

530時間分家庭で教育するのは難しい(みい子・埼玉・32歳)
自宅で英語を教えていますが、かなりの集中力が必要です。530時間分の授業の代わりに、親が子どもを教育するのは、とても大変です。塾に行かせるとなると、相当の出費。その分で私学に行かせられます。教育は、授業内容も大切ですが、教師の人格や環境が与える影響は大きいと思います。公立では、一度なってしまえばこちらのもの的な教師が散見されますし、校風も積極的に自分を磨いていくことを後押ししていません。熱心で、いつも自己研鑚に取り組む教師の揃った私学が通学圏内にあるならば、通わせたいと思います。
先生の質が違う(samisa0108)
一般的に私学のほうが、先生には恵まれていると思います。子ども1人に対する先生の数はもちろんのこと、さまざまな問題が起きた時の対処の仕方がまるで違います。教育内容にしても、公立の学校では基本重視といいますが、基本問題の繰り返しばかりでは飽きてしまうし、基本を身につけた上での応用問題を解く楽しみまで奪ってしまいます。指導要綱はあくまで最低ラインと言ってますが、それを超えた教育を受けることは望めないと思います。
評価を受けない教師はだめ(あせおは)
自分自身は区立小中から都立高校、1年浪人、国立大学ですが、最もすばらしかった学校は、浪人中に通った予備校だったと思います。評価を受けない教師はだめです。勉強も進み具合が遅くて、自分の強い意志と努力が必要でした(自力で高校2年の夏休みで高校3年までの教科書を終了しました)。子どもが同じように強い意志をもって努力をするとは思えないので。

勉強とは思考能力を身につけること(watken・横浜・46歳)
3児の父親です。僕の思う勉強とは、「考える能力を身に付けること」。公式をやみくもに暗記して、その計算能力を高めることでは決してありません。試しに、高学歴の人間にこんな質問をしてみてください。「小学生の分数のわり算で、分母と分子を入れ替えて掛け算するのはどうして?」。根本的に理解している人は、ほとんどいません。学校の先生に訊いてみてもいいです。その先生の姿勢がくっきりと現れます。小学生のわり算ですよ。義務教育です。「なぜそうするのか」というコトを考えず、「そうやればいいんだ」的な人間がどんどん増えているのです。むしろ、進学に重点をおいた塾や私立校のほうが、そうした計算テクニックをたくさん身に付けさせる元凶なのではないでしょうか?
机に向かうだけが勉強じゃない(kimy・横浜・27歳)
授業時間の差って、そんなに大切でしょうか?わたしは、公立の小学校に行っていて、6年生のころは、天気がいいと先生がみんなを野外に連れ出してくれました。ただ机に向かって勉強しているよりも、いろいろなことを体験するほうが、人間的に成長できるのでは。夏休みも塾通いで、電車の中で青白い顔で目の下に隈をつくっている小学生を見かけるたびに、ぞっとします。

「チャラチャラ」と「目的意識」(southerncross・千葉・40代)
長男は中高一貫校の高1、次男は公立中1年。兄の生活を見ていると、一概に私立礼賛とはいかないこの頃です。自ら何かにチャレンジしていこうという姿勢とは程遠く、「チャラチャラ」しています。弟のほうは、目的を持って1学期を過ごしました。たくましさという点では、全てお膳立ての整った私立と、自分の届く範囲内で切り開く公立とは随分違ってくると思います。今や大学を出ても、その先を切り開く能力が問われている時代です。一体親は、どういう学力を子どもに身につけさせたいのでしょうか?自身が巻き込まれていた偏差値受験戦争のような、勝ち上がるための戦略だとしたら、少々時代錯誤かも。
ここは軍隊か?(HEIDI)
子どもが小さい頃、私立育ちの夫と公立しか知らないわたしは、子どもの進路のことでよくけんかしました。でも、余計なお金を使わず公立でと思っていたわたしも、長男の小学校を見て考えが変わりました。自由なアメリカで育った長男は、みんな同じことをする学校に馴染めず、先生はまるで軍隊のように厳しい人。このまま公立だと、きっと不幸な学生生活を送ると思うので、中学は私立に行かせたいと思います。もちろん公立の校風が合っている子どもは公立で十分だと思いますが。
ゆとりは先生のため?(miway)
東京に引っ越してきてから、悩んでいます。東京では、私立で魅力あるカリキュラムをとっているところを選ぶことも可能ですから。反対に公立はというと、「ゆとり」を喜んでいるのは先生たちばかりではないでしょうか?夏休みも1月以上丸々有給で、かつ土日も休みになる、という天国。「経営努力」が必要な私立のほうが、長い目で見て子どもにいいかも、と思ってしまいますね。本当は地域でのびのび育てたいのですが。

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