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2001/11/26(月) - 2001/11/30(金)
5日め

テーマ手をあげてしまうのは、愛しているから

今日のポイント

DV防止法が施行され、以前に比べて相談件数が1.5倍に……

投票結果 現在の投票結果 y 9 n91 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
丹下一
丹下一 俳優

28日(水)付けの毎日新聞夕刊によると、世界保健機構(WHO)が国内で行なった「DVと女性の健康調査」で、夫やパートナーから暴力を受けたことのある女性は、7人に1人(約15%)の割合に上るのだそうです……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

暴力の先にあるものは……(モンチッチ・福岡・未婚・30歳)

わたしも、過去に一緒に暮らしていた恋人から暴力を受けたことがあります。暴力を振るった後で、身体を無理やり求めてくるのです。とてつもなく空しく、わたしの人格まで破壊されていく日々を過ごしたような記憶しか残っていません。もちろん最初のきっかけは、わたしが彼を傷つけるようなことを言ったのかもしれません。ただそれからは、わたしが何か自分の意見を言おうとすると、言葉の暴力から身体的な暴力まで振るって押さえつけようとするようになってしまったのです。今は離れたところで落ち着いた生活を取り戻していますが、今でも夜一人になると、ふと思い出して涙が止まらなくなることがあります。暴力の先にあるものは、幸せではないはずです。お互いを人として尊重しあうことが大切なのではないでしょうか。

怒りの原因は自分の中にある(murasakigozen)

怒りの原因はまず、自分の中にあると思ったほうが良いと思います。それも、今そこで起こっていることではなく、70%くらいは過去にさかのぼって、怒っているのです。自分と誰かとの関係において、自分が未解決のまま、あるいは自分の感情の整理をつけないままにきてしまったことを、その場に持ち出しているのです。まずは、自分を見つめ直すことが一番ですね。夫婦喧嘩は犬も食わないのは、その場だけで終わっているからで、何の後くされもない、一種のイベントだからです。お互い理性がきちんとあって、根がないからです。DVは、根が深い……。

二人の関係が暴力を生んでいる(Maja)

愛情の押しつけが暴力になる。相手の立場を考えずに、一方的に愛して、尽くして、束縛して、守っているつもりが、相手が自分の思うようにならない時に暴力を振るう。暴力を振るった後で優しく抱きしめたり、甘えさせたり、恋人や子どもが自分から離れていくことが耐えられないから取り乱してしまう。自分に自信がないから殴るんでしょうね。自分の内面を見つめ直すことで、立ち直ってほしいと思うけれど、被害者のほうが引き金を引いていることにも気がつかないと、二人の関係が暴力を生んでいる。

傷つけ続けることを繰り返す姿に……(どろまり・神奈川・48歳)

自分より力や立場で勝っている人間が、暴力や言葉で相手を傷つけたり押さえつけようとするならば、そこにどんな理由があっても許せるものではないと思います。手をあげてしまったり、ひどい言葉を発したりしてしまったその瞬間に、人は理性を失ってしまうのではないでしょうか。そして、そういう人は必ず「怒らせるおまえが悪い」「殴りたくなるような女だ」などと言うし、被害者であるべき女性の中にもそんなことを言う人がいます。相手の人格を尊重していれば、手をあげて言うことを聞かせるなどとは思わないはず。別れた夫も、わたしや子どもたちを殴りだしたとたんに自分自身が興奮してしまい、さらに傷つけ続けることを繰り返していました。殴られた方は、そんな姿を見てかえってかわいそうに感じてしまい、尊敬することなどできなくなってしまいました。

暴力男は、母親が過保護だった?(シアン)

殴る相手に対しての愛情なんてないですよ。あるなら自分に対してのゆがんだ愛情のみ。自分が否定されたのが悔しくて、爆発して、その持って行き場が暴力なんです。上手く言葉で説明できない子どもがイライラして暴れたりするのと一緒。大人になりきれていないんです。女性に暴力を振るう男性の場合、母親が過保護な人が多いと思います。

子どもが成人するまで我慢しようと決意(しんでれら・神奈川・39歳)

結婚18年。3回程死ぬ思いをしてます。その他にも、精神的虐待を受けてます。自分の思いどうりにならないと、夫はヒステリックを起こします。手をあげてないから、自分は「優しい男だ」と言ってます。母親に相談してもらちがあかず、子どもが成人するまで我慢をしようと決めたところです。あと、4年。なんとか、がんばりきる覚悟です。

きちんとしつけられていれば……(binko)

二人の息子がいます。育ててみてわかったことですが、男の子は、10歳から15歳までに身長も大きくなり、それと同時に、腕力の強くなっていくことを感じました。実際に暴れれば、物を簡単にぶっこわし、人を怪我させ、もしくは殺すだけの力は兼ね備えているのです。最近の若い人たちは、親からいろいろな事を教わっていなさすぎるから、男も女もわがままになって、その二人が一緒になれば、当然男の方が腕力で女を従わせることになる。忍耐や愛情を親から受けてなかったり、教えられてなかったりして、成人しても、心はまだ子どもである大人が多すぎると思う。子どもの時に、親からの愛の鞭をされてない人たちが多すぎるから、実際に人をぶつ加減をしらなすぎるのだ。今、息子二人には、「お母さんや女性は高級な硝子だから、乱暴に扱ったら、もろいのよ」と言ってる。また、「あなたたちは、物を壊す力も殺す力もあるのだから、自分の行動に責任の持った行動をするように」と言っている。

ドラマや映画で暴力を見慣れてる影響?(eiei・既婚・28歳)

手をあげてしまうのは愛情があるからっていうのは、親子関係でならある程度(今は聞かないけど、おしりぺんぺんの程度)理解しますが、男女関係で存在するなら絶対許せません。なんだかそういう現象って、ドラマや映画で暴力を見慣れてる影響なんでしょうか?わたしも夫に「手をあげたら許さない」って最初に言ってあります。

愛があるからなんて、言い逃れ(RE)

一度だけ、パートナーを打ったことありますね。理由も愛情もあったけど。でも、暴力には否定的です。根底に愛情があって殴るなら、相手だって気づきますよね。そのことで、深く傷ついたりもしないだろうし。でも、相手への愛情と、自分への愛情を勘違いしている場合もあるから。恋愛関係において、殴るって行為は例外的な場合のみ認められることで、それが日常的になってるんじゃ問題じゃないの?愛があるからなんて、言い逃れ。納得できない暴力は、どんな関係においてもお断りです。

暴力は相手に対する恐怖感や、嫌悪感しか残らない(Kotobuki・長野・既婚・36歳)

暴力という形で自己表現するというのは、相手に対しての一種の甘えではないかなと思えます。言葉でうまく表現できない子どもが、お母さんをポカポカ叩いて悔しさを表現する、なんてことありますよね。でも、大人なら暴力でないコミュニケーションの手段があるってこと、わかるはず。暴力って、振るわれたほうは、たとえ自分が悪かったとしても相手に対する恐怖感や、嫌悪感しか残らないように思います。愛している人に本気で怒ったり叱ったりしたいのなら、暴力でないほうが相手の心に通じると思います。そして、それは対パートナーのような大人同士だけでなく、対子どもでも同じじゃないかなと思います。

DVが原因の一つで離婚を経験(しど・大阪・既婚・34歳)

しつけでお尻を叩くのと、DVはまったく別のものです。DVは人格侵害であり、差別であり、犯罪です。わたしはDVが原因の一つで離婚を経験しています。もし、あの頃にすでにDV法が立法化されていたら、わたしは迷わず夫を訴えたでしょう。殺されるかもしれないという恐怖を、まったく感じずに暮らせる(それがごく当たり前なのでしょうが)今の新たな結婚生活に、言いようのない幸福感を感じています。

OTHERS

長屋の夫婦喧嘩とDVの違い(utena)

長屋のおとっちゃんが茶碗を投げてるとこは、おかみさんが口達者で、投げようとなんだろうと、おかみさんの勝ちって雰囲気があると思います。「口じゃ負けちゃうから、てやんでぇ〜〜! ! 」と。でも、なんだかんだ言ってもかみさんには弱いんだよ……。「はいはい、おとっちゃんはえらいからぁ〜〜」みたいな感じがある。で、DVは、相手が口が達者であっても、その口を封じるまで、続けるという雰囲気がある。どっちも、子どものわがままみたいに、自分の意見を通したいという意は似たようなんだけど、だだっこみたいなじたばたなのか、威圧的に封じるのか、茶碗をひっくり返すのか、直接なぐるのか。精神的な暴力でも同様だと思う。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

自立した一人の人間として、「愛」は対等のものであるはず。

28日(水)付けの毎日新聞夕刊によると、世界保健機構(WHO)が国内で行なった「DVと女性の健康調査」で、夫やパートナーから暴力を受けたことのある女性は、7人に1人(約15%)の割合に上るのだそうです。

DVの加害者の暴力には「自分をわかってほしい」という叫びが見えることがあります。でもそれは「ただ自分だけを見ていてほしい」という、相手のことなど何も考えていない要求。そして「お前は俺のもの」という、人をモノ化した所有の感覚。モノでなければ、家畜。だから「しつけている」とか「怒らせるお前が悪い」(自分はいつも正しい)という言葉が出てきます。しかも自分に自信がないから、(唯一自信がある)暴力で相手を押さえつけようとする。

そして、暴力は暴力でしかなく、暴力は連鎖していきます。周囲にも、子どもにも。これに対して「わたしがついていないと」とか「私だけはわかってあげている」、または(たとえば子どものために)「私さえ我慢すれば」と、耐えている被害者の多さに驚きます。

愛には、尽くしたり、捧げたり、身を投げ出す部分もありますが、DVと愛とは別次元のもの。「ハネムーン期」のやさしさにだまされてはいけません。「愛」は対等のものであるはず。自立した一人の人間として、また子どもへの愛があるのなら、暴力の連鎖が深まらないうちに、きっぱりと関係を清算すべきだと思います。その方が、加害者への「愛」とも言えるのではないでしょうか。どうぞ、自分自身を大切にして下さい。
そして、幸運にもDVと離れたところにいるわたしたちも、あらためて、暴力の中に愛はないのだと確認したいと思います。

丹下一

丹下一

俳優

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