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2003/3/24(月) - 2003/3/28(金)
5日め

テーマ子どもの絵に干渉しすぎていませんか?

今日のポイント

子どもの納得のいくポイント、エネルギーを出し切ることが完成

投票結果 現在の投票結果 y18 n82 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
ロコサトシ
ロコサトシ ウォールペインター

奥沢すずめさんから「ものを見ること」の大切にするという大事なご意見をもらいました。ものを見て、それを表現方法としては、絵を描くという手段にこだわる必要はないですね。ちなみにオレは絵を描くことは見ること……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

自分の絵を壊された気がした(bombom)

小学1年生のとき、写生大会で描いた絵を先生が気に入り、市のコンクールに出すからといって絵を直されました。直したのはもちろんわたしですが、細かいところを、ここは色が違うとか、もっとていねいにとか、指示されました。子どもながらにも、自分の絵を壊されている気がして、今でも印象に残ってます。わたしの絵なのに、でき上がったら先生の絵になっていた気がしました。

本を読むと気になることがたくさん(虹色)

子ども本人に直接干渉しないにしても、内心、もっとこうしたらいいのに、などよその子の絵と比較している自分がたしかにいます。そういう雰囲気を子どもが察知したら、やはり思うまま、感じるままには描けなくなるだろうなあと思うので、気を付けるようにしています。色彩の本などを読むと、暖色系の色使いはどうこうとか、寒色系の色使いは心がどうこうとか、小さな絵をコチャコチャ描くのはどうとか、いろいろなことが書かれてあるので、親としては気にしてしまいます。うちの子はすっきりした色(紫、ブルーなど)をよく使うので、心が寂しいのかなと心配になったりします。ロコさんに質問ですが、色使い、絵の大きさなどはあまり気にしなくてもいいのでしょうか?

創造性を削がれるようなコメントに傷ついた(みぽりん)

わたしは小学生のころをアメリカで過ごした帰国子女なのですが、帰国した後に日本の学校でたくさん嫌な思いをしました。カリフォルニアの文化の影響を受けていたためか、造形や色彩感覚が派手だったらしく、図画工作の時間に「やっぱりアメリカ帰りは違うよね」とか、創作の途中で「これ、○○(ほかの生徒)のまねしてないか?」とか、いかにも「お前は変だ」と言わんばかりのコメントばかり。でも完成した作品は個性的で誉められたり、作品展に出品されたりしていたのですが……。あの時の創造性を削がれるような先生たちからのコメントは本当に不快でした。

NO

大人の尺度で見てはいけない(シーラカンス・東京・38歳)

子どもが幼稚園入園当初、戻ってきた絵を見てわたしの頭の中は「?」。どうひっくり返って見ても、絵に付いているタイトルのものには見えない。子どもは絵を描くのが好き。だから、クレヨンをいっぱい使って紙いっぱいに描きたかったのだ。きっと「好きなものを描きなさい」と言われて、とにかく好きなように描いて、後で先生に「これ何?」と聞かれ、自分の好きなキャラクターの名前を言ったのかな、とわたしは想像しました。月日がたつにつれ、人の顔を描いたり、タイトル通りの絵になってきました。大人の尺度で子どもの絵を見てはいけないのだろうな、と思っています。

自由に描かせたいが不安もある(ひろり)

自分の体験ですが、幼稚園の時に絵画教室に通っていました。わたしがおかしな色(何色だったか覚えていませんが)でおかしな形の太陽を描いたそうです。太陽のコロナの部分を、普通子どもは真ん中の丸の部分から放射線状に描きますよね。わたしはそれを丸に沿うように描いたそうです。それで、母親が先生に呼ばれて「この子、父親はいますか?」と聞かれたそうです(ちゃんと父はいるのですが)。子どもの心の寂しさが絵に表われていたそうです。そんな経験があるので、自由に描けばいいとは頭で思いながら、実際に違うものを描いたり、違う色を使ったりすると、心配になるかもしれません。どこまでほっておいていいのか、不安もあります。

描き終った後で話をすると子どもの状態がわかる(にゃんちゅー)

3歳の娘は、お絵描きが大好きです。絵は前の晩に読んだ絵本だったり、家族だったり、散歩中に見つけた花だったり。色も最初につかんだもので一気に描くので、大胆かつシンプルです。形もよくわからないものが多く「これ、なあに?」と聞くこともしばしば。一生懸命集中して描いているので、好きなんだなと思っています。描き終わった後にいろんなお話をします。「この車でどこに行くの?」「みんな仲良しだね」。子どもの今の状態もわかることもあります。

「ものを見る」ことの大切さを(奥沢すずめ)

わたしはロコさんやみなさんとは考えが違います。子どもはプロではないんですから、そもそも絵なんて別に描かなくてもいいのではないかと思います。でも、絵を描くことに隣接した、大切な、必ず実に着けなければならない「勉強」があります。それはものを「見る」ことです。よーく見て、頭の中で再構成して、自分なりに解釈し、場合によっては記憶して……。そして、その子どもの手先が器用ならば、絵にしたくなるでしょう。作文が好きだったら文章にする……。すべての科学も、芸術も、優しさもここから始まります。この勉強だけはさせなくてはなりません。それをもって、干渉と言われたとしても。そして、わたしたちもずっと、この「見る」ことをいつも大切にしたいと思います。

指導で上達した一方、個性が失われた気もする(ぷくちゃん・京都・既婚・36歳)

NOですが、あくまで気を付けているというだけで、気付かないうちに干渉しているのかもしれません。息子は幼稚園のころ、まったくといっていいほど絵を描くということに興味を示しませんでした。わたしも強要しなかったため、小学校入学当時の絵は3歳程度?のもの。しかし、授業で先生の指導を受けるようになって、見る見るうちにまともな?絵になっていきました。親としては喜ぶべきことなのかもしれませんが、何か型にはまったものになってしまったような気がして、内心残念にも思っています。

感性を共有し、技術的なことはアドバイスする(ゆみぷん)

子どもの絵は、その子の心の状態を表しています。どんなことに心を動かしたのか? 何を表したかったのか? また、出てくるものやその扱い、位置や色などで、心の中をのぞくことができます。何か言ってあげるとしたら、その子の感じたことを受け止めて、共有してあげることではないかと思います。よく、「上手」という言葉を耳にしますが、わたしは上手、下手という意識で子どもの絵に触れたことはありません。また、ほんのちょっとしたアドバイスで、より表現が豊かに出てくることもあるので(たとえば、筆の水が多すぎるために紙の上で思うように描けない、というときは、絵の具がついたままでもいいから、布に筆を軽くのせて水分を取ってあげると、紙の上で絵の具が流れないなど、大人にとっては当たり前のようでも、子どもは見逃している困難なこと)、本当はこうしたいけれどなかなかできない、と思っているところに気付いてあげることも、時には必要だと思います。

自由に描くことを尊重する姿勢が学校にはない?(しょうっち)

わたしは絵を描くのが大好きでした。でも描かなくなってしまったのは、申し訳ないけど小学校のせいだと思っています。やはり大人が見て、うまい子の絵が評価されるからです。それは子どもごころに、自分は下手なんだという気持ちにさせられたのではと思っています。自分の子どもには、好きな色を使って好きなように描かせたい、と思っているのですが、やはり学校の影響からか、空はこんな色、木はこんな色、と、決まりきったことを言い出しました。好きなように好きな形で好きな色で描くことは、幼稚園ではできないのでしょうか? せめて、親としては、通信簿に踊らされないように、好きなものを描かせるようにしています。

わたしの個性を尊重してくれた美術の三浦先生(sasayuri)

わたしが中学校の時の美術の三浦先生は、課題にばか正直に取り組まなかったわたしの絵でも認めてくれて、なぜか「よく描けた絵」として、教室に張り出す1枚に選んでくださいました。その時の課題は、向かい合った友人を描くというものでしたが、わたしは彼女の目が印象的だったので、周りの生徒がそうしたように彼女の全身を画用紙の中に小さく入れるのではなく、めいっぱい顔をアップに描きました。今でもわたしが絵を描きたい、絵って楽しい、と思う気持ちを持ち続けているのは、その時の体験のおかげ。感謝しています。

描くものすべてに夢がいっぱい(はるたいママ)

子どものクリエーティビティ、進歩には本当に舌を巻くばかりです。わたしは、子どもの絵に関しては一度も干渉したことがありません。娘は保育園育ちなので、絵を描くことが多く、年上のお姉さんたちの絵を見よう見まねで習ったのか、とても絵が好きで上手になりました。うまくても下手でも、とにかく「よくがんばって描いたね、もっと描いてね」と励ます言葉だけを言います。人魚、女の子、海……どれにも彼女の夢が詰まっています。ちょっと困るのは、ひらがなと数字が、全部鏡文字、左右対称で逆になっていること。でもこれも、小学校に入ったら直るだろう、とあまり言わないようにしています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

描くことは心を解放すること

奥沢すずめさんから「ものを見ること」の大切にするという大事なご意見をもらいました。ものを見て、それを表現方法としては、絵を描くという手段にこだわる必要はないですね。ちなみにオレは絵を描くことは見ることと同じだと思ってます。そして見ることは心を解放するということだとも思います。

またにゃんちゅーさんの絵を描き終わった後に話をするということもいいですね。話をすることでさらに表現したいことを引き出したり、描きたかった気持ちを共有することができますね。

今週は「子ども」という切り口でしたが、ワークショップには親子で参加してもらうことも多いので、子どもと大人の絵を同じだけ見ていて感じることは、納得するポイントの違いです。

よく大人が「ここで描くのを止めておけばいい絵なのに」という瞬間があるのですが、子どもはそこをらくらくと超えて、ぐちゃぐちゃしてしまうことがあります。確かにコンクールに出すのならば、それがいいかもしれませんが、子どもの絵はうまさよりエネルギーからくる迫力が大事。子どもの納得のいくポイント、エネルギーを出し切るまでのところを見てあげてください。

しかしワークショップを行っていて強く感じるのは「子どもはすごい」といわれる一方での大人のパワーです。大人が自分の心のふたをあけて絵に取り組んだ時のすごさには驚かされます。子どもより人生を経験している分、深みが出て、うまい下手にかかわらず、芸術といえる作品がどんどん誕生するのです。ぜひみなさんも子どもとは言わず、絵を描くことを楽しんでください。

ロコサトシ

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