

癒しの引きこもりは胎児の時間(Kikumi・アメリカ・37歳)
わたしはそう呼んでます。栄養も酸素も母親からもらえる環境は、どこか家にこもって、好きな食べ物・アロマキャンドル・お風呂で栄養補給をしているようだし、お腹の外で起きていることに耳を澄ませて胎動にして外に伝えたりするのは、本・音楽・ネットなどで外界の様子を探っているようでしょ? 必ず胎内から出ることを前提として、自分の裡なる力を信じて「胎児の時間」を持つとひきこもりはポジティブで意義深い体験になると思います。
癒しの引きこもりは傷を治す期間(ぴよ吉・福岡・未婚・32歳)
人は心の自己治癒能力があると思うので、癒しの引きこもりは「事態を受け止め、自分自身の傷を少しずつ治していく期間」だと思っています。人間関係で傷ついたときには、「はやく家に帰って一人になりたい」って思いますものね。時々「海の底の貝になりたい」と思うけれど、とりあえず傷がふさがれば、また他人との関わりを求めている自分がいます。他人との係わり合いがなければ、心の成長は止まってしまうかもしれません。
破壊の引きこもりとは(ぴかりん・東京・既婚・31歳)
自分を責め続けるばかりの時間。多分、社会の接点を持っていれば、いやがうえにも気分転換というか、意識は別のところに行く機会があるんだろうけど、それもなくて自分を責めて、自信がなくなって、だから外に出れなくなってという悪循環を陥ると最悪。はぁ〜。書いていていてもツラい。わたしは、そんな時期、這うようにして会社に行ってたので引きこもらずには済みましたが。
破壊の引きこもりの果てに(画伯・東京・既婚・29歳)
落ちるところまで落ちて、もう這い上がるしかないというところまで行った時に、わたしに癒しの引きこもり時間が訪ずれました。それは自分の意志というより、熟した実がポトリと落ちるように、腑に落ちたという感じ。苦しかったけど、でも、妙な充足感もありました。もう一度、やれ、と言われたら嫌だけどね。(笑
ひきこもれる勇気が持てたら(Miel・未婚・33歳)
そう思う事が度々あります。わたしのように実際自分が働かなくては生きては行けなかったら、引きこもる=自殺行為な訳です。知人に引きこもってもう5年以上になる女性がいますが、彼女は自宅で両親に腫れ物にでも触るかの様に扱われ、本当に幸せそうに感じます。引きこもりのできる人はある意味、幸せな環境にいるとも思えるのですが……。それをきちんと教えるのも必要なのではないでしょうか?これが現状を把握していない発言でしたらごめんなさい。
引きこもりは社会問題(カナコ・既婚)
多分引きこもっている人は自分自身を取り戻す前向きなものとは違い、生きることの意味も見出せない程の苦しみなのでしょう。わたしの友人は引きこもりの末、自殺をしてしまいました。周りの人間は彼の苦しみを理解することが出来ませんでした。本人も家族も支えることの出来るような人々が登場しなければ、これからも増えつづける問題ではないでしょうか。引きこもり問題を通して学ばなければならないことがあるように思います。
無理しないこと(きよこ・藤沢市・既婚・27歳)
いろいろ理由はあると思うけど、だいたいは自分を回りに合わせようとして、そのギャップに悩み、引きこもってしまうように感じます。わたし自身自分に自信が持てない20歳前後、外に出ないで寝てばかりいたような時期も多少あったけど、もちろんなんの解決にもならなかった。たまに、今日は人に会いたくないと思う程度の事は誰にでもあるはず。でも、そこで無理しちゃうと引きこもり予備軍になってしまう。でも、どっちにしても引きこもっていられるなんて贅沢。
自分を許せるかがカギ(るる・東京・既婚・29歳)
振られてしまった自分、仕事で失敗した自分、周囲と上手くできない自分。そりゃ自分で自分を受け入れられないことってあるでしょ。そんな自分を「まぁ、しょうがない」と受け入れ許せるかどうかがカギ。受け入れるまでは破壊の引きこもり。受け入れたら癒しの引きこもりなのでは? そう考えると破壊の引きこもりも工程としては必要なのかもね。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!