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今週のテーマ会議番号:2546
犬と暮らすなら血統書付きが良いですか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2008年09月22日より
2008年09月26日まで
円卓会議とは

柴内晶子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
円卓会議議長一覧
多くの皆様のご意見を頂戴してありがたく思っております。 血統書自体のもつ情報は、有用に活用できる部……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 引き取られた犬は恩を感じる (ともえサロン・北海道・59歳)
成犬になってから飼い主が替わったメス犬は、「新しい飼い主に恩を感じて、忠誠を尽くす」と聞いています。遠慮や慎みを行動で示すので、小さいときから甘やかされて育った「グッドボーイ」に比べて、扱いやすいと夫の体験談です。シェルターから引き取る場合は、避妊手術を施してから飼うことをお薦めします。

yes 血統調整の商品 (真打ち・栃木県・39歳)
今回のお話を窺い、血統書に対する考え方が変わった。表面的な部分しか知らなかったのだが、可能な情報は、把握しておいた方が好ましいように思えた。現在は動物を飼っていないが、ペットショップを覗くと、見た目の可愛らしさにどうしても目が行く。短足の犬は特に愛嬌があり、玩具のような感覚さえ覚える。だが、お話の内容の様な経緯(歴史)で誕生したかも知れないことを考慮すると、複雑な思いだ。思わず、タイトルの言葉(血統調整の商品)が浮かんだ。

no 犬の幸せ (ポーチュラカ・福島県・40歳)
シェルターとはどんなところなのでしょうか。引き取り手のいない犬たちの場所でしょうか。きいたことはありませんが、なんとなく想像できます。一匹でも多くの犬の幸せを考えて作られた場所なのかなと考えています。

no 命に“出身”は関係ないです (ポンポンチビタ・神奈川県・38歳)
我が家の犬2匹はシェルター出身です。命拾いをした事を解っているのか健気な程愛情に応えてくれます。ボランティアの方から伺った話ではマニュキュアや毛染めされた子が、保健所に連れてこられる事もあると。超小型犬の筈が肥ってバックに入らなくなってしまったというのが放棄の理由。人間の身勝手によって捨てられた犬達を救えるなら“出身”なんて関係なくペットが欲しい時『まず!シェルター』となって欲しいです。それが常識になる日を願っていますが“ごみ問題”の様に法令化が急務では?

no 愛護団体からはねられて…… (syura・神奈川県・47歳)
猫を愛護団体から引き取ろうとして苦労したことがあります。子どもが小さく、共稼ぎの私たちは、先方の条件に合わなかったのです。ということで愛護団体は諦め、人づてで猫を探して飼う事ができました。また、犬たちは、1頭は自己ブリードの子で、1頭は繁殖に使用を諦めた子をブリーダーさんから頂きました。血統書は見ましたが、いただきませんでした。また、子どもたちは立派に犬や猫と育ち、共稼ぎでも飼えてますので、条件よりもその家庭の方針や人となりだなあ、思ってます。

no 雑種でいいです (dokinchn・東京都・42歳)
先日テレビで役目を果たした盲導犬や麻薬犬を引き取ってくれるところが少なくて困っているというのを見ました。その時初めてそういう事態になっていることを知りました。私みたいに知らない人もまだまだたくさんいると思います。もっと告知をしてほしいと思いましたね。そうすれば引き取り主も多く現れてくれると思います。

no 保健所で見つけました (oopon・千葉県)
今実家で飼っている犬は、保健所で見つけました。義母と主人が何度か保健所に通って巡り合った子犬です。最初からシェルターか保健所で見つけようと決めていて、引取り時には、しつけ方や注意事項などの説明を受けました。予防接種はすぐに受けるよう言われたので、すぐ病院に連れて行き、そのときに病気のことも調べてもらいました。一度は捨てられた経験を持つ子なので、声かけや遊びを通じて少しずつ信頼関係を作っていきました。

no 血統は問わず縁あるならば (コメリーママ・神奈川県・63歳)
実家の裏には川が流れ、土手には犬や猫、産まれ過ぎた子豚などいろんな動物も捨てられていた。母は目も開かない子豚を拾って懐で育て、私は子犬や子猫、アヒル、ウサギなどを拾って育てた。結婚相手もその家族も動物など飼ったことはない。家を建てるや否や同僚から犬が届けられ、死を看取った獣医が後釜を届けてきた。転勤時には上司が餞別に生まれたばかりの子犬を呉れた。皆事情のある子だったが良き家族だ。今、12歳の犬の眼は癌に冒されているが天使のような存在だ。

no 情報を得るには (Aska・東京都・38歳)
人為的な雑種が販売されているとは、まったく知りませんでした。その場合、どんなふうに成長するかはだいたいわかっているのでしょうか? 私はブランドとしての血統は疑問ですが、ある程度の特徴を把握してから飼いたいという人には参考になると思います。かわいいから飼いはじめたけれどこんなに大きくなっちゃって面倒みきれない、なんてことにはなってほしくないですから。

no 人それぞれですが…… (西ヶ原あすか・神奈川県・31歳)
自分は現在猫と暮らしているのですが、そいつは道端で死にかけていた片目の猫です。血統書の有無より、絆の有無の方が大切であると思います。血統書のしっかりしている子でもしつけがなされていなかったり予防注射をしていなかったり家族扱いされずぬいぐるみのようにただ置かれているようでは犬もかわいそうですし。縁があって一緒に生活をともにするのに血統書が必要であるとはわたしは考えませんが、血統書の利点もあるのかもしれませんね。

no 家族の一員なので (ふたば40・山梨県・44歳)
我が家には血統書付きの柴犬がおります。メスでブリーダーに飼われていて、2度出産して子どもを持ち、手放された犬を譲り受けました。大人になって我が家に来たせいか、心を開いてくれるまで時間がかかったような気がします。あまり大切にされていなかったような……。なので、血統書付きの犬が幸せに暮らせるか?というとそうでもないような気がします。話がそれてしまいましたが、個人的には血統書というのはブリーダーさん以外は関係ないような気がします。
4日目の円卓会議の議論は...
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伴侶動物との「一期一会」
多くの皆様のご意見を頂戴してありがたく思っております。

血統書自体のもつ情報は、有用に活用できる部分もあると思います。ただ、多くの方々がご自身の言葉として語られるとおり、本当に「縁」あって「共に人生を歩む者」すなわち「伴侶」となった動物たちに血統書が“必須”であるわけではないと思います。それは縁が先、暮らしが先にあったからです。そういう出会い方をしたら、まさに一期一会……最近多く聞かれる言葉の一つとなりましたが。本当にこの言葉の通りと思います。

うちの今の猫も当院の医療部長の家の駐車場に留められていた車に、暖を求めてやってきた母猫が子どもを生んで行ったことから我が家に来ました。先代の猫は、心ない方が、生まれたばかりの兄弟3頭の子猫をゴミ収集場に紙袋に入れて、袋の口をぎゅっと手で絞っておいていったところを当院のクライアントが救ってくださって、我が家に来ました。そして17年共に暮らし天寿を全うしました。こうした子達と交歓したこと、もらったギフトの大きさははかりしれません。

また、今うちにいるトイプードルはブリーダーさんの所から我が家の子になりました、先々代の子は四国の獣医さんのお宅で産まれてうちに来ました。この先々代はやはり18年という長い年月を分かち合ってくれました。この子達との日々は、きっかけはどういう形であれ、かけがえのない一期一会です。

コメリーママさんのコメントにあるようにほんとうに家族にとっては天使のようであったり、宝物であったりすると思います。皆さんが、動物と暮らす方もそうでない方も、動物との共存をする人間社会について、考えてくださる機会があることが非常にうれしいです。

シェルターからのひきとりの話を致しましたが、実際に日本では家族のいない、または家族から放棄されてしまった犬や猫に新しい家族をみつけるという仕事のできる公的施設自体がまだ非常に少ないですが……引き取り手があれば、動物管理事務所で保護された動物をひきとることは可能です。愛護団体と名乗っているさまざまな団体や、任意の団体など多くの人々が様々な方法で、模索しながら実践しているのが現状です。団体によってポリシーも色々と違うと思うので、ひきとりを考えてくださる前にこちらもまた、よく情報収集してから臨んでください。

syura さんが経験されたこと……こういうことも実際あると思います。団体も客観的な基準を設けないと動物の暮らしを守りきれないのでそうした形をとっている場合が結構あります。あとは、引き取り手の本当のところのキャパシティーだと思います。でもそれを客観的に測ることはなかなか難しくご経験されたような事になったのではないかと思います。

dokinchnさんのお話しのように社会でがんばって活動した犬(盲導犬など社会活動犬)たちの引退後の行き先は、やはり暖かく安心でき、愛情に満ちた場所であって欲しいので、そういう方向性を持った場所作りも専門家の間では視野にあり、さまざまな試みがされつつあります。

シェルターなどからのひきとりをされて、家族に迎える……こうした事がもっともっと多くなされれば、それは素晴らしいことですね。それでも毎年家族のいない伴侶動物が絶え間なく存在するので、もし引き取られる場合は、十分な環境、十分な教育、福祉、医療を与えてあげられるかどうかを良く熟慮して、その命が全うできるときまで寄り添ってあげられるかどうかを自問してください。

一番重要なことは、少なくとも犬や猫などの伴侶動物というのは、家族がいないはずのない動物のことです、なぜなら、伴侶動物は野生で生きることのできない動物のことです。人によりそってしか生きていく場所のない動物のことをいうのですから、血統書がついていてもいなくても「家族のいない伴侶動物」という非常に不思議な存在を人間が作り出さない努力をするだと思います。

では、最終の質問になりますので、皆さんが伴侶動物との一期一会をより良いものにするために、個人として、また社会に対してできることは何か……お考えをお聞かせいただけたらうれしいです。

柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
柴内晶子


関連参考情報
■ 「伴侶動物が、家族の仲を取り持つこともある?」
伴侶動物はあくまでその家族あっての存在
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