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今週のテーマ会議番号:2943
1日1円も使わないノーマネーデー、ありますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2010年03月29日より
2010年04月02日まで
円卓会議とは

木村佳子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
木村佳子 株式評論家 ファイナンシャルプランナー
円卓会議議長一覧
積極的、結果的の差はあれノーマネーデーを実践している人の割合は八割強にのぼりました。消費社会研究家は……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 毎月1日 (takeo・ニューヨーク・パートナー有・29歳)
母から月はじめにお金を使うと、その月は出費がかさむ月になる、というようなことを言われて育ちました。そのせいか、毎月1日がやってくると、今日はお金を使わない日になりますように、と自制する習慣がついた気がします。また、平日は毎日主人と自分のお弁当を作り、スナックも家から持参、朝・夕食も家で食べるようにしているので、特別に必要な買い物以外は週末にするようにし、平日はほぼノーマネーデーを実行しています。逆に週末は外食や買い物を楽しんでいます。

yes お金を使わないモチベーション (歌バカ・北海道・パートナー有・45歳)
歓送迎会、懇親のための飲み会は、私は必要最低限に絞ってその時間とお金で習い事をしたり本を読んだりしますが、仕事の後のイッパイがたまらないという人もいて、何にお金を割くのかの判断基準は本当にそれぞれだな、と思います。私は欲しいものがあって1年計画でお金を貯めている最中で、それが手に入ることを考えるとノーマネーデーも苦になりません。お金を使わない工夫=過程を楽しむのとは違いますが、目標があるとより楽しめると思います。

yes 昨夏から週3日くらい (ごまちゃん・神奈川県・パートナー有・46歳)
昨夏、子どもの学童保育で毎日お弁当作りをしてから、給食が始まった後も夫と自分のお弁当を作り続けています。途中食材を追加購入したりする日を除くと週3日くらいはノーマネーデーになりました。朝の食事の支度の段取りや、夕食でお弁当に転用できるおかずを1〜2品ついでに作るなど短時間で沢山のことを並行して作業できるようになりました。なぜか夫だけ、ダイエット効果もあったようです。

yes しようとした訳ではなく (だりあ・奈良県・パートナー無・41歳)
ノーマネーデーにしようと思ってするのではなく、お昼休みを取り損ねて結果お昼ごはんを買わずに過ごし、他の買い物もしなかったのでノーマネーデーになった……というのが現状の私のノーマネーデーです。今後はお弁当を持参するなどして、意識したノーマネーデーを作っていきたいです。

yes こういう経済状況のせいか (ろむ・神奈川県・パートナー無・40歳)
余りものを買わなくなった気はします。今買わなくてもいいよね、まだ間に合ってるよね、と思ったら買うのはやめるということが多くなったような。今まではとりあえず買っておこう、だったのに。ただ、家計簿は付けていますが、我慢した揚句の大きなお買い物で赤字になっていることが多いです。情けない……。経済活性化に貢献してるんだ!けどな。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
全くお金を使わず生活することは、意外に楽しい
積極的、結果的の差はあれノーマネーデーを実践している人の割合は八割強にのぼりました。消費社会研究家は「お金を使わない、消費そのものにさほど執着しない、モノを欲しがらない、手にしているものに目を向け、時間を大切にする人々」のことをシンプル族(三浦展氏)とカテゴライズしています。「女装する女」の著者・湯山玲子さんは著書の中で「浮いたお金を別のものに選択集中して使うから総額が減っているわけではない」と分析されています。

ノーマネーデーでまったくお金を使わない日を設けることが定着しつつある背景について、私なりの感想を述べさせていただきますと、今の時代はもはや、かけたコストを生きている間に回収できないほどのデフレ社会だという点が大きいと思います。
中国のモノつくり、円高などで安いモノが手に入ったり、円高が進んだり、人口減少社会が深化したりの中でものすごいデフレが私たちを直撃していて、そのことがノーマネーデーを作らざるを得ない潜在的な一つの要因になっているのではないか? それが私の仮説です。

たとえば以前は厳然と縦社会があったので、上のものは下のものにおごり、祝い金を出したり、何かと世話をしました。若手は働き、中堅になります。その時、働く活力が衰えた年長者は投資した資本を年金やらなにやらでもろもろリターンを得る機会があり、お金を使った見返りを受け取ることができました。それをさらに遺産でのこすことで、循環が維持できていた。

しかし、さまざまな理由から縦社会が崩れ、横社会が広がりつつある今。上から面倒を見てもらえるわけではありません。上は上で消費社会を楽しむ世代でもあります。また、思い切り長生きなかたもいて、循環型社会は滞っています。すると今の中年以降の人々はどうでしょう。自分のまかないに年長者からの+アルファがない上に自分の収入が激減したり、不安定です。こんな状態でどう生きていけばいいのか?
必然的に今の自分で営める範囲でしか消費や支出ができなくなります。この構造の中で気の向くまま、気前よくお金を使っていくと破綻する。どこかでまったくお金を使わない日を設けて調整しないとやっていけないのは自明です。

そして、全くお金を使わず、生活することは別に苦痛でもなく、意外に楽しい事実に、みんな気付き始めているのが現状ではないかと思います。
何故楽しいかといえば、バブル崩壊以前に社会資本は充実したし、崩壊後は消費、拡大イコール幸せではないことを実感として感じた人が増加したこと。拡大よりも身の丈が意外とフィットすること。情報インフラの整備とともに消費生活の裏側(化粧品や医薬などの動物実験や食品の産地偽造、成果過大広告など)も私たちは知ったこと。そんなもろもろから「お金を使う熱狂」から覚醒したことの影響もあると思います。

ノーマネーデーによって自分の生き方、暮らし方、家族や社会との接し方を考えて、乗せられて生活しない落ち着きを手に入れる。多くの人がその必要性を感じているように思いました。
皆さんとノーマネーデーについて語り合えたこの一週間に感謝します。皆さん、会議に参加してくださりありがとう。これからも「一日一円も使わない日」を楽しくお過ごしくださいね。ではまた!

木村佳子
株式評論家 ファイナンシャルプランナー
木村佳子


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