

愛しているいないの次元ではない(葵の上)
わたしの元亭主は、すぐに手をあげる人でした。気が短いのか、しょっちゅう殴られていました。顔を腫らして仕事に行ったことも何度かあります。やはり愛しているいないの次元ではなく、人間性の問題だと思います。手をあげる人は、絶対に許せないと思います。
法律で割り切れない問題もあるのでは(ユリ・広島・38歳)
暴力はいけないと思います。ただ、どうしても言葉で自分の思いや意見を伝えられない人もいると思います。わたしの父もそうです。口べたで、人とのつき合いが苦手な人で、自分が息詰まってしまうとお酒に逃げてしまう。幸い、わが家の場合、父が暴力をふるうことはありませんでしたが、父が仕事もせず(自営業でしたので、なんとか母が仕事をして切り抜けていました)朝からお酒を飲んでいる状態になると、母、わたし、弟は息を殺して生活するというような状態でした。それは母にとっては身体に傷はつかないけれど、精神的には暴力だったと思います。でも、大人になってそんな父を少し冷静に見られるようになると、父は父ですごく苦しかったんじゃないかなと思うようになりました。それをうまく自分で解消できなくて、のたうち回っていたんじゃないかと。そんな父を救ったのは、やはり母の愛でした。きれいごとかもしれませんが、「愛」以外に解決する方法はないのではないでしょうか? 法律がいろんなことを解決してくれると思うし、それがないと死に直面するほどの方もいらっしゃるのはよくわかるんですが、すべてが法律で解決する今の世の中に、少し恐ろしさも感じています。
「暴力→一件落着」の図式があった子ども時代(Gamine)
子どもの頃、両親のケンカが絶えない時期がありました。いつも、口下手な父親が最終的に暴力を振るって、ケンカが終わるというパターンでした。それを泣きながら見ていたわたしでしたが、いつの間にか「暴力→一件落着」という図式が無意識のうちに頭の中に刷り込まれていたようで、小学校低学年の頃、口ゲンカ相手の同級生をたたいたりして、先生に呼び出しをくらっていた時期がありました。今思えば、本当に恐しいことだと思います。大人になった今でこそ、暴力はいけないことと頭でわかっていますが、無邪気な子どもだった当時、いけないことをしている感覚はまったくありませんでした。本当に相手を愛しているのなら、愛している人をめぐる子どもたちに与える影響も考えた上で、冷静に行動するべきではないでしょうか。
信頼が崩れることが別れの原因に(confirme・東京・25歳)
相手に暴力を振るうのは、信頼しあっているという前提を崩すものであり、暴力によって受けた身体的な傷よりも、むしろ信頼が崩れることが別れる原因になると思う。
毅然とした態度を取ることも必要(朧月夜)
今つきあっている彼が、ケンカをしている最中に、悔し紛れに「蹴っ飛ばしてやる」と言ったことがあります。半分冗談だというのはわかりましたが、暴力につながるような発言をすること自体、許せないと感じたので、「もし本当に殴ったりしたら、ぜったいに許さない! 倍にして返すからね! ! 」と怒ったことがあります。彼はすぐに「冗談でしょ」と言っていましたが、体力的には男性に比べると、女性はどうしても弱いものです。たとえ冗談だとしても、そのような場合には、毅然とした態度を取ることが必要なのだと思っています。
暴力の先にあるものは……(モンチッチ・福岡・未婚・30歳)
わたしも、過去に一緒に暮らしていた恋人から暴力を受けたことがあります。暴力を振るった後で、身体を無理やり求めてくるのです。とてつもなく空しく、わたしの人格まで破壊されていく日々を過ごしたような記憶しか残っていません。もちろん最初のきっかけは、わたしが彼を傷つけるようなことを言ったのかもしれません。ただそれからは、わたしが何か自分の意見を言おうとすると、言葉の暴力から身体的な暴力まで振るって押さえつけようとするようになってしまったのです。今は離れたところで落ち着いた生活を取り戻していますが、今でも夜一人になると、ふと思い出して涙が止まらなくなることがあります。暴力の先にあるものは、幸せではないはずです。お互いを人として尊重しあうことが大切なのではないでしょうか。
愛って何なんだろう?(morgan)
手が出てしまうというのは、相手に対する所有欲や、甘えが、暴力的な形で外に出てしまうことなのかなと思います。このテーマを見て、愛って何なんだろうって考えてしまいました。人間のすべての生活のことなのかなぁ……。
どんな事情があっても暴力大反対(みぃちゃん3)
どんな事情があっても暴力は良くないでしょう。大反対です! ! 力で押さえつけるのは、なんの効果も生まれないと思います。

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