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今週のテーマ会議番号:2911
日本の未来に危機感を持っていますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2010年02月15日より
2010年02月19日まで
円卓会議とは

藤田正美
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講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
パフィンドーナッツさんが言われるように漠然とした不安感はいったい何から来ているのか、そこが問題だと思……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes ものづくりとしては (lyco・愛知県・パートナー無・29歳)
今回の「トヨタショック」は、日本の製造業に勤める者としてかなり気になります。私は自動車業界ではありませんが、輸出も行っているため全ての日本製に対してマイナスなイメージがついてしまわないかという点です。製品の繊細さでいうと、日本は大丈夫!と思いますが、勢いがあまり感じられないこの頃、覇気がもっとほしいと思います。

yes 心配しています。 (ハイジュ・山形県・パートナー有・44歳)
10歳の子どもがいます。子どもが成人し社会に出る頃の日本は、一体どうなっちゃうのか?心配です。日本国の債務が多すぎること、産業がイマイチ不振な気がすることなど、考えるとイヤンなっちゃいます。それこそ、生活する場所を問わず、しっかり自立できるように鍛えなければ……と思ってしまいます。安心して若い世代を社会に送り出していけないっていうのは、ちょっと情けないな〜。私たち世代があきらめちゃいけないですね、本来は。

yes 頑張れニッポン! (Struppi・海外・パートナー有・37歳)
海外にいると、ここ数年めっきり日本の話題を聞くことがなくなりました。あってもトヨタのようなネガティブなものばかり。アジアの話が話題に出ていてもいつも「インド」「中国」といった国々で日本の存在危機も感じます。日本には強みや長所がたくさんあるのに、アピール力がないためにこういったほかの自己主張に長けた国に押されてしまうように思います。控えめで謙虚ななのが日本人・日本の良い所ですが国際社会の中だけでも、他の国の自己主張の強さを見習ってみる価値ありかもしれません。

yes 漠然とした不安 (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・41歳)
「未来は明るくない」と思っています。しかし、何が原因なのか?を聞かれると、自分でもはっきりと原因を挙げることが出来ません。このような根拠の無い不安感がより一層危機感を煽っているような気がします。何が問題なのか?を整理することから始め、解決方法を考えてなくてはならないと思っています。

yes 海外との比較という意味でなく (ニシムラマサキ・兵庫県・パートナー有・37歳)
私は、日本人の倫理観の欠如という意味で強い危機感を抱いています。日本がもっとも誇っていいべきものは、「もったいない」とか「思いやり」とか、そういう精神性だと思うのです。だから、GDPの比較優位劣位という考えそのものが日本人が尊ぶ精神性にはなじまないのだと思います。だから、GDPでの競争に一喜一憂するのではなく、本当に相手のことを思い行動できているのか、家族、地域、国、顧客のためにどれだけ役にたっているのか、そこにフォーカスしてみていくべきだと思います。

yes 危機感が麻痺してます (蓬莱山・北海道・パートナー無・39歳)
考えてみれば、バブル経済が終わってから、「失われた10年」がもうすぐ20年を越えようとしていますが、この間ずっと「日本の危機」と言われ続けました。しかし、言うだけで何も変化のないままでいたおかげで、この危機というものに慣れてしまった、というか麻痺してしまったように感じています。個人や仲間というレベルでの変化も限界がありますので、いっそのこと、国のあり方そのものを変えるくらいの刺激が必要かもしれません。明治以来の中央集権をやめたらどうでしょうか?

no 日本の危機感について (fuyukas-tony・愛媛県・パートナー有・60歳)
日本に対して危機感がないと言えば嘘になりますが、危機感を煽っているだけでは問題を解決できません。確かに、現在の日本企業は外国との競争至上主義の観点の競争原理主義だけでは、危機は克服できないのでは? また、トヨタユーザに対する視点を自ら放棄し、過剰コスト競争した結果から、トヨタのリコール問題に発展したのでは? 企業は足元のユーザや地域の市民社会の雇用・環境・年金・医療・高齢化などの問題を抱えており、地道にその問題を解決する姿勢を持てば危機は避けられると思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
赤ちゃんの消費パワー
パフィンドーナッツさんが言われるように漠然とした不安感はいったい何から来ているのか、そこが問題だと思います。原因のひとつは明らかに1990年のバブル崩壊以来まったくぱっとしない経済にあるでしょう。世界第2位の経済大国(今年は中国に抜かれるでしょうが)なのに、先進国中最悪の借金を背負っています。金融危機では「日本の傷は相対的に小さい」(麻生前首相)はずだったのに、2009年のGDP成長率は実質でマイナス5%、比較可能なデータが残るここ半世紀ほどで最悪になっています。

さらに失業率が高く、雇用が確保されていません。若年失業率は10%をはるかに上回っているとされています。学生たちは就職氷河期の中で過去最低の内定率にあえいでいます。それに少子高齢化社会です。日本の高齢化は世界でも最速のスピードで進行しています。少子化がそこに輪をかけています。人口はすでにピークを越え、減少しています。古来、人口が減って発展を遂げた国はないとされています。

僕は団塊の世代ですが、当時は1学年で200万をはるかに越える人数がいました。今はだいたい100万人前後です。最近、3人目の孫が生まれました。その結果、我が家のファミリーにはバギーやらベッドやらチャイルドシートやら、赤ん坊用品があふれています。紙おむつはおそろしい勢いで消費されます。この様子を見ていても、赤ちゃんが生まれるということは経済を活気づかせるものだと思います。

しかし人口が減ってくると、たとえば自動車が売れなくなります。最近の若者の欲しい物ベストテンには車が入っていませんが、それよりももともとの母集団が減っていますから、車は売れなくなります。現に、1990年に780万台も売れていた国内の自動車市場は、いま500万台を切っています。こうなると生産能力を落とさざるをえません。そして日本経済はさらに縮小することになります。

さてこれにどのような処方箋を書くのか。エコノミストの間でも一致した意見はないように思えます。もちろん日本の製造業の競争力は強いと思いますが、先のトヨタショックはそこにも翳りが現れている兆候ということでしょうか。

さて皆さんにお尋ねします。日本の人口が減っていることは、将来の不安とどれぐらい関係がありますか。それとも人口が減っていること自体はそんなに問題ではないと思いますか。その理由はなんでしょう。たくさんの投稿をお待ちしております。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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