

良い時代になるに決まってるじゃん(かなぴー・東京・既婚・26歳)
これから時代はどんどん良くなる! そう思わないでどうするのでしょう。増々悪い時代になるって思ってて、幸せですか?周りにはわたしたちの子どもの頃みたいに、親切で助け合う人たちは確かに少なくなった。自分勝手な人も増えた。テレビをつければ暗い事件・事故。悪化する一方の世界情勢に、下がりっぱなしの総理大臣支持率。そんなくらーいところばかりを見て、悪い時代だって感じるのは、自分では何もできないマイナス指向な人じゃないでしょうか。わたしは女子大生就職難の中、やっと就職。不況で苦しいと言われても、わたし自身は新しく会社に入って仕事がすっごく楽しかった。結婚もして、DINKSが楽しくて、平日は深夜まで働き、週末も休むことなく遊びに出掛けて。毎日楽しかったですよ。子どもが生まれてからはこの子が楽しく暮らせるように、もっとがんばろうと思う毎日です。初めての育児も不安より期待でいっぱい。毎日が新しいことの連続です。自分が昔より悪い感じがするのは、時代のせいなんかじゃないと思います。
わたしの周囲に関しては、確実に良くなっている。(とびうお・神戸・既婚・35歳)
たかだかわたしの経験している時代に過ぎないけれど、昔は、父親が子どもを殴るのは当たり前だった。昔は、母親が働いて収入を得ようとしたら、「家のことをすべてやってから。家族の協力を求めるなど筋違い」だった。昔は、「学級会」は、クラスメートの落ち度をあげつらう弾劾裁判だった。なぜあんなものが担任教諭公認のもとで平然と行われていたのか、今考えると身震いがする。昔は、「授業中歩き回る子」は、ただの鼻つまみ者だった。LDやADHDという概念もなかった。昔は、給食を残すことは決して許されなかった(当然、あらかじめ少なめに盛ってもらうことなど不可)。5時間目になっても、お皿を前にがんばっている子は珍しくなかった。時代と共に人の意識も変わり、家庭・学校・地域がどんなに息のしやすい場所になったことか。少なくとも、わたしの周囲に関しては、確実に良くなっている。これからも良くなっていくと思う。
よく見てみると(miway)
現在の仕事柄、国の施策や予算内容について知る機会が多いのですが、その内容は「ふむふむ。わたしたちが憂えていることくらいはとっくに国はやっているのね」と安心できるものが多いです。もちろん「人の集団」でやることなので、間違っていることや忘れていることもあると思いますが、多分、新聞ニュースレベルでわたしたちが「間違い」を知る以前に、訂正追加されているものが多いのだろうなぁ、とも思うことのできる内容です。かたや、自分の子どもやそのまわりのお友だちを見ていると、確かに落ち着きはなかったりするけれど、とても優しかったり自分たちでなんとかしようとしていたりもします。もちろんしつけは大切だけど、人間としての基本はきちんと持って産まれてきているなぁ、と思えます。わたしもお先が暗いなぁ、と思っていた時期がありました。でも、そんなふうに批判だけしているのではなく、よーくいろいろまわりを見てみると安心できたり明るく思えたりする材料も多い。あとはみなさんの言う通り、個人個人の一歩一歩だなぁ、とホントに思います。自分自身を含めて。
自分なりの生き方ができるかも(himetaro)
なにをもって「良くなる」と思うのかは、人それぞれ。ただ、一般的には賃金はさらに下がるだろうし、就職もなかなかできなくなるだろう。つまりはお金をかけずに生きていける強さを持たねばならないと思う。そろそろ「物余り社会」から脱するよい機会。常にシンプルに暮らしたいとわたしは願っている、ひそやかな夢もある、それを10年くらいのうちに実現したい。
希望はある(misatoH)
今これまで常識と思われていたことが、いろいろと壊れていますよね。抽象的ですが、「終身雇用」とか「女は家庭」とか「学歴」とか、ある意味安定はなくなるかもしれないけれど、個々人の意志や人生を尊重し、男女が今よりうまく共存できる時代が来ると思う。期待も込めて。また、才能のある若い人も多い。宇多田ヒカルや、元ちとせなど、若くして自分の世界を持って歌える歌手や、伝統芸能をうまく自分なりにアレンジできる人もいる。ポリシーを持って農業やボランティアに従事する人もいる。わたしの若い頃は、学歴、大企業、都会、流行……、みんな同じ方を向いていた。すべてが良くなるとは思わないが、そう悪い時代になるとは思わない。

若者に失望(ナース・東京・既婚・28歳)
いま若者から指示されている、浜崎あゆみの曲って絶望的な曲ばかりですね。若者が将来に希望を持っていないし、それを変えようと頑張っている人が少ない。あゆの曲自体は、一つの気持ちの描写として受け入れられる部分もあるし、彼女はとびきりのセンスを持っていると思う。でも、彼女の歌の中に頻繁に出てくる「自分らしく」って言葉を「周りの状況を顧みず、好き勝手に」と吐き違えている人が多すぎると思う。そんな若者が増殖してしまったことに、失望しています。
失った10年のつけが日本人に確実にくる(Kaz)
東南アジアのシンガポールに留学して生活しているわたしが実感した思いです。シンガポールではアジア各国からの留学生が第二言語の英語、中国語を使ってアグレッシブに勉強やビジネスをしています。夜、10時過ぎに夜間コースの授業が終わる時間、バスや電車の中は厚い講義テキストを抱えた社会人ローカルを本当に多数、見かけます。日本でも最近、夜間に大学院やビジネススクールに通う人が多くなったようですが、こちらでは当たり前のように社会人になっても自分でキャリアアップのために、資格や学位の取得のための勉強を続けている人が多くいます。わたしはその光景を目の当たりにしたときに、「日本はやばい……」と感じました。極端なことを言ったら、30年後には中国に日系企業がぺこぺこブロークン中国語でご用聞き営業をするようになったりして……。何よりもわたし個人が10年前から危機感を感じている点は、日本人は「愛国心」が若い人に継承されていない、ということ。それと教育改革が本当に遅すぎる。これは相当大きな国益を日本人は損なっていると思っています。

自分でしっかり選択しなければ(ビューラー)
職探しをしていろんな会社を回るたびに思うことがあります。それは福利厚生、休日がまともに記載もされていないし、聞いてもあやふやにしてくることです。教育を受けた後に待つものがこれなのか、と思うと絶望でいっぱいです。けれど、こんな会社ばかりでもないと思います。自分がしっかり自分の経験で感じて選択していかなければ悪い方向に流されると感じます。携帯のCMを見ていると、CMだから笑えるけど携帯の扱い方にしてもかなり人の気を害するようなことを平気でやっている世の中があると感じます。人間らしい生活ができる社会になるように変えていきたいです。
そんな単純なもんじゃない!(いまいくん・埼玉・既婚・39歳)
中谷氏の言う「『時代は悪くなる』と見る人は、変化を嫌う抵抗勢力である」という意見には納得しかねる。そんな単純なもんじゃない! じゃあ、バブル真っ盛りで個人も企業もイケイケドンドンで突っ走ってた頃に「時代は悪くなる」と正確に予測してた人間も、「変化を嫌う抵抗勢力」なのだろうか。
地方の時代かな?(かすたーどくりーむ・兵庫・既婚・33歳)
わたしは故郷を出て4年になります。実家(岡山)に帰ると自然に地方紙を読みます。この連休に気がついたことなのですが、今まで都会に向かっていた記事ばかりだったのが、変わったような気がしたのです。地元の良さを伸ばして行こう! といった勢いみたいなものを感じたのです。外に出てみて初めて、故郷の良さがわかってきたので、余計にそう感じるのかもしれません。みんながみんな同じ方向を向いているのが幸せではないとわたし自身も気がつき始めたのかもしれません。
自分の20代の頃って(巽・大阪・未婚・41歳)
わたしが20代だった頃は、バブルの絶頂期。みんな「ダサい」という言葉で人を批判することで、自分はそうじゃないとアピールするのに必死で、リッチな生活にあこがれて身の丈に合わないマテリアルを揃えようとしていました。道を聞こうとしただけでおのぼりさん扱いされたり。いまの若い世代は、いいとこばかりでもないですが、少なくともあの頃の若者よりはナイーブで、公衆マナーがなってないと言われつつも他人への配慮はあると思いますよ。夢のために貧乏暮らしをするのもいとわないじゃないですか。わたしたちは夢よりお金ってクチでしたからね。セクハラだってそれが悪いことだという意識はずっと浸透しましたし。現実を見ない楽観は困るけれど、昔よりなにもかも悪いとは言えません。
良くしなければ……(きのしたいくみ)
ゴールデンウィークに家族で道内のリゾート開発されたところに行ってきました。わたしがOL時代に良く遊びに行った所でした。バブルの時代はとても華やかで賑わっていたのですが、今はなんだかとってもさびれてしまった感じで、あんなにキレイで立派だった建物も、補修する予算もないんでしょうね。アチコチ傷みが目立って、まさにバブルの残骸というか……。こういうのを見ると、人間のしたことって良かったのか悪かったのかと思ってしまいます。今までしてきたことが、これからの時代に重いツケをまわしている気がします。だからこれからが良くなるのかということを考えると,良くしなくちゃいけない。でも、「できるのか、人間たち?」って感じですかね。

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