

「働く女性の出産」と結び付けないで(cheeze)
元気なお子様がご誕生されて、心から嬉しいです。ただ一つ気になったのは、「これで働く女性たちが出産に希望を持てたはず」などのコメントの数々。皇室外交をキャリアの一つととらえて「雅子様はきちんと両立されるであろう、ああすばらしい」などと……。ちょっとそこは待ってほしい。わたしを含め、小さい子どもを持ちながら仕事をしている人は、自分の残業中や忙しい時期に、代わりにしっかり面倒を見てくれる人がすぐ見つからないわけで、特にこの季節、子どものカゼが長引いたりすると、会社にも保育園にも文句言われつつ、張り裂けるような気持ちで何とか切り盛りしています。そこの事情は、皇室とはちょっと違うと思うんですね。「お子様誕生良かったね! 」というのと「働く女性たちよ、やる気になれば産めるんだぞ、ほらほら」とメディアがこぞってせっつくのだけは、やめてほしい気が正直します。さっそく姑から、あなたももう二人ぐらいは産めるわね、とか言われて青くなっているので。(勘弁してほしい〜。
世間では女の子人気なのに(まどりん)
おめでたいでしょう。NOの意見はどういったところからきているのか、伺ってみたいですね。でも、男子を産まなくちゃいけない使命がつらいですね。世間じゃこのごろは女の子人気が高い風潮なのにね。男子3人の子を持つ友人が「代わってあげたい」と呟いていました。でも、一人っ子はかわいそう。雅子様はお若いので、もう一人ってところで、わたしはガンバッていただきたいと思います。
祝福と焦りと…… (めぐ・東京・未婚・38歳)
何はともあれ、ひとつの新しい生命の誕生はすばらしいことだと思います。と同時に、わたし自身はかすかな痛みをおぼえたのも事実です。雅子様と同じ年ながら、子どもはおろか、結婚さえしていない自分に対して……。初産はいつまで可能なのかという、火曜日の書きこみにも、ドキリとさせられました。今回の雅子様のご出産で、子どもが欲しいという焦りが急速に強まりました。
わたしも来年こそは(横浜のアキ)
わたしも実は今年流産を経験しました。結婚3年目にやっと授かった子ども、今後のことをいろいろ想像していたのも一週間あまり、早期流産してしまいました。しばらくは、次の子どもなんかできないんじゃないか……と、お先真っ暗の状況でした。雅子様もきっと同じ経験をされたのでしょう。偶然ですが、雅子様に陣痛が始まり、分娩室に入られていたころ、わたしはかかりつけの産婦人科におりました。次の妊娠にトライしてみれば、と言われていたころです。これも何かの縁、次はわたしにもコウノトリが舞い降りてくることを望んでいます。
産んだことよりも、子育てに注目したい(にっしぃ)
注目していきたいのは、雅子さまの子育てです。知的な方ですから、きっと賢明な子育てをなさると思います。それでも、わたしたちのような普通のお母さんみたく、思う通りにいかず、イライラしたり泣きたくなったりなさるでしょう。そんな一面もちらちらと見せていただけたら、子育てをする者同士、共感できて嬉しいな、と思います。そして、男性や子どものいない若い人たちも、子育てという作業の大変さに目を向けてくれるきっかけになり、子育て環境の整備がなされることまで期待するのは、過剰でしょうか。
出産以外の雅子様の存在意義に期待したい(GLOBART・東京・既婚・33歳)
わたしは、キャリアを持つ女性としての雅子様の、今後のご活躍にも大いに期待したいと思います。出産・育児が一段落したら、ぜひいろいろな活動にトライしていただきたい。日本の外交にとって欠かせないご公務に雅子様の存在は、大変大きなものだと思います。特に海外の報道ではそのバックグラウンドから雅子様への期待が大きく、雅子様にもキャリアを生かすお覚悟、お考えあってのご成婚と、わたしは考えております。開かれた皇室とか皇室典範改正とか、いろいろ目前のことはありますが、小さなところから、現状維持型の皇室ではなく、どんどん新しい考えを生かして、雅子様ならではのご活躍をしていただきたいと思います。

「もう一人」は、ちょっと……(hamaiso)
わたしは昨日、このサイトに「NO」と書き込んだ者です。しかしわたしは、雅子様の出産そのものに異議を唱えたのではなく、何でもお祭り騒ぎにし、その他に起こっている社会事件や皇室制度、旧態依然とした宮内庁の体質について議論することを放棄してしまう風潮に、疑問を感じただけです。また一部には「もうお一人お産みになれるのでは」という声も聞かれますが、昨今、子どもを一人産んだ後にこの発言にさらされ、悩むお母さんたちが増えていると聞きます。雅子様だけではなく、一般のそういった人たちの気持ちも配慮して、たとえ善意でも、産まなければというプレッシャーを与えるような発言は、控えてほしいなという気がします。

事情があって、素直に喜べないわたし(mistral)
雅子様の妊娠、そしてご出産。同じ女性として嬉しい限りです。でも……素直に喜べません。わたしは結婚前から現在も、ずっと薬を服用していて、子どもを望んでも作れないのです。わたしや主人の身内は誰もそのことを言いませんが、ただ一人、叔母だけがいまだに「子どもは?」と聞いてきます。来年のお正月の挨拶回りでも、絶対に「雅子様もご出産されたのだから」と言われると思うと、とても憂うつです。また(薬のことを)、知らない人たちからも、過去に同じ様な言葉を言われたこともあるので、明るい話題なのにわたしの心はとても複雑です。

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