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会議番号:2198

今、ベンチャー・新興株を買いたいと思いますか？

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【開催期間】
2007年06月18日より
2007年06月22日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

田嶋智太郎　経済アナリスト

東証マザーズ、JASDAQ、大証ヘラクレスの3市場をはじめとする新興株式市場の低迷が続いているというニュー�……

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1日目の円卓会議の議論は...

東証マザーズ、JASDAQ、大証ヘラクレスの3市場をはじめとする新興株式市場の低迷が続いているというニュースはご存知でしょうか。ことの発端は2006年1月の「ライブドアショック」ということになるのでしょうが、あれから1年半近くが経過した今もなお、その余波は続いています。
その間、東証1部上場のなかでも主要な225銘柄で算出される「日経平均株価」は、企業の業績好調を受け、比較的堅調に推移しています。

低迷の原因については諸説ありますが、一つに新興銘柄を売買する投資家の多くがネット証券などを通じて参加する個人投資家や投資ビギナーであり、彼らがライブドアショックによる損失経験に懲りてしまったために手を引いてしまったことが挙げられるものと考えられます。

また、ライブドアに留まらず、より多くの新興企業において会計をめぐる不正の発覚が相次ぎ、総じて「新興企業は怪しい」というイメージが全体に蔓延してしまったことも大きいと思われます。これでは新たな投資の担い手もなかなか現れません。さらに、東証1部や2部などに上場する銘柄と比べて物理的に売買しにくい点が一部にあることも不人気の要因となっている可能性があります。

さて、皆さんは「新興企業はすべて怪しい」と言って憚らないような最近の風潮について、どう思われますか？
なかには、本当に真面目に経営に取り組み、正直に会計を行っている企業もあるはずなのに、現在は「そうした企業さえもが過小評価されてしまっている」とは考えられないでしょうか。東証1部上場企業もみんな最初は「新興企業」。当然、現在の新興企業のなかにも、独自の技術やサービスを持ち、誠実にビジネスを行っている優良な会社はたくさんあるでしょう。

今週は、新興市場の原状と未来、買って良い株・悪い株の“見極め方”などについて一緒に考えて行きたいと思います。皆さんの「新興市場」へのお考えをお寄せ下さい。投資家としての立場からのご意見はもちろん、実は「自分（あるいは知り合い）が新興企業に勤めている」という方のご意見なども興味深いのではないかと思われます。今回のテーマを機会に、あらためてベンチャー企業、新興企業というものを考えてみましょう。

田嶋智太郎
経済アナリスト


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