいいのでしょう?
ドイツの銀行 (メヌエット・兵庫・パートナー有・49歳)
銀行について疑問に思っている事は「銀行はどの産業またはどの企業に融資しているのかオープンにしないのは何故?」です。以前、NHKのテレビ番組でドイツには預金をするときに募集表を見て、この企業の為に預金をすると届出るため、沢山の人が預金をしたいと思う企業・業種に資金が集まり、その収益で利率も決まるそんなシステムの銀行があると知りました。日本に、そんな銀行できたら、預金をすることにとても社会貢献感が持てそうですし、利息に対しても納得感が生まれると思います。
先ず、ローンありきではなく (奥沢すずめ)
住宅に限らず、昨今、様々なものが月々3,000円というような、ローン額で表記されています。先ず、ローンで買うことが前提だと、自分の人生の中での大きさが図れません。将来なんて、読めて10年後じゃないですか? 住宅ローンを組むなら、自分の10年後の経済力を基準に住宅に費やせる金額を割り出し、そこから身の丈に合ったものを購入すべきだと思います。そうやって計算した結果、我が家では、20年ローンを組み、5年で繰り上げ返済しました。
怒りを感じます。 (きのこのこ・神奈川・パートナー無・37歳)
貧乏人が更に貧乏に、金持ちが更に金持ちになる構造を見た気がします。住宅が差し押さえられ、それが安値で金持ちに転売され、価格が吊り上げられ更なる転売で金持ちには大きな利益が転がり込んでくる。まるで仕掛けられた罠のようです。意外にも、米国では住宅ローンに関しては多くが固定金利を選ぶそうなのですが(雇用が不安定だから?)、このサブプライムローンに関しては、数年の優遇固定金利期間が過ぎれば変動に移行するとのこと。この辺りも弱者を狙った罠のようで、怒りを感じます。
国はモンスターペアレント? (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
20行以上の邦銀がサブプライムローン関連に投融資していたことに疑問を感じます。日本の銀行はバブルに懲りて学習していないのでしょうか。国が過保護にしすぎて、銀行が全く反省をせず、甘い審査を続けているのには、愚かささえ感じます。モラルが低下するのは国が甘やかしているからでもあります。しっかり銀行を自立させてほしい。私達も、銀行を選ぶ行動をとることが大切だと思います。
買う準備 (リリーベル・埼玉・パートナー無・27歳)
私は、お金を用意してから買い物をするのが買い物の鉄則だと思います。どんな物を買うにしても、資金が準備できるまで待つのがいい。たくさんのお金を借りて、急いで買わなければならない物は、世の中にそれほど多く存在しないように思います。
4日目の円卓会議の議論は...
「いずれ問題になることはわかっていた!?」
皆さんから、とても真剣な内容の投稿をたくさんいただき、少々驚くとともに感動しています。議論の中心は、問題の影響や余波、米国型金融資本主義の是非というよりも、むしろ身近な住宅ローンや銀行との付き合い方といったところに集中しているようですが、それはそれでいいと思います。
「住宅ローンを組むなら、自分の10年後の経済力を基準に住宅に費やせる金額を割り出し、そこから身の丈に合ったものを購入すべきだと思います」とおっしゃるのは奥沢すずめさん。自らの経験を元にご意見をいただきました。
おわかりのように、
ローンという商品自体が悪いわけではありません
。
むしろ、ローンという商品は「人々の夢や希望を早い段階で実現させてくれる有用な道具」という意味で、とても有り難いものでもあります。たとえば、夢のマイホームを手に入れて、家族みんなで素晴らしい住生活を楽しむために、ローンは非常に有り難い役割を果たしてくれます。全額キャッシュで用意できるまで待っていたら、夢のマイホームを手に入れる頃には、もうお爺ちゃん、お婆ちゃんです。
ただ、その返済計画は身の丈にあったものでなければなりませんよね。
サブプライムローンを利用して、結果的に返済が難しくなってしまった米国の人々も、そのような考え方が本来は正しいということぐらいわかっていると思います。しかし、ローンの利用を決めた当初は、様々な状況に取り囲まれて……。ある意味では、時代の被害者ということもできます。「弱者を狙った罠のようで、怒りを感じます」と、きのこのこさんが指摘されているような部分も確かにあったでしょう。
当時、
米中央銀行のトップは住宅価格がバブル化していることを認識
していました。しかし、景気拡大を優先せざるを得なかった……。そうすれば政治家たちも喜びます。自分たちの上手な政治運営によって、大いに国は栄えているのだとアピールすることができたからです。
でも、いつかは必ずバブルも弾ける……。そうしたら、一番苦しくなるのはサブプライムローンの利用者だということも偉い人たちはちゃんとわかっていたはずです。
いま私たちが目の当たりにしているような問題が結果的に起きることはわかっていた。しかし、
バブルの渦中ではそのことを誰も指摘することができなかった
わけで、私たちが学ぶべきはこうしたところにあるのだろうと思います。
さて、皆さんから投稿を頂くのは本日が最後となりました。
今後、同じ過ちを繰り返さないためにはどうしたらいいか……
ご意見をお寄せください。
田嶋智太郎
経済アナリスト
「福田首相を支持しますか?(2008/3)」
サブプライム問題で世界が大揺れしているのに日銀総裁は空席
「外貨預金をしていますか?」
外貨預金をやっていると、世界の動きに敏感になる
「原油価格は投機で上下する」
ニュース@>池上彰の『解決!ニュースのギモン』
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