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今週のテーマ
会議番号:1706
ユニバーサルデザインを知っていますか?
投票結果
81
19
983票
238票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年09月12日より
2005年09月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
関根 千佳 ユーディット代表取締役社長
今夜が最終日ですね。今週は極端に忙しい週だったので、毎晩深夜帰宅、早朝出社が続き、このコメントを書く……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
次世代のデザイン (MIYAさん・東京・パートナー有・32歳)
ユニバーサルデザインは、いろいろ「機能性」とか「斬新的なデザイン」という目先の限られた視点からできたデザインではない、次世代のデザイン思考だと思います。ぜひあらゆる物に取り入れ、またモノを作る人にはそのような思考をもっていただきたいと思います。誰のためにではなく、それが新しい美しさや新しい発見につながると思います。
友人から教えてもらったこと (森弓わたり・北海道・29歳)
昨年亡くなった友人がいました。彼女は膠原病で、私が知り合った時はすでに歩行器や車椅子がなければ動き回れない状態にありました。モノを持つ力もそれほどありません。しかしながら、彼女はとってもファッショナブルなセンスの持ち主でもありました。そんな彼女から数多くのユニバーサルデザインのインテリアやグッズなどといったものを教えてもらいました。それはセンスの良さだけではなく、誰にでも使いやすいものでした。昇降式のテーブルは普段は低くすることで部屋を広く見せ、高くすることで食事しやすくする。使い方によって、使用する人によって適度の高さに調節できます。その高さ調節は片手でそれほど強い力を入れなくても簡単に出来ました。これは一例に過ぎませんが、もっとこういったデザインのものが一般的になるといいのに、と強く感じています。
心配りのできる社会に (サリーの恋人・埼玉・44歳)
さまざまなモノ、コトについてごく自然に配慮することの大切さをもっともっと考えたいと思います。関根さんのおっしゃるように車椅子マークや「優先席」のマークを貼ることは、いかに普段の配慮が無いかの証と思います。非常に恥ずべきことです。どのような状況でも素早い判断と適切な応対ができるような心配りのできる社会になって欲しい。その中でこそ素晴らしい発想のユニバーサルデザインが活きる社会になると思います。私達一人ひとりの心がけが基礎を築き、やがて本当のユニバーサルデザインに結びつくのではないでしょうか。皆でできることから、今すぐ1つでも始めたいですね。
中部国際空港を見学したときに (ぽんこ・兵庫・パートナー無・33歳)
以前中部国際空港を見学した際に、フロアの綺麗な柄について尋ねたところ、弱視の方に見分けやすい配色でゲートまでスムーズに誘導できるよう考えられたものであること、施設全体が「ユニバーサルデザイン」を意識して作られていることを教えてもらいました。エレベーターもすべてストレッチャーが入る大きさ、そしてお手洗いの個室もすべてスライド式の扉で車椅子が入る大きさであるとのことでした。私もだんだんバリアフリーとの違いがわかってきたと思います。自分の身の周りの「ユニバーサルデザイン」を探して歩くのもおもしろいかもと思いましたし、同時に、自分の身の周りにはユニバーサルデザインどころかバリアフリーにも程遠い場所がまだまだあることを感じます。
心の温かみを感じる (Hanapi・東京・30歳)
時々、病気やケガたときに、それまで何でもなかった段差や出っ張りなどが、とても大きな障害物になっていることを感じることがあります。また、具合の悪い家族・友人や妊婦の友人などと行動を共にするときや、障害のある人が私から見ると何でもないところで立ち往生しているのを見かけたりするとき、「これ、どうしてこうなっているんだろう!」と初めてそのバリアに気づかされることが多いです。ユニバーサルデザインは何かを作リ出すとき、始めにそれに触れるであろういろいろな人のことを思い、工夫する、人間の心の温かみが基点になっているんだろうな、と思います。ユニバーサルデザインに触れると、普段の生活で特に不自由のない私でも、それを使うことで何かしら解き放たれるような感覚を得るのは、そこにある“愛”を感じるからかもしれません。ユニバーサルデザインはものごとに終わらず、人と人とのつながりにもあてはまるような気がします。誰かだけに優しいのではなくて、自分に接する人皆に惜しみない愛情を持って接することができたら…。そんなことを考えました。
当たり前のこととして (Orange・神奈川・パートナー無・29歳)
ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いを初めて知ったのは、関根さんのwin-win対談の記事を読んだときです。ユニバーサルデザインは、それまでは高齢者に限定されたイメージで捉えていましたが、高齢者や障害がある人達に限らず、小さな子どもや、ベビーカーを押した人、外国人などすべての人が問題なく使える、というすばらしい考え方、しかしある意味当然の考え方なのだと理解しています。これからの時代、何をするにも基本になる考え方だと思います。誰かが何か新しいことを始めたり新しいものを創り出したりする際に、ユニバーサルデザインであることを当たり前のように考えられる世の中になっていくことを願っています。
5日目の円卓会議の議論は...
「スローなユビキタス社会」を目指して
今夜が最終日ですね。今週は極端に忙しい週だったので、毎晩深夜帰宅、早朝出社が続き、このコメントを書くのは毎晩深夜3時ごろという超ハードな生活でした。ユニバーサルデザインの研究者が、もっとも自分にも家族にも優しくない生活を送っているかもしれません。
たくさんの方に投稿をいただきましたが、本当にユニバーサルデザインってごくごくあたりまえの考え方なんですよ。そして、どこか遠いだれかさんのためのものではなく、あなた自身のために存在するものなのです。若くて元気な人であっても、今週の私のように徹夜続きという状態になれば、体力も気力も落ちてきます。人生のなかでは、元気なときばかりではなく、落ち込んだり病気やけがをすることもありますよね。そしてわたしたち全員が子どものころは子どもだったし、いつかはきっと年をとるのです。
家族全員がみな、若くて元気で何の不安もない成人のみ、なんて家庭は日本の世帯数の中でそんなに多いわけがありません。女性は特に妊娠中や子育ての時期などを考えると、制約の多い期間も長いのです。人口の中から子ども、女性、シニア、けがや病気の男性、という層を引いていくと、若くて健康な成人男子だけの層がいかに小さいか見えてきます。言い換えれば、ユニバーサルデザインの対象とする層は、とても幅が広いということなのです。市場も大きい。だからこそ、当たり前のデザインであってほしいのですね。あなたや私のためなのですから。
これからは、日本の風土や文化を活かした、新しいユニバーサルデザインの産業も生まれてくるかもしれません。win-win対談でも紹介しましたが、先日『スローなユビキタスライフ』(地湧社)という本を出しました。多様な年代や背景をもつ人々が、それぞれ役割を持って生きている地域社会と、それを支える技術のありかたについて、どことなく「なつかしい未来」をイメージしています。子育てに悩む方や仕事に行き詰った方にも読んでいただきたいですし、ラブストーリーでもあるのです。
まちやものをユニバーサルデザインで考えるというのは、いわば、社会のあり方を考えることです。あなたがこれから生きていく日本、子どもたちに残したい日本は、どんな社会であってほしいですか? 私はもっとゆっくりと花の香りや風を感じながら、それぞれの個性が認められて、技術にそっと支えられる「スローなユビキタス社会」がやってくることを望みます。もっと早く大きく強く効率的に、と人々をせかしていた20世紀から、小さくてもゆっくりでも人生を楽しんで生きていく21世紀になるといいですね。
関根 千佳
ユーディット代表取締役社長
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