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今週のテーマ会議番号:2470
サブプライムローン問題から、何か学びましたか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2008年06月16日より
2008年06月20日まで
円卓会議とは

田嶋智太郎
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
円卓会議議長一覧
「資本主義は過ちを犯すものだ。過ちのない資本主義など地獄がないキリスト教みたいなものである。誤った方……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 知らなかったではすまされない (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
私はサブプライム問題を、新聞やテレビで知っていましたが、ぼんやりと眺めている状態でした。そんな私が、似たような罠にはまっても、誰も同情してくれないでしょう。自分を守るのは自分です。日頃か世の中のことに興味を持って、出来る限り自分の生活を脅かす問題に詳しくなっておくことで、最悪の事態は避けられるかもしれません。

yes 自衛、でも限界が…… (palka・アメリカ・パートナー有・28歳)
当初から問題が認識されていたにも関わらず、利益を優先するあまり何の方策もとられずに深刻な事態に発展してしまったことは、人間の欲深さを表していると思います。お金の流れに利権が絡むのは世の常とさえ思えます。この種のことを予防する社会システムができるに越したことはありませんが、結局はしっかりと勉強をして自分の身は自分で守るしかないと思いました。ただ、サブプライムローン問題のような世界経済までも脅かす規模のものに対してはどうすることもできない、というのが本音です。

yes 会社は誰のものか。 (marco302・海外(アジア)・パートナー無・36歳)
いくつかのアメリカ資本の会社で働いた経験があり、現在は製造業に携わっている私にとって、田嶋さんのコメントにある原氏の言葉に私も共感しました。アメリカ系の会社でのCompany Policyは「投資家に利益をもたらすこと」が、いの一番に掲げられていました。今では「トヨタ式……」が製造業だけでなく、企業のスタンダードになりつつある中、「カイゼン」の言葉も世界的に知られるようになりました。真剣に『公益資本主義』を広め、世界で問題になっている貧富の差を撲滅すべきだと思います。

yes まだよくわかりませんが。 (doyle・海外・パートナー有・34歳)
サブプライムローン問題についてはまだよく理解できません。私が理解できた部分は組織の規模が拡大したため「モラル的に正しいかどうかという感覚」が「金銭的利益」に押しつぶされてしまったという事です。この現象はサブプライムローン問題だけにとどまらないのではないでしょうか。消費者一人一人がこの大きな「大組織利益主義」の波に飲み込まれない様にする方法はあるのでしょうか。

yes 日本の住宅ローンは二重苦? (honey-lee)
私にとって、サブプライムローン問題で最も驚きだったことは、ローンを払えなくなった人でも住宅を手放せば負債がなくなるということでした。ある意味、人生のやり直しができる低所得者にとってはうれしい制度のように思えました。むしろ、日本の方が、お金を借りる前の審査も厳しいうえに、払えなくなった場合は家を手放してもローンが残るという二重苦であるように思いました。ノンリコースローンというのでしょうか?こういった方式がもっと日本で一般的になってほしいと感じました。

yes 銀行破綻も想定しよう (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
「公益資本主義」の観点から見て、新銀行東京は都民や東京都のためになっているのでしょうか。非常にうさんくささを感じます。社会全体にプラスをもたらすような、心ある投融資ができる銀行が増えるとよいのですが。私達に出来ることは、便利さよりも、「よい銀行」を選んだり、銀行が破綻することも考えてリスク分散をすることだと思います。ローンは極力せずに生きて行く努力・工夫も大切だと思います。

yes 究極のリスク分散 (LoveAndPeace・千葉・パートナー有・32歳)
米国政府の後押しでリスクを分散させた結果,倒産を免れた企業もあるのではないかと思います。そういう点では「全世界版護送船団方式」かと思いました。米国式経営が正しいとは限らないという結果が出たとは思いますが、企業がバブル崩壊以降の金融に対する考え方が変わるのかというと疑問です。でも、企業に関わる者として全く無関心ではいられません。

yes 「何でもアメリカ」が間違い (恥ずかしくない日本を作りたい小市民・千葉・パートナー有・65歳)
私は、アメリカのシステム礼賛に歯止めをかける実例だと考えます。性悪説で社会を律しようと言う風潮をどこかで変えないと地盤低下して日本は更に奈落に転がり落ちるでしょう。アメリカで見直されているのに、日本はSOX法で企業の活力を損ない、成果能力主義も間違っていたとやっと気がついたのではないのでしょうか。目覚めましょう。アメリカが嫌いで言っているのではありません。日本の独自性を大事にしましょうと言いたいのです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「問題の影響で高騰するコモディティ価格」
「資本主義は過ちを犯すものだ。過ちのない資本主義など地獄がないキリスト教みたいなものである。誤った方向に導かれてしまった者を罰すべきではない。しかし、だからといって無条件に救済すべきだとも思わない」──かの有名投資家ウォーレン・バフェットは日経ビジネス誌の取材に応えてこう言っています。

まあ、その通りなのでしょう。いただいた多くの投稿にもありましたが、結局はpalkaさんがおっしゃるように「しっかりと勉強をして自分の身は自分で守るしかない」ということになりそうです。

それにしても、今回の問題で米国の威信は失墜し、それがドル売り・コモディティ買いにつながっていることは由々しきことですよね。サブプライムローン関連商品という複雑な金融商品に嫌気したマネーが、ごくシンプルな実物資産=コモディティに向かっているという流れもあり、原油価格が連日のように高騰するわ、穀物価格もグングン跳ね上がるわ……。

燃料価格の高騰で日本の漁師たちは漁に出られないというニュースも伝わってきました。当然、イカやマグロの価格も跳ね上がるのでしょうね。
やはり、これも誰かのせいにしたところで仕方のない問題です。

今後も続きそうな物価上昇・インフレといった状況に何とかして対応する=自分の身は自分で守るしかないというのが実際のところでしょう。はてさて、ひたすらに倹約、節制に努めるのがいいのか……。
それとも、積極的な資金運用にでも取り組んで、物価上昇・インフレに負けない家計を築きますか……。

考えてみると、サブプライム問題のお陰でコモディティ価格が高騰したことにより、中東やロシア、中南米などの資源国は大いに潤っているはずです。これは、先進主要各国から新興諸国へ、いや資源小国から資源大国へ大掛かりな「所得移転」が起きているということでもあります。
資源小国である私たちの家計や貯蓄から、どんどん資源大国にお金が移転している……。少しは取り返さねばなりませんね。

ちなみに、ここ数年うちに続々と新規設定されたロシア・東欧株ファンドやアラブ株式ファンド、コモディティファンド、金鉱株ファンドなどは、驚くほどの好パフォーマンスを実現しています。また、資源国で大活躍している日本の上場企業の株価も大きく値上がりしています。興味があれば、ご確認ください。

また次回、別の興味深いテーマでサーベイを盛り上げましょう。一週間、有難うございました。

田嶋智太郎
経済アナリスト
田嶋智太郎


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