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今週のテーマ会議番号:1865
音楽は人生を救うことがある?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年04月10日より
2006年04月14日まで
円卓会議とは

若林邦彦
プロフィール
このテーマの議長
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター
円卓会議議長一覧
最終日の音楽リスト  ・コブクロ「永遠にともに」 ・ビル・エバンス「ALONE」 ・ブラームス「作品117……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 魂が揺さぶられた曲「永遠にともに」 (こころ88個)
レンタルビデオ屋で偶然かかっていた曲コブクロの「永遠にともに」です。この歌声を聴いたときに、魂が揺さぶられました!! こんな経験初めてです。歌詞もいい! 声も素晴らしい! この曲は夫婦の愛の歌ですが、当時「夫婦とは?」と考えていただけに、心に染みました。コブクロの曲はすべていいです! それ以来ファンになりました。みなさんも、「桜」だけじゃなく、ぜひ聞いてみてください。いい曲ばかりです。

yes 正座して聞きたくなるジャズ (IPウーマン・36歳)
いわゆる難関大学を突破して、当面の目標を失ったうえ、慣れない一人暮らし……このまま部屋で死んでも誰も気付いてくれないのかな、とやたら落ち込んでいたときに出会ったビル・エヴァンスのアルバム『Alone』。ジャズなど全く知らず、ピアノも弾かない私が、なぜかこれは正座してしっかり聞かねば、と思うほどの衝撃を受けました。なかでも「A Time For Love」は、未だに身体がゾクゾクするほど好き。もう、この良さは言葉では説明できません。ぜひ一度聴いてみてください。

yes ブラームスのインテルメッツォ (アマチュアヴァイオリニスト・東京・40歳)
とことん落ち込んでしまったとき、悲しい曲を聴いてもっともっと落ち込むのは、決して自虐的行為ではないと思います(詳しくありませんが、音楽療法では、悲しい時には悲しい音楽を聴くのが、治療の原則とされていると思います)。自分が嫌でたまらなくなったり、起き上がって何かする気にさえなれないようなとき、私が聴きたくなるのは、ブラームスのインテルメッツォなどの晩年のピアノ曲です。なかでも作品117の3、嬰ハ短調。そっと、優しく、一緒に泣いてくれる曲です。

yes 安心毛布のような声 (ぺろり・神奈川・パートナー有・39歳)
マニアックですみません。「馬の骨」の「Red Light, Blue Light, Yellow Light」という曲です。ちなみに馬の骨というのは、兄弟デュオ・キリンジの堀込泰行のソロユニットの名前です。この人の声は安心毛布のようです。聴いていると何があっても大丈夫と思えます。歌詞の「軋む線路でどこへでも行けるさ/乗り換えられない自分とダンスを上手く踊るなら」という部分に励まされます。弱い自分と折り合いを付けて生きていけますように、とこの曲を聴くと思うのです。

yes 綾戸智絵さんの歌声 (ぴーやん・愛知)
この曲という特定はできないのですが、綾戸さんのズッシリとくる歌声に元気をもらいます。綾戸さんの声を初めて聴いたのは、CD屋さんの試聴です。買い物ついでにいつも立ち寄るCD屋さんのコメントカードに「これきかなきゃ人生損するぞ!」くらいの勢いで書いてあったので、「じゃあ聞いてやろうじゃないの」って。ひと声きいた瞬間、全身に電流が走りました。即レジに。買い物なんてすっかり忘れて、CD聞きたさに、さっさと帰りました。もう8年くらい前のことですが、あのときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

yes STINGのFRAGILE (エンペドクレス・埼玉・パートナー有・46歳)
疲れていたり、落ち込んでいるときだけでなく、元気なときも聴きたい曲です。自宅にいるとき、どのCDを聴こうか迷った際は、まずこの曲をかけます。しかし、一曲を選ぶのは難しいものだと、テーマを与えられて初めて感じました。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
聴かずに死ねるか!
最終日の音楽リスト

 ・コブクロ「永遠にともに」
 ・ビル・エバンス「ALONE」
 ・ブラームス「作品117の3、嬰ハ短調」
 ・馬の骨「Red LIGHT,Blue Right,Yellow Right」
 ・綾戸智絵のCD
 ・スティング「Fragile」

「気が向いたらこんな音楽を聴いてみてください」と押し付けがましくならないように、謙虚にひっそりとこの企画をこうして一週間やってきたつもりでしたがどうだったのか。

もともと僕らが新しい音楽に惹かれていくきっかけというのは、

 1)ラジオで聞いた
 2)テレビで聞いた
 3)街や店で流れてた
 4)CD屋で流れてた、あるいは試聴した
 5)人から教えてもらった

そんなところにたいてい入りますが、この中でも、もっともインパクトのあるきっかけは最後のやつ、要するに「口コミ」というやつだと僕は思います。

つまり恋人でも、恋人になる手前の片思いの人でも、あるいは信頼できる友達でも親でも子どもでも旦那でもなんでもいいんですが、そういう人がですね、「この音楽いいんだよ」って言ったとしたら、普通の人なら、ちょっと聞いてみたいなあ、と思いますよね。

まして、あなたが多感な年頃で、その人のことをもっともっと知りたい、という状況の場合、頼まれなくてもその人の好きな音楽を聞きたい、その音楽がよくわからなくても「うん、すごい良かった、特にあの曲の最後の部分がどうしたこうした」とか口走ったりして、完全に舞い上がったりしている。

まあ、そんなところにも音楽の効用があります。ちょっとセンチメンタルですけどね。

きのう僕がお薦めした二つの音楽について。
僕は、中学の頃にロックを聞いて、高校の頃にフォークを聞いて、高校を卒業する頃くらいからだんだんとジャズを聴くようになっていきました。当時、バイト代をほとんどつぎこんで、中古レコード屋に行ってジャズの名盤を買い集め、悪名高いジャズ喫茶なんかにも行ったり、スウィングジャーナルなんて厚ぼけったい重たい雑誌を読みふけったりしていました。

でも、そういうのを続けていると、知らず知らずのうちに、やっぱり寡黙で少し暗くなってくるんですね。そんな中で、光がさあっーと射し込むように出会ったのが増尾好秋「グッド・モーニング」とウェザー・リポート「ヘヴィー・ウェザー」でした。

両方ともジャズの世界に生きる人たちの音楽ですが、ジャンル分けなんてどうでもいい、と思わせる音楽で、ちょっと暗くなりかけてた僕の音楽世界を明るくしてくれました。

増尾さんのギターは、ジャズはそんな小難しいものじゃないんだ、楽しいものなんだ、と教えてくれる音楽で、ギターの一音一音が彼の性格通り、どれもこれも優しいんですね。2年前の夏、久々に日比谷の野音にちらっと出て、相変わらずの増尾フレーズを弾いていました。

ウェザー・リポートは、今は亡きジャコ・パストリアスがとんでもなくものすごかったスーパーバンド。当時、杉並区の立正佼成会に普門館という会場があって、そこでウェザー・リポートはライブをやったのですが、会場の特殊さと彼らの演奏の凄まじさと、知る人ぞ知るジャコ踊りが終始繰り広げられ、僕はその時、彼らは宇宙人バンドだ! とそう思いました。つまり、僕らの知らないある惑星ではきわめて一般的な音楽を、この夜、地球に降り立った彼らが挨拶代わりに、文明度の低い僕らに向かって演奏している……そんな錯覚に陥るほどその時のライブは神秘性を帯びた特殊なライブでした。そんな彼らの代表アルバムが「ヘヴィー・ウェザー」というわけです。

さて。
今回のサーベーの裏テーマは、音楽は人生を救うけれど、ある人の人生を救った音楽がほかの人の人生を時に救うだろうか、というものでした。その答は出ないでしょうけれど、人に何かを薦めるというのは、少々怖くて恥ずかしくて押し付けがましいものですが、それでもなにも話さないよりは、人生の彩りが豊かになります。

この企画はきょうで終わりますが、あなたの身近な誰かに「これを聴かずに死ねるか!」という音楽をこれからも薦めながら生きていってください。

コブクロでもビル・エバンズでもブラームスでも馬の骨でも綾戸智絵でもスティングでも、あなたがいいと思うのならばその音楽はいいんです。「これ、いいよ」って隣の人に言ってみましょう。

と最後までとりとめのない個人的音楽話ですいませんでした。
付き合ってくださって本当に感謝します。

次に「アクティブライフ」サーベイに僕が呼ばれることがあったら、第3弾「映画編」をやりましょう。「映画は時に人生を救う!」って感じですね。(まあ、呼ばれることはなさそうな気もしますけどね)

若林邦彦
『報道ステーション』チーフディレクター
若林邦彦


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