

核家族現象で失われたもの(kaho)
わが家は男の子が二人います。最近、消極的だった長男がわんぱくになり、うれしい反面、度が過ぎることがあります。優しく注意しても聞かないので、友だちも含め、大声で怒ります。当初恐れをなしていた友だちも近頃では、「はい! 」と謝り、またくり返しています(笑)。わたしたちの時代は、近所に怖いおじさんなどが必ずいたものです。今は子どもに直接注意せずに、親に言いに来るように変わっています。カミナリ親父は必要です。わが子だけではなく、周囲が時代を背負う子どもたちをみんなで育てていく、という社会であってほしいものです。しかし、逆ギレする親たちがいるのも事実ですから、その前に、「親」の教育が必要かもしれませんね。他人が叱ってくれたら、むしろ喜ばなければならないと思います。
教育としての「叱り」(おひさま・東京・未婚・27歳)
この場では子どもを対象にしているので、ちょっとそぐわないかもしれませんが……。実は、仕事をしていて、最近の若い人たちは怒られることに慣れていなくて、仕事の注意なのに、聞けない、何を叱られているのかわからない、それを考えようとしない、という傾向があるように思います。「それは個人の考え方の違いだから」などと、まるで悟っているかのようなしたり顔をするので、腹が立ったり。でも、社会人としてのマナー、仕事上での間違いを正すのは、当然のことなのです! 結局、幼い頃から、叱られることに慣れていなくて、対応できないのだと思います。何で叱られたのかがわからないし、考えようともしない。そのうえ、自分を正当化しようとする言い訳まで身につけている。うーむ、社会がどんどん未熟になっていくようで怖いです。もちろん心ある方もたくさんいらっしゃいますが……。三つ子の魂百まで、幸せな社会を営むために、教育としての叱りは必要だと思います。
大人もね(mamarin)
わたしの子どもが幼稚園時代に、何人かのお母さんで「集団遊びの会」を主催していました。それはいろんな「おばちゃん」に叱られることもいいのでは?という主旨もありました。子どもが、「あのおばちゃんはこんなことしたら叱るけれど、あのおばちゃんなら平気だ」みたいなことを学んでほしかったのです。他人の子に対しては、たとえば、公共の場では図書館で小学生の女子を叱りつけたことや、公園でゴミを散らかした子にゴミ箱に入れるように言ったこともあります。あとは夕刻に遊んでいる子どもに、「早く帰りなさい」などと声をかけることもあります。子どもは意外と素直に聞いてくれます。それより腹が立つのは大人のマナーの悪さですよ。違法駐車に始まり、ゴミは持ちかえらない、順番を守らない。腹に据えかねますね。
レッスンを通して叱っていますが(あきちょん)
わたしは講師をしているので、レッスンを通して、生徒の家庭環境が見えてきます。やる気がない場合、わがままを言う場合、親のせいにする場合など、その時の状況によって違ってきますが、適当におだてたり、その場しのぎで解決をしても、結局はずっとつき合う生徒と正面から向かい合って話さないと良い方向へはいかなので、なぜそう思ったのかを説得して、本音を聞き出す努力をしています! でも。近所づき合いをしているお母さんの子どもとなると、そうはいかないですね。マナーが悪い子どもに対してわたしは注意できるのですが、「実際に顔をつき合わすわたしの立場を考えて! 」とその子どもの母親に釘を差されたり……。立場などに関係なく、悪いことは悪い! とどんな時も自分の主張を貫きたいものです。
「温かいお叱り」(ちゃぷちゃぷ)
2歳の男の子の母親です。危ないこと、他人に迷惑がかかることを、静かにきっぱりと注意するようにしています。子どものお友だちに対しても同じです。「おばちゃんに叱られるよ」と言うのはおかしいと思うのですが、お恥ずかしいことに、一度だけ言いたくなったことがあります。それはスーパのレジに並んでいて、子どもがお友だちを見つけて騒ぎ出した時。子どもの体調も悪くて、ぐずつきがひどく、大騒ぎになってしまいました。「お店にいるから、お外にでるまで静かにしようね」と何度もくり返したのですが、だめ。そんなわたしたちを見て、近くにいたお姉さんに汚いものを見るかのように何度も睨まれたのです。店内は混んでいて、すぐに出ることもできず、迷惑をかけないようがんばっているのに、冷たい視線が突き刺さって、つい言いたくなっていました。「おねえちゃんに叱られちゃうよー」と。そして、彼女に対して、子育てなんて関係ない、なんて顔しないで! と心の中で叫びました。「社会全体が子どもを育てる」という意識から出る、「温かいお叱り」であれば、子どもも親もありがたいのではないでしょうか。
相手によりますよね(mzmzmz・愛知・既婚・49歳)
子どもといっても、幼児から高校生まで。さすがに高校生に注意をしようとする時は気合が入ります。先日、本屋の店内で車座にぺたりと座り込んでいる女子中学生5人を見た時は、思わず「あんたたち、邪魔でしょ。みっともないし」と言ったら「うっせえなあ、おばはん! 」と言われました。それにもめげずに、「何でそんなことをしているの」とか、「お母さんがみたら嘆くよ」などいろいろと言ってたら、のそのそと立ち上がって行ってしまいました。わたしの勝ち!
小さいうちが肝心(虹色)
わが子と同年代(小学校2年生)だと、よその子でもOKなのですが、小学生高学年以上になると体も大きくなって、「わー、いけんよ! (ダメよ、という意味です)」と思ったとしても、その子たちが素直に受け入れるのか、いわゆるキレたりされるのか……。まずそれを考えて注意や叱ったりすることを躊躇することがあるなあと感じます。小さなうちにいいこと、悪いことをしっかり伝えていかないと、10代後半にとんでもないこと、他人に迷惑をかけるような行為を当たり前にしてしまうようになるのでは……。
うちの子も叱ってやってください(職業指導官・大阪・既婚・37歳)
子どもの数が少なく、しかも子どもたちが学童保育に行っているとなると、近所の子どもは、みんなうちの子たちの知り合いみたいなもの。4年生の長女は、学童を卒室と同時に児童委員になり、違った意味でも知り合いが増えています。やはり、同じ小学校に通う子なら、親近感も違い、叱ったりしやすいもの。どうぞ、うちの子も叱ってやって下さい。そうして子どもたちは、いろいろな価値観を覚えていくと思います。
わが子が叱られると不愉快?(めがねざるこ)
本屋さんで本の上に乗っかって遊んでいる子を優しく「本は大切にしようねー」と注意したら、そばにいた親にすごい顔でにらまれました。普通なら親も一緒になって「やめようね」と諭すべきところ、何も言わずサッサと立ち去りました。「なぜ自分の子を注意しないの?それ商品だよ! 」と思いつつ、自分の子が他人に注意されることってそんなに不快なことなのだろうかと思いました。わたしの子はまだ0歳ですが、そのような心理は理解しかねます。
やんわりと注意する(みよこ・京都・既婚・32歳)
叱る時には、なるべく声を荒げず、やんわりと注意するようにしています。「そういうことしたら、他の人が困らはるなぁ」とか(こういう時、京都弁は使える! )。あと、職場がマクドナルドなのですが、中・高校生の子どものマナーで目に余るものがある時があります。今日もありました。そういう場合、見て見ぬフリをするよりも、きちんと言うほうがいいみたい。すると、イカツイ風貌の子でも、意外とすんなり「すみません」と態度を改めてくれたりします。
お母さんしか叱っちゃいけない!?(Gatto)
人の家であまりにもうるさい子どもに向かって、「うるさいよ! 静かにしなさい! 」と叱った時、近くにいたよその子どもから、「あの子のお母さんなの?」と聞かれました。違うわよと答えると、「お母さんじゃないのに、なぜ叱るの?お母さんしか叱っちゃダメなのに! 」と。どんなふうに親はしつけしてるのだろうと、ちょっと疑問を感じました。

「あんたら、もっと騒ぎなさい」(miyaco)
その子の親との信頼関係が成立していれば、ちゃんと子どもに向かって叱ります。もし、通りすがりの子どもだったら、情けないけれどたいていのことは我慢します。とくに10歳以上の子どもは、逆ギレされてもイヤだし……と。以前、バスの中で、それはそれは大騒ぎしている兄弟(4〜5人)がいました。「静かにしてね。疲れている人もいるから」と何度も言い聞かせていたところ、居合わせた親は「子ども相手にうるさいな。子どもは遊ぶのが仕事なんや。(子どもに向かって)あんたら、もっともっと騒ぎなさい」。こんな親に育てられたら、子どもにいくら言ったって意味ないわ、と思いました。

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