

自由な校風だからこそ「責任」を学んでいる(イチローママ・46歳)
大学生と高3の息子2人います。長男は中学から校則が無いに等しい自由な私立に行きました。はじめは「自由」を「わがまま」と履き違えていたようですが、「規則の中で生きていくほうが楽だ。自由を得るって大変だよ。自分をしっかり持たないと。自分で決めるってことは、自分で責任取るってことだから」と言うまでに成長しました。次男は中学まで公立に行きました。地元のお友だちは兄に比べると確かに多いですが、「自由」の無いぶん、先生任せが気になりました。結局高校は、兄と同じく自由な校風を選びました。自分で責任を取るぶん、表情も締まり、生き生きしています。
現段階では満足ですが…… (MAYU・横浜・既婚・39歳)
子ども2人は私立に入れました。小学校からの学校教育は、確かに社会の縮図です。しかし、教育の現場を見ると、共働き夫婦には、学校で起こっていることを細かくチェックするだけの余裕もなく、安心のために私立を選びました。どの子もしつけけが行き届き、一定以上の学力があり、少しでもいじめの影が見えると先生方が早めに対応してくれ、その中で伸び伸びと育っています。しかし、実際の社会に出るときに、マイナスの面をどのように教えるのかは、難しいでしょう。現段階では満足しています。
教育制度の矛盾がある限り、私立のほうがマシ(hamaiso)
公立校では「何でもみんなと一緒」ということを強要され、休み時間に教室で本を読んでいたら、通知票に「協調性がない」と書かれて傷ついた。勉強面でも、もっと深く知りたいと思っても「それ以上は覚えなくてもよい」という返答をされ、予備校の先生に丁寧な回答をもらったことがある。大学生の時、「学生時に経験した教育制度の矛盾を自分の目で確かめたい」と考え、母校の中学へ教育実習へ行ったが、お茶汲みのぜひから始まる教員同士の組合活動に巻き込まれ、女性教諭から猛烈なイジメにあった。テスト問題も業者のワークブックの抜粋で、自分たちが知恵をしぼって作成した問題ではなかった。「教師は忙しい」ということを理由にする教員が多くなってきているが、終身雇用で評価制度もない中、質の悪い教員を排除できないのなら、私立の方がまだマシだと思う。

子どものお手並み拝見!(うーこ)
わたしは公立派。社会に出る前に、勉強ができる子、できない子、親がいない子、裕福な子、経済的に恵まれない子……そういう現実を早くから知っていたほうがいい。その中で、自分がどう生きたいかを考えて実行できる子どもに育てたい。こんなご時世だからこそ、タフさを身につけさせたい。荒れてる学校、結構じゃあないですか! どう自分の子どもが立ち回るか、お手並み拝見てなものです。私立ですばらしいカリキュラムで勉強させても、しょせん画一的な受験勉強でおわり。どうやって勉強したら楽しいかなんて、自分で自分のやり方を探すもんですよ。

公立、私立という基準だけではなく(yaoka・神奈川・40代)
中学、高校、大学生の子どもの母です。「子どもの資質と性格」「成長度合い」「地域の特性や生活環境」「親の体力」「家庭の教育方針」を再考しながら、一方で学校の「伝統」「精神」「環境」をリサーチします。そして、それらを照らし合わせた上で、学校を選択するように心がけています。もちろん親の一方的な押し付けはNG。「公立」「私立」という基準だけで学校を選択するのは難しいと思います。
小学校まではカリキュラムを平等にして(づみ)
小学校のころ習ったことは、大人になっても覚えています。小さいうちに必要なことを覚えることは大事。詰め込むのではなく、自然と吸収できる環境を作るべきだと思います。住んでいる地域には、私立の学校はないので、通わせることができません。金銭的、地域的な面で、学力に差が出ていいのでしょうか?せめて小学校くらいまでは、カリキュラムは平等であってほしいものです。
その子にあった選択肢があっていい(Rosary)
長女の小学受験・中学受験で悩みました。長男に障害があるため、できれば地域の子どもたちと一緒に成長して欲しいという思いがある中で、長女を「選抜される」私立に入れることに抵抗はありました。でも、その子それぞれの選択肢があっていいとも思うし。しかしながら、何らかの障害のある子がいない、似たような子ばかりいる私立の状態は、いびつな社会を形成していると思ってしまいます。
各家庭の教育方針で(mame・東京・既婚)
私立か公立かというのは、各家庭の教育方針で選択していけばよいと思います。お受験の母親を見て、おかしいと思うのもわかりますが、だから「自分の子どもは公立がいい」と思うのでなく、なぜ、自分の子どもに公立を選ぶのかが、大切なのではないかと思います。「私立の純粋培養」「公立のたくましさ」という意見が多いようですが、生活する力とは、置かれた環境で、経験と問題にいかに対応していくかが関わってくるように思います。どこかの学校に行っていたからって、自然に何かの力がつくとは思えませんけれども。

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