

子の立場からひとこと(あけどん)
夫の両親やわたしの両親、また友人や義妹の様子をみても、みな同じように「親バカ」ぶりを発揮しています。微笑ましいといえば微笑ましいのですが、身内の親バカぶりは子どもの頃から『かなり気恥ずかしい』と感じていました。「この程度のこと、別にすごくないでしょ」というようなことでも、誇らしげに人様に伝えている表情の身内を見ると、わがごとながら穴に入りたいような気になります。
恐るべし姑の小姑自慢(reikot・大阪・既婚・30歳)
長期入院をしていたとき、姑が見舞いに来たのですが、院内のレストランで延々と小姑の自慢話。高校受験の時に大きな病気をしたが、病室で勉強して、看護婦さんにほめられたとか。わたしは病気でボロボロだったのに、「あなたの病気はたいしたことない。前向きになれば治る」と、ほとんど「説教」。病棟に帰ると同時に倒れました。場所、状況をわきまえて欲しいですね。
親バカに出る、本人のバカ(tamaneko・東京・既婚・39歳)
自分の子となったら、そりゃ誰もが目の中に入れても痛くない。でも、ほどほどにしないと嫌われます。「ウチの○○ちゃん、まつ毛が何本増えたんだ」と、聞いていないことまで話す。子どものこと話してるんじゃなくて、自分がいかにバカか話してる。逆に、こちらが心地良くなってしまうように子どものことを話す、ステキな人もいます。子どものことを話す時って、本人の知性、品性、思いやり度が出ます。
子ども写真入り年賀状(さくら子・神奈川・既婚・50代)
親バカといって良いのかはわかりませんが、夫のところへ届く会社の方からの年賀状の中に、小さいお子さんの写真で作られた年賀状が、結構多いのに驚きます。親御さんの愛情も感じるのですが、公わたし混同かな?といつも思ってしまいます。
「バカな親」急増中(miyabis・既婚・39歳)
困るのは「バカな親」。口を開けば子どものことしか話題の無い親。騒いでも「子どもだからしょうがないでしょ」と開き直る親。子どもを殴る親。嫌なのは、年賀状を子どもの写真でくれる人。興味ないから、いらないのに。仕事関係で送ってくるのはマナー違反だから、その後の付き合い方を考えちゃいます。

親バカのもう一つの効用(奥沢すずめ)
親バカにはもう一つの効用があります。男性でも職場などの公的な場で、家庭の話題を口にできるということです。家庭を犠牲にして仕事に打ち込むのがかっこいい時代は過ぎました。どうやって家庭生活と職業人としてのスタンスを両立するか、難しいところだと思いますが、親バカ話題が一番の突破口になります。こういうところから、男性が家庭と仕事を両立させていけるのでは。

子どもはいくつになっても子ども(Maja)
わたしの親は、子どもをほめたことがありません。いくつになっても心配してくれますが、大人扱いしてもらえない欲求、不満があります。世間では自分の子が一番可愛いと自慢する親もいるようですが、親バカのほうが、子どもはのびのび育っているように思います。迷惑にならない程度の親バカは、子どもに自信を持たせると思います。自分の子どもばかりを見て、周りを見ない人はバカ親です。
家でほめるなら外でもほめるべき(来夏)
子どもをほめて長所をのばす……みんな心得ているはず。でも、家では「おかたづけ上手でえらいね」と言う母親が、外では「うちの子ったら、散らかすばかりで」なんて謙遜することが多いのでは?謙遜は美徳という日本ならではの文化も、子どもには理解不可能。せめて育児に関してぐらいは、謙遜しないで子どもを思いっきりほめてあげたい。そして周囲もそれに理解を示してほしいな。

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