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今週のテーマ
会議番号:1846
大手銀行が過去最高の利益。違和感がある?
投票結果
88
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1110票
152票
この会議への投票・投稿は
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【開催期間】
2006年03月20日より
2006年03月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
違和感があるか否かは別にしても、いま現実に銀行の内部留保が厚みを増しているのは事実です。肝心なのは、……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
国民への還元を (makudona・東京・パートナー無・29歳)
経済活動において銀行の役割がとても重要なのはわかりますが、国民の税金を注入して銀行を救い、利益が過去最高になったときに、きっと銀行員の給料が上がるわけで、それを思うと一般企業に勤め税金を払っている銀行員以外の人からは不公平に見えると思います。少なくとも銀行の利用者に還元をして欲しいし、何よりも公的資金を早く返済して欲しいと思います。
銀行が志すもの (jagao・神奈川・パートナー有・36歳)
銀行は特別社会的な責任の大きい企業だと思います。融資の際の厳重な審査は当然ですが、どんな人に、なぜお金を貸すのか、そのことで社会に貢献できるのか、という倫理観を持っていることでしょう。銀行が志を高く、倫理観を持つなら、不動産ファンドでのバブルのような盛り上がりや、銀行系消費者ローンのCMは、なくなっていくものと思います。
銀行も利用者目線の新商品を (ちかちゃんシグマ・静岡パートナー有・)
大いに違和感があります。かくいう私も、以前は銀行に勤務していました。外から聞こえてくる声は、「敷居が高い」「威張っている」「お金が無くて借りたいのに、無い人に貸さないのはおかしい」等でした。今は、会社をやっているので借りる側です。やはり、本当に困っているところには貸さないで、あるところには貸す……そんな構造が丸見えで、イメージも実態もあまり変わっていないんだなと感じています。銀行も時代の変化に伴う利用者目線の新しいローン商品の開発を、ぜひしてほしいと思います。
細かいことかも知れませんが (riviere・東京・パートナー有・32歳)
過去最高の利益を上げているなら、社員教育の徹底も行なってほしいと思います。先日、窓口で非常に不愉快な思いをしました。その銀行に自分の財産のほとんどを預けていますが、信頼できない銀行に預けるという不安が付きまとっています。ちょっとしたことですが、窓口は銀行の顔であることを社内教育で徹底させないと、銀行に対する不信は減らないと思います。
銀行という存在自体が不透明 (みずちん・神奈川・パートナー有・38歳)
身近にある銀行ですが、実際は一企業という認識しかないのではないでしょうか。しかし、銀行はそれ以上の働きを行っているのに、なぜか不透明。その面には触れられないような感じさえ受けます。これはドクター選びと似た感じがします。ドクター自身が患者をお客様とは思っていないですし、患者側もドクターは絶対という意識が抜けません。自分に合ったドクターを選ぶ目を持つことで、変わるはずです。銀行も情報を公開し、よりわかりやすくし、私たちも勉強していかなければいけないですね。
何を目指しているのか? (kekoo・東京・パートナー有・42歳)
少し前まで、銀行は、社会的に信頼できる準役所的なイメージがあったと思います。最近は、多様な商品やカードローンの広告をテレビのCMで盛んに流すなど、経費の使い方が顧客へのサービスとは異なったほうへ流れていっている気がします。金利や手数料、口座管理料などの形態も複雑になってきており、一般の顧客にとって、とてもわかりにくいものとなっています。銀行にとって利益をもたらすお客しか相手にしないのか、と思ってしまいます。本来の銀行に求められる社会的な役割サービスの向上に期待します。
利益だけなら (レイジー・東京・パートナー有・35歳)
利益の見せ方、見え方はいろいろな方法があります。利益が数字上、過去最高であっても、銀行が生み出した付加価値が過去最高であったかどうかは、もっと詳細な分析が必要です。バブル崩壊後に利益が過去最高になった企業はいくつもありますから。
5日目の円卓会議の議論は...
いま銀行が為すべきこと
違和感があるか否かは別にしても、いま現実に銀行の内部留保が厚みを増しているのは事実です。肝心なのは、その内部留保を今後いかに有効活用するか……。
ちかちゃんシグマさんがおっしゃる「時代の変化に伴う利用者目線の新しいローン商品の開発」というのは素晴らしい案ですね。一部の銀行では、太陽光発電システムの住宅やオール電化住宅、オールガス化住宅など、地球環境に配慮した住宅を取得する場合に、貸出金利を優遇するローン商品というものがあります。
このように、ただキャンペーンを実施して一定期間だけ金利優遇を実施するというのではなく、社会全体(場合によっては地球全体)にとって、結果的に貢献することを目的とした金利優遇というのは非常に有効でしょう。
既に、一部の大手行などでも「環境配慮企業支援ローン」などの取り扱いを通じて、CSR(企業の社会的責任)の取り組みに熱心な企業に対しては貸出金利を優遇する仕組みは導入されています。ただ、その優遇の仕方=優遇金利の設定水準が少々ショボイ……。中途半端なことをするぐらいなら、いっそ各支店の建物の屋根を太陽光発電パネルにして支店で使う電力の一部を賄うとか、渉外マンが取引先や地域の個人宅を訪問する際にペットボトルのごみを回収して回るなど、地球環境保全に直接役立つ取り組みをした方がいいかもしれませんね。
その意味では、滋賀銀行が数年前から策定している「しがぎん琵琶湖原則」と、それに基づく支援資金の仕組みは比較的現実的なものです。地元地域の大切な資源である琵琶湖の環境を守ることで地域企業と一致団結し、その考え方に則った事業を展開する企業に対する融資は十分に金利を優遇。地域ぐるみで琵琶湖の自然を守るというコンセプトが明確で、決してわざとらしくもなければ、売名的でもありません。そもそも、琵琶湖の自然を守らなければ域内産業は栄えず、最終的には地域の銀行も栄えないのですから。
また、riviereさんが指摘されている行内教育の徹底というのも重要なポイントでしょう。それは単に、社内外から講師を招き、経済や金融、取扱商品に関する勉強の機会を設けるということだけではないはずです。ある地方銀行が、主に支店窓口担当の行員を、ファーストフード店やホテルなどに一時派遣してサービス業の基本を徹底的に再教育するといった試みを行っていますが、これなどは非常に興味深い……。
また、5・10日や25日、月末など支店窓口が込み合うときのために、立ったまま事務処理作業を行う専用台を用意している銀行や、トヨタ自動車の「カンバン方式」を導入して(実際にトヨタの社員が指導・管理・チェックする)事務処理能力アップを図るなどの試みもあります。いずれもコストのかかることではありますが、徒に預金金利を引き上げたりするよりは、よほど費用対効果があるのではないでしょうか。
ともかく、これからの銀行に大いに期待しましょう。皆さん、貴重なご意見をたくさんお寄せくださいまして、本当にありがとうございました
田嶋智太郎
経済アナリスト
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