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2001/2/12(月) - 2001/2/16(金)
5日め

テーマ子供のために離婚しない。賛成?

今日のポイント

自信を持って生きる親を見て育つことが子どもの願い

投票結果 現在の投票結果 y25 n75 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

今週は3日間しかなかったですが、かなり色々な経験談、意見、いただきました。Yes/Noの結果としては、圧倒的にNoが多かったですが、勇気を出してYesの意見を投稿してくださった方の中に本音を見つけた方……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

OTHERS

両親の離婚で……(くまりん・未婚・35歳)

どうしようもない理由で両親が離婚したのが20年前。家族は極限状態だったのですが、それでもなお母は離婚すべきかどうか迷っていました。母子家庭となった時にわたしに降りかかる、有形無形のハンディキャップを考えてのことです。中学生だったわたしは離婚を強く勧めました。母の心配は現実となり、さまざまな壁にぶつかり、挫折したことも乗り越えたこともありましたが、精神的にはこれで良かったろうと思います。ただ…わたしの心象風景として、ピアノの下に隠れて聞いた母の嗚咽と、父のいない最初のクリスマス、というのが強烈に残っているんですが、これがどういう意味を持つのか、わたしには判りません。あまりの極限状態にいたために、わたしの記憶の一部は欠落しています…。

熟年離婚した母の子ども返り(東京・未婚・39歳)

うちの両親は、いわゆる熟年離婚組。子どものために離婚しないという人は、「そんなことすると、隣のおばちゃんに怒られるわよ」という、バカ母となんの変わりもないと思う。わたしの場合、離婚後、特に母親が子ども返りして非常に困った経験がある。いつでも誰かのためにしか生きられなかった母親の想いが、わたしひとりに集中した。しんどかった。

シングルマザー(東京・独身)

子どもが赤ちゃんの時からシングルマザーです。血縁に関係なくいろいろな人の力を借りてここまできました。でもやっぱりきついです。よく、自由でいいねと言われますが。経済的なことは大したことじゃないのです。それよりも、伴侶がいないことの孤独、不安は大きいし。パートナーシップを築けなかったという負い目はあります。これから伴侶を見つけようとしている人、若い人には、絶対お勧めしない、真似しちゃいけないと言っています。今、時代の変わり目にいるわたしたちが、機能不全家族を次の代に受け継がせないという役目を負っていると思います。だから、片親でも、子どもには最善の環境を整える努力を続けるつもりです。

「我慢」を思い出さないといけない時代(既婚・42歳)

真剣に離婚を考えましたが、思いとどまりました。昔の様に子どものために我慢ばかりさせられていた女達とは違い、今の女は貪欲に自分の人生を生きていこうとするある意味で強さがあると思います。それなのに、シングルママや、ドメスティックバイオレンスに対する福祉のサポート体制の悪さは問題があると思いますよね。本当の意味での豊かさが欲しいですね。日本も日本の夫婦達も何が一番大切ななのか真剣に考えて、やっぱり、もう少し「我慢」を思い出さないといけない時代なのかなあ。

簡単に決意できますか?(あいちゃん・横浜市・未婚・26歳)

ちょっと予想通りの結果でがっかりです。確かに「子どもの為」をいいわけにしている夫婦や、そんな親を持って苦しんでいる子どももいるでしょう。しかし、自分が本当にその立場になったらそんなに簡単に離婚する決意をするでしょうか?離婚しても子どもを育てながら働けるのでしょうか?娘が、親の離婚が原因で結婚できなかったらその悲しみを受け止められますか?もう少し本音の部分で、自分と子どもの幸せを考えるべきだと思います。

子どもの気持ちも複雑です(sweetsweet・茨城・未婚・22歳)

わたしの両親は子どもが社会人になってから離婚しました。子どもが何不自由なく生活出来るように……と親心だったのかしれませんが、そういう結果が出るまでの家族生活は冷えきっていました。どちらにしろ、子ども心として傷がつきました。両親の気持ちも解るけど、子どもの気持ちも複雑です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

今週は3日間しかなかったですが、かなり色々な経験談、意見、いただきました。Yes/Noの結果としては、圧倒的にNoが多かったですが、勇気を出してYesの意見を投稿してくださった方の中に本音を見つけた方もいるでしょう。破綻した夫婦関係でも「所属している安堵感」はありますからね。

「子どもが大きくなるまでとはいつまでか? 」の問いにダイレクトに回答して下さった方はいませんが、自分への愛情と関係を整理して捉えられる年齢ということでしょうか。

幼少期の離婚は、その寂しさを埋める努力を精一杯しなければならない。そして、自分自身の寂しさも。簡単じゃないけど、それを越えて出した結論は、将来の可能性がいっぱい詰まっているのではと思います。

はっきり言って「親の離婚のせいで子どもが結婚できない」なんてことがこれからも起こるのなら、そんな相手とは縁がなかったと思って別れるべきです。親の離婚は子どもに非がまったくないのだから。子どもに精神的負担を感じさせながら夫婦を続ける家庭で育った子どもは、子ども自身の精神的発達も阻害されてしまうことがあります。「自分がいるから悪いんだ」と自己否定に走るか、「自分がいないとかわいそうな母親は生きていけないんだ(自分の存在が母親に安定を与えているんだ)」という共依存の気持ちを持つからです。長い時間かけて見えないダメージを受けた子どもの自己肯定と自立を得るのはとても大変です。

家庭の形は色々です。それでいいではないですか。社会の制度や仕組みも新しくすればいいのです。50年間も法律を変えないで「前例通り」とする国は日本だけです。人は生きていて、動いています。仕組みを変えるためには声を出して働きかけることしかないのです。夫婦関係は子どもの育ちのキーになります。子どもはちゃんと見ています。自信を持って生きている親をみることが親子関係を築く上で大事ではないでしょうか。

このテーマ、また機会があれば取り上げて、みんなで考えましょう。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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